地図上の目的地など、円を使った簡単な図形もDaVinci Resolve18で作ることができます。
価格表示などのコールアウトアニメーションのパーツとしても使える汎用性の高いデザインです。
円形の標識と コールアウト の作り方
まず外側の輪を作ります。
[Fusion]ページの使い方が不慣れな人は下記のチュートリアルでおさらいするといいです。初心者がまず見る Fusionチュートリアル動画 4選 | ぶいろぐ
[BackGround]ノードと[Ellipse]ノードを使ってベタ塗りの円を作ります。インスペクタの[Solid]のチェックを外します。
すると円が透明になります。
次に[Border Width]の値をスライドバーを動かすと、それまで見えていなかった輪郭線の幅が広がり、中空の円が出来上がります。
内側の丸の作り方
[BackGround]ノードと[Ellipse]ノードを使ってベタ塗りの円を作ります。この円を使って中空の円の中に配置するベタ塗りの円を作ります。 [MediaOut]との間に[Marge]ノードを挟み、中空の円の[BackGround]ノードと結びます。
外側の輪との間に空間を開けるため、内側の丸を小さくします。
円の斜め横の輪郭線をクリックすることで拡大縮小ができます。(上下左右の輪郭線をクリックすると楕円に変形するので注意)
二つの円が重なったオブジェクトが出来上がります。
重なったオブジェクトのサイズを変える
二つの円を均一にサイズを変えるには[Transform]を [MediaOut] の間に挟み、[Transform]で調整します。
[Transform]ノードのサイズを変えることで二つの円をそろえて拡大縮小することができます。任意の大きさに縮小すれば出来上がりです。
コールアウトをつくる
コールアウトにつかう線のアニメーションを作ります。
[Background]と[Paint]を[Madiaout]の間に挟みます。 [Paint]ノードから[PolylineStroke]を選択肢、線を引きます。背景を透過させるため色のatphaの値を0にします。
BrushControlのBrush Shapeは二番目の丸を選び、TableSettingsのスライダーを調整して線幅を任意のサイズにします。
[Stroke Controls]の[Write On]のスライダーをキーフレームを打ちながらタイムラインに調整します。線が伸びるコールアウトができあがりました。
まとめ
コールアウトはFusionタイトルのテンプレートとしても実装されています。
自分で作ることもできるので挑戦してみてください。
ノードごとにアニメーションの設定をすることができるのでいろいろ調整すると面白い効果が生まれます。
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