最近安定して運用できていたDavinci Resolve ですが、たまにトラブルが起きます。
Davinci Resolve を起動したらこんなメッセージが現れて困ったことってありませんか。
その原因はたいていパソコンの環境によるものが多いと言われます。
でも英語でエラーが返ってくるとビビりますよね。今日はその解決策をご案内します。
CUDAとはOpenGLといわれても何のことやら
中止を押すとソフトはリセット、横にある[コンフィギュレーションをアップデート]と言われても何のことか分かりません。
“DaVinci Resolve could not find any OpenCL capable GPUs. Would you like to review and update your DaVinci Resolve Hardware Configuration?”というエラーメッセージが出てくる場合には、環境設定を開くことができます。「コンフィギュレーションをアップデート(Update Configuration)」を押しましょう。
DaVinci Resolveが立ち上がらない、インストールできないときに試してみたい7項目 | Vook(ヴック)
OpenCLと指定することでちゃんと起動する可能性があります。という答えです。
しかし、この際GPUまわりをしっかりセットアップした方がリスクは減ります。
GeForceシリーズを使っている場合にはデスクトップを右クリックし、[NVIDIAコントロールパネル]を開きます。
注意して欲しいのは画面右側の「ドライバーのバージョン」と「ドライバータイプ」です。Davinci Resolveからエラーを返された私のドライバータイプはStandardと表記されています。
本来ならば最新版のDCHを選ぶべきところが、一世代前の[標準]が選択されているところに問題がありそうです。
そこで、GeForceシリーズの製造元であるNVIDEAから最新のドライバーをダウンロードすることにしました。
最新のドライバーをダウンロード
NVIDEAのドライバーはゲーム用のGame Readyドライバと、Studioドライバーの二種類があります。
私のパソコンは、ゲーミングとは言いますが、動画編集しか行わない環境なのでStudioドライバーをダウンロードします。
公式ページからドライバーダウンロードを開き、必要な項目を埋めます。ダウンロードタイプは「スタジオドライバー」とします。
ダウンロードには少し時間がかかりましたが、パソコンの更新はあっという間に終わります。
[NVIDIAコントロールパネル]を開くと、ドライバータイプはDCHに変わりました。改めてDavinci を起動すると、困ったメッセージは現れず問題なく動くようになりました。
まとめ
DaVinci Resolveを使うなら、Game Readyドライバーではなく、Studioドライバーを使う方があらゆる面において賢明だといいます。
「プレビューモニターに映像が表示されなかった」というケースが、ドライバーを入れ直して解決したという事例も聞きました。
パフォーマンスが大きく向上するほか、トラブル対策にもなるとのこと。
書き出したファイルの映像にブロックノイズが発生する
NVIDIA GPUを使うならNVIDIA Studioドライバーを入れましょう【DaVinci Resolve質問箱】 | Vook(ヴック)
書き出しの途中でDaVinci Resolveがクラッシュする
書き出しの際、CPUとGPUの使用率が著しく低く、書き出しに時間がかかる
書き出しのオプションにH.265が出てこない
NVIDIA GPUがCUDAではなくOpenCLとして認識される
お困りの方はお試しくださってみてはいかがでしょうか。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 メッセージ を書きます。