初心者がDaVinci Resolve17を難しいなと感じる理由は大きく二つの要因があります。
一つはFusion。もう一つはColor(カラー)です。
Colorは手順がわかれば使えるようになるのでチャレンジしてみましょう。
カラー ページの使い方
ノードを右クリックしてウィンドウを開き、シリアルノード追加します。Alt+sでも追加できます。
タイムラインからカットを選択します。
画像の明るさや色調を確認します。
確認するには、右下のスコープを使います。
パレートと呼ばれる赤緑青の波形が表示されています。
波形とは画面の明るさを表しています。
まず明るさだけに絞り込んで確認するため、波形の横にあるマークからYを押します。Yは輝度のことです。カラー表示はオフにします。
すると画面の明暗情報が波形となって表示されます。
この明暗は、モニターの明暗を反映しています。
まず輝度を調整します。輝度とは明るさのこと。
画面を明るくするには、
リフトとガンマ、ゲインの値を変えることで行います。
まず円環の下にあるマスターホイールを右に動かしゲインを上げます。
次にリフトを同様に下に下げます。
波形が上下に広がります。
スコープの上限は1023。これ以上上はない白です。下限は0。これ以下はない黒です。
幅が広くなったことで映像のコントラストがついて見えるようになりました。
上限と下限の範囲内で値を調整します。
次に色を見ます。
RGBに切り替えカラー表示にチェックを入れます。
波形がモノクロからカラーに変わりました。
一部の色が上に突出しています。
突出した色が画面に影響を与えるので、下に下げて平準化します。
平準化するには、プライマリーバーを使います。
「ゲインの赤を上げ下げする」ように数値を調整します。
基準とするのは画面の白い部分です。白い部分は色の変化画家見やすいので基準にしやすいのです。
ゲインの調整からはじめ、ガンマ、リフトと調整します。
平準化することでバランスの取れた見た目になりました。
次にログを開きます。
円環の配置が似ていることからプライマリーホイールと間違えやすいかも
しれませんが、機能は違います。
シャドウ、ミッドトーン、ハイライト、オフセットとあるようにログは特定した部分だけ調整することができます。
プライマリーホイールは全体が連動しましたが、ログは特定部分だけを調整することができるのが特徴です。
ざっくりとした色補正ができました。
まとめ
カラーにはもう一つカーブという機能があります。
画像に映った対象をそれぞれ細かく調整したい場合などに使われます。
カーブ機能はPhotoshopの色調補正・トーンカーブに似た機能を持っています。