幕が開くような感じで左から右に テキストをアニメーション 表示させたい時ってありませんか。
DaVinci Resolve18では[Text+]でつくったテキストをアニメーションさせてつくります。
左から右に テキストをアニメーション させる手順
2022年4月DaVinci Resolveは18にメジャーバージョンアップされました。
操作方法は変わりません。
タイムラインに表示させたいテキストを[TEXT+]を使って書きます。
書いたテキストを指定したまま画面右上にある[インスペクタ]をクリックします。
すると編集画面が現れるので[Settings]画面を開きます。
テキストを徐々に出現させるには、[クロップ]という機能を使います。
[クロップ]とは画面の上下左右を黒い帯のようなもので見えなくする機能です。サイズを自在に変えることができるので、このクロップをテキストの上に置けばテキストの現れ方を変えることができます。
まず最初に出現させたい位置までシークバーを移動します。
[クロップ]の[右クロップ]の値を最大にするため、右端までもっていき、ダイヤのマークを押してキーフレームを打ちます。黒味の幅がマックスになることで、下に置いたテキストが全面見えなくなりました。
キーフレームが打たれたかどうかは、タイムライン上のクリップのダイヤマークを押すことで確認できます。
次に、シークバーを、テキストが出現し終わる位置まで移動し、[クロップ]を移動します。
今度は[右クロップ]をゼロにします。
こうすることで黒味の幅が最小になります。
キーフレームは自動的に打たれます。
修正したければタイムライン上の修正したいキーフレームを[BackSpace]を押して消します。
以上で作業は終了です。
アニメーションをソフトに表示させたい場合
アニメーションの表示がクリアに変わり過ぎて冷たい印象を感じたときは、濃淡を加えることで滑らかに表示させることができます。
方法は、[クロップの下にある[ソフトネス]を左右どちらかに移動するだけです。
左右方向だけ テキストをアニメーション させる簡単な方法
テキストを左右にアニメーション表示する方法はもう一つあります。
[インスペクタ][Title]の[Write On]を使う方法です。テキストの左右にマスクをかけることができる機能です。
かけたマスクはキーフレームを打つことができるので、文字の出現方法を自在にコントロールしたい場合は便利です。
テキストにアニメーションが付くだけで訴求力が増します。
まとめ
一見単純に見えるテキストアニメーションも、操作方法を組み合わせることで無限の表現ができるようになります。
私も頑張って身に着けていきたいと思います。ぜひ参考にしてください。
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こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 クロップ を書きます。