静止画からトーキングフォト動画を作る HeyGen の使い方

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 HeyGen を書きます。

AIで生成した人物を喋らせたい。でもやり方がわからないという人いませんか。

画像生成AIの技術はどんどん進化しています。

動画を撮影しなくても写真と原稿さえあればAIが喋るアバターを作ることができます。

この記事ではグラビア画像のような人物画像を喋らせる動画が簡単に作れるサービスHeyGenを紹介します。

トーキングフォト サービス HeyGen の使い方

生成した美女をアバターのように喋らせる人が増えています。

用意した原稿をアバターに代読させるトーキングフォト サービスの一つがHeyGent(ヘイジュン)です。

HeyGenを使うと、解説動画などのガイド役をアバターにまかせることができるので、動画のクオリティも上がります。

方法は非常に簡単です。

  • HeyGenにアクセスする
  • 生成動画の画像サイズを選択する
  • モデルとなる画像を読み込ませる
  • 日本語『Japanese』を選択する
  • 喋らせたい言葉を入力する
  • 生成ボタンをクリック

以上です。

以上のような作品ができます。

HeyGen とは

1枚の写真と音声データがあれば、その音声から口の形を推定し、アニメーションさせるというもの

デメリットは

  • 無料で試作できるのが一枚だけ
  • 有償版は月もしくは年額のサブスクリプションであるためライトユーザーには使いにくい

という点です。

出力した品質についてもレビューが寄せられています
1. 発音は外国人訛り。英語から日本語の音声出力が苦手 2. 生成に30分前後の時間がかかる 3. アップロードする動画は、スピーカーが静止してカメラを2分前後見つめる必要があり万能ではない

はっきり言って個人ユーザーというよりもビジネス向けのサービスです。

インストール方法

公式サイトをひらきます。

まず最初にアカウントを作成します。一番右上にある[SignUp]をクリックします。

アカウント登録はメールアドレスやGoogle アカウントなどの方法があります。

Googleから連携します。

登録が終わると最初のホーム画面に切り替わります。

ここからHeyGen の登録手続きを行います。英文で書かれた5項目の質問に答えます。

質問から、HeyGen は企業向けの簡単動画作成サービスを志向していることがわかります。

HeyGen の使い方

質問に答え終わるとホーム画面に切り替わります。

左に[ホーム][テンプレート][アバター][ビデオ][アセット]とあります。

例えば[アバター]を選択すると上記のようなアバターが表示されます。

同じ人でも服違いとかのバリエーションがあり、その数は117になります。

好みのアバターを選んでテキストを入力するとそのテキスト通りに喋らせることができます。

  • [トーキングフォト]はプロンプトを打ってアバター画像を生成してもらう機能です。
  • [アバターライト]は背景にオフィスや風景などのイメージ写真が出てきます。
  • [アップロードトーキングフォト]は好みの写真をアップロードしてアパターにできる機能です。

二段目の[テンプレート]は、各種雛形が選べるサービスです。

[テンプレート]では、あらかじめデザインされた背景にアバターが配置されています。

こちらはニュース風や商品解説風となっていて、好みの動画の雛形として使えそうです。

言語設定は日本語も用意されています。

使い方はこちらの動画の3分あたりからでわかりやすくまとめられています。

生成した画像はアップロードする段階で生成した時間によりクレジットに換算されます。

実行するとクレジットが消費されます。

HeyGen では1クレジット=1分のビデオが生成できます。

無償版では1分の動画を一回だけ生成できます。さらに利用する場合は有償になります。

後でも書きますが、機能を習熟したいのなら、出来上がった動画をダウンロードしないこと。

ダウンロードした段階で課金されるからです。

なので、無償版に付与されたクレジットの中でダウンロードせずに練習を繰り返すのがコストをかけずに習熟する秘訣です。

有償版はサブスクです。価格は最低でも月24ドルです。

解約手続き

HeyGenは設定(Setting)から解約ができます。

AIに生成させた画像を喋らせる

自分の顔写真が一枚あれば、HeyGenでショート動画も作れます。

リアルな写真だけでなく、生成画像を使って作ることもできるので、素顔がNGな人やキャラクターに喋らせたい人にも便利です。

実写風の人物画像のほかにイラスト風のキャラクターもアップロードできますが、AIが人物画像として判読できない場合もあるので注意しましょう。

左のサイドバーにある[Avatar]から使いたい画像ファイルを選択してアップロードします。

[MyAvatar][TalkingPhoto]にアップロードした画像がアバターとして登録されました。

アバターの右上の「…」をクリックして、[Edit avotar]をクリックします。

さらに、アバターを丸枠の中に入れたい場合は[Circle]:円、[Square]:四角なども選択できます。

今回は、[Original]:元画像 を選択します。

言語を「日本語」に変更します。すると[AI Voice]のページに切り替わり、人数や男女などの選択ができます。

声優が決まったら[Select]をクリック、[Save as New]をクリックして保存します。

[TalkingPhoto]をクリックして、画像右上の「▶」から[Portrait]をクリックします。

入力枠に日本語で喋らせたいテキストを入力します。

[Play Scripts]をクリックして入力結果を音声で再生し、確認します。

設定が終わったら、[Submit]をクリックします。

トーキングフォト動画をダウンロードするには、[Download Orijinal Video]をクリックします。

クレジットはこの時点で消費されるので、問題があるならば[Download Orijinal Video]までに解決させておきましょう。

ChatGPTと連携する

HeyGenは、2023年6月からChatGPTプラグインに追加されたことから、ChatGPTから最新のAIアバターをつくって公開することもできます。

簡単にブログ記事やツイートをナレーション動画にするには以下の三つが必要です。

  • ChatGPT課金(2600円)
  • プラグイン「Hyegen」
  • プラグイン「Link Reader」

手順は次の通り。そのまま「〇〇を動画にしてください。heygenを使って」と書くのが基本です。

ChatGPTを起動して2つのプラグインをONにします。

指示文の例「以下の記事の内容を要約してHeyGenで動画作成してください。面白そうな部分はイントネーションを変えてください。(記事URL)」

アバターにナレーションしてもらいたい記事のURLをChatGPTから読み込ませ、Link Readerを使って要約してもらいます。

HeyGenが自動起動してURLに動画を生成して書き出します。

そのほかのトーキングフォト サービス

トーキングアニメツールの価格が微妙だなと感じたら、競合サービスと比較してみましょう。

「Synthesia」「Murf AI」「Fliki」「Descript」など自分に合ったサービスが見つかるかもしれません。

まとめ

Canva上でHeyGenを使えるようになりました。

解説系の動画制作やプレゼンテーションの制作にはアバター活用が超便利です。

先日こんなポストを上げました。

トーキングフォトの便利な点は

  • コストや権利を気にする必要がない
  • 自分が納得するまで作り直しができる

などです。

これから普及していくであろう技術なので早めに使い倒したいものですよね。

HeyGen に関するよくある質問

作成した画像は商用利用できますか
作成したビデオの使用や配布に制限はありません。
Chromeの拡張機能を追加する方法
HeyGenはGoogle Chromeブラウザー用にHeyGen liteバージョンを開発しました。このリンクをクリックすることで追加できます。