DaVinci Resolve17でテキストを縦書き表示は標準装着されていません。
なので、インスペクタから個別に調整する必要があります。
ポイントは以下の二点です。
- DirectionをTopDownにする。
- Line DirectionをDown-Up or Right-Leftにする
解決!縦書きテロップの作り方【DaVinci Resolve】 | ぶいろぐ
今回は、縦書きに変換したテロップに鼓動のような動きを付けたテキストアニメーションの作り方を紹介します。
ドキドキする 鼓動 のようなテキストアニメーション
テキストが鼓動するように見せるには、テキストのサイズを周期的に変えたり、ぼかし効果を付けたりして作ります。
エディットページで準備
背景色をジェネレーターの[単色]から、テキストを[Text+]からそれぞれタイムラインに並べます。
インスペクタの下の方にある[Direction]を[TopDown]にします。
これで横書き表記が縦書き表記になりました。
ただし、このままでは入力や配置をする場合文頭部分の並びが良くないので、頭をそろえるため[Line Direction]を[Down-Up or Right-Left]にします。
これで縦書き表記はOKです。
Fusionページでインスペクターを調整する
アニメーションを付けるには、テキストを選択し、[Fusion]ページに移動します。
インスペクタの[Shading]を表示させ、[Softness]の値を調整します。
どちらかの値を周期的に拡大縮小させれば鼓動のようなアニメーションになります。縦並びのテロップにはX軸の値を変化させるといいでしょう。
まず、タイムラインを0にしてXの右側にあるダイヤマークをクリックしてオレンジにします。次にタイムラインの数値を10増やして、Xの値を10にします。以降10→0→10と繰り返します。
タイムライン上にキーフレームの跡が残りました。
エディットページに戻って再生してみましょう。
これで完成です。
まとめ
文字の揺らし方は、エフェクトライブラリーの[Tools]の中から[blur]をくわえたりする方法もあります。好みの方法を試してみましょう。
なお、試写してみてキーフレームの調整が必要になったら、[スプライン]をクリックすることで折れ線グラフのような見た目の[スプラインエディター]を起動させることで視覚的にキーフレームの調整ができます。
独立して稼げる動画クリエイターを目指すなら映像制作と実務案件を通して学べるスクールがあります