Imagen4の生成力、普通にヤバい。
— 伊藤貴將 (Takamasa Ito) (@takamasa045) May 21, 2025
Veo2も動きキレてて十分すごいんだけど… その上で発表されたVeo3、次元が違う感がすごい。
これはもう、「AI映像表現の壁を1枚突き破った」レベル。
FLOW × Veo3 × Imagen4
この組み合わせ、完全に画像・動画・音声系ベンダーをかっさらう気マンマンでしょ。… https://t.co/xjKZFMW5Ac pic.twitter.com/Gf5jxYaVJK
劇場版映画も複雑なプロンプトなしに生成可能とVeo3が話題騒然ですが、ひと世代前の生成AIはコスパで勝負します。
Googleアカウントがあればすぐに使い始められ、インストール不要。
高品質な4K映像を生成してくれて、おまけにいくら動画を生成しても無料・・・という夢のようなサービスが、Googleが提供する最新の動画生成AI「Veo2」。Veo2を使えば、動画編集スキルがなくてもプロ品質の映像を簡単に作れます!
Veo2とは?
Veo2は、Google AI Studioで提供されている最新の動画生成AIサービスです。現在はベータ版として無料公開されており、課金やクレジット制も導入されていません。
テキストや画像を入力するだけで、商業広告やプレゼンテーションに最適な4K映像を自動生成してくれるのが最大の魅力。
生成された動画は、商用利用も可能で、Googleの利用規約にも「ご自身の裁量で利用可能」と明記されています。
Veo2の基本的な使い方|5ステップで完了!
Google AI Studioにログイン(公式ページはこちら)

初めての人は左メニューから「Generate Media」をクリックすると画面中央にveoとあるのでクリック。

するとVeo2の編集画面に切り替わります。

「Video Gen」からVeo2を選択します。
動画を生成する

プロンプト枠内にテキストを入力します。参照画像をアップロードする場合は右にあるアイコンをクリックすると自分のドライブからの選択や、画像のアップロードができます。
今回は画像生成AI「SeaArt」で生成した画像を動画にします。

必要に応じて、プロンプトに例:「黒い猫が夕暮れの街をゆっくり歩く」など、具体的に記述すると精度が上がります。

アップロードできるのは権利がクリアできたものにしましょう。問題なければクリックするとアップロードがはじまります。
アップロードした画像を動画にするには長さや比率を設定します(横型・縦型など)

生成には数分かかることもあります。また一日に生成できる動画には制限があります。
「Run」ボタンをクリックして生成開始。生成された動画を確認・保存します。
今回はプロンプトに何も書かずに生成しましたが、水面は波立ち、水面に浮いた折り紙が舞い落ちる様子が動画になりました。出来上がった映像はまさに「プロクオリティ」。
注意点|生成できない内容もある
Googleでは安全性を確保するため、不適切な内容や実在の人物・キャラクターに関する映像の生成は禁止されています。倫理・肖像権・著作権などに配慮された利用が求められます。
チュートリアル動画
プロンプト入力のコツ|精度を高めるテクニック
- 具体性が鍵! 「猫が歩く」より「黒い猫が夕暮れの街をゆっくり歩く」の方が高品質に。
- 画像があるなら、ChatGPTやGeminiに読み込ませてVeo2用プロンプトを生成してもらうのも有効。
- 無料のプロンプト生成サービスを使う
promptoMANIA: AI art community with prompt generator
- イメージやスタイルなどを順番に選択していくことで、自動でプロンプトを作成
- 人物や風景、オブジェクトを多様に表現するプロンプトがかなり豊富に用意されている
- カメラのシーンやフィルムの種類、レンズやぼかしなどの細かいプロンプトも有る
Midjourney Styles and Keywords Reference
- 有志の人々によって作られた、Midjouney用のプロンプトライブラリ
- ジャンルやカテゴリ毎に分けられており、表現方法を一覧で確認できる
- プロンプト作成の上級者の方はもちろん、細かい表現にこだわりたいという方にもおすすめ
- AIと対話しながらプロンプトを作成できるGPT
- プロンプトを作成するだけでなく、作成時のコツなども教えてくれる
- 画像生成だけでなく、文章や動画など幅広いクリエイティブに対応
- 日本語対応に対応しており、Image to Videoにおすすめのツール
- 品質・メイン要素・サブ要素など、それぞれのメニューから好きなものを選ぶだけ
- プロンプトの検索機能もある
Veo2とSoraの違いとは?|2大動画生成AIを徹底比較!
Veo2と並ぶメジャーな動画生成サービスがOpenAIのSora(有料)です。参考までに両者の特徴を比較しました。
項目 | Veo2(Google) | Sora(OpenAI) |
---|---|---|
用途 | 商業広告・プレゼン動画に最適 | SNS用短尺動画に特化 |
解像度 | 最大4K(試験的に720pで提供中) | フルHD程度(軽量で高速) |
生成時間 | 高画質ゆえにやや時間がかかる | リアルタイム出力可、スピード重視 |
動画の長さ | 2分以上の長尺映像も可能 | 20秒程度の短尺が得意 |
インターフェース | Google AI Studio上で操作 | Midjourney風、会話形式で直感的 |
料金 | ベータ版は無料 | Plusプラン(月20ドル)/Proプラン(月200ドル) |
このほかにも「KLING」「Pika」Dream Machine」「Runway」などがあるので興味のある人は試してください。
まとめ|Veo2はこんな人におすすめ
- プレゼンや広告に使える高品質映像を作りたい人
- 編集スキルがなくても映像を作りたい初心者
- 無料で高性能な生成AIを試してみたい方
これから動画AIはますます進化していきます。
ぜひこの機会に、GoogleのVeo2を活用して、あなたのビジネスや作品に“映像の力”をプラスしてみましょう!
※本記事は2025年5月現在の情報に基づいて作成しています。Veo2の仕様は今後変更される可能性があります。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 Google AI Studioが提供する動画生成サービス Veo2 の使い方を書きます。