DJI Osmo Pocket 3は、ポケットサイズのジンバルカメラとしてプロフェッショナルな映像撮影が可能な優れたデバイスです。コンパクトなボディに多彩な機能を詰め込んでおり、特にVloggerやクリエイターにとって魅力的な選択肢です。この記事では、Osmo Pocket 3の主要なメリットとデメリットについて詳しく解説します。
メリット
1. コンパクトなデザインと高性能なジンバル
• ポケットに収まる小型サイズながら、強力な3軸ジンバルを搭載。手ブレを抑えた滑らかな映像を簡単に撮影可能。
• 軽量で携帯性が高く、旅行や日常の撮影に最適です。
2. 優れた音声収録機能
• 32ビットフロート録音に対応したDJIワイヤレスマイク(クリエイターズコンボで付属)が付属。音割れの心配がなく、クリアな音声収録が可能。
• 内蔵マイクも性能が向上しており、シンプルなセットアップで高音質の収録が可能。
3. 多様な撮影モード
• タイムラプス、ハイパーラプス、モーションラプスといった撮影モードが充実。撮影シーンに応じた選択が可能で、クリエイティブな映像表現が可能。
• ビガンモード(美肌補正)を活用することで、人物撮影にも対応。
4. USBカメラとしても利用可能
• Webカメラとしても活用でき、フェイストラッキング機能を利用したオンライン会議や配信に便利。
5. アプリ連携での便利な編集
• DJI Mimoで詳細な設定が可能。
• LightCutアプリで手軽に映像編集。テンプレートを使って、旅行先でも簡単にプロ並みの動画を作成・共有できます。
デメリット
1. アクセサリー依存
• 拡張ハンドルやワイヤレスマイクなど、機能をフルに活用するには追加アクセサリーが必要です。
• クリエイターズコンボで購入すると割高になる可能性があります。
2. 低照度撮影の課題
• 低照度モードは強力ですが、一般的な夜景撮影では通常モードの方が自然な映像になる場合もあり、設定の切り替えが必要。
3. ジンバルの回転制限
• 左右のジンバル角度に制限があり、一部のシーンでは工夫が必要です(例:モーションラプス時の構図変更)。
4. アプリでの操作性
• DJI MimoやLightCutアプリは便利ですが、細かい編集にはPCソフトウェアが必要になるため、出先での完全な編集には向いていない場合があります。
5. バッテリー運用の注意点
• バッテリーとハンドルの充電順序が異なるため、充電管理に注意が必要です。
総評
Osmo Pocket 3は、その小型サイズに反する多機能さと高性能を持ち、特にVlogや旅行映像の撮影に適したカメラです。一方で、アクセサリーや設定の最適化が重要となる場面が多く、用途に応じた使いこなしが求められます。初心者でも簡単に高品質な映像を作成できる反面、プロフェッショナル用途にも十分対応できるポテンシャルを秘めた製品です。
ぜひ、これらのポイントを参考に購入や活用を検討してみてください!
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 DJI Osmo Pocket 3 を書きます。