豊富なテンプレートや機能が手軽に使える動画編集ツール、CapCut。無料版でほとんどの機能が使えるうえ、スマホ版、PC版、Webツール版と三つのプラットフォームから選べるため、多くのユーザーに利用されています。
CapCutには、人物などの被写体の背景を色付きにしたり透明にする機能があります。本記事では、PC版CapCutでの背景を消す手順について解説します。なお、背景除去は有償版の機能のため、必要に応じてご検討ください。
PC版で背景を消す手順 (有償)
1. 素材を読み込んで、タイムラインにドラッグします。
2. 「背景を削除」をクリックし、「自動削除」にチェックを入れると分析が始まります。
3. 分析が終了すると、背景が削除されますが、黒い背景が表示される状態になります。
注意点: 背景が黒く見えるのは、タイムライン上で切り抜かれた部分の下に何も置かれていないからです。
4. 切り抜かれた素材の下に別の映像を配置すると、透過された部分にその映像が表示されるようになります。
背景に色をつける方法
1. 背景が削除された部分に色を付ける場合、「ベーシック」項目を開き、下にスクロールして「キャンパス」設定を確認します。
2. 「キャンパス」にチェックが入っている状態で、「▼」をクリックして項目を展開します。
3. 背景削除後のキャンパスは「なし」になっていますが、ここを「色」に変更します。
4. カラーパレットが現れるので、お好みの色を選択すると、動画の背景にその色が適用されます。
背景をぼかす方法
人物の背景をぼかしたい場合は、背景削除機能を使用しません。
1. 「エフェクト」画面を開き、「動画エフェクト」内の「レンズ」カテゴリから「スポットブラー」を選び、タイムラインの素材に適用します。
注意点: この操作は間違えやすいので、エフェクトの適用方法に注意してください。
まとめ
PC版CapCutの有償機能を活用することで、動画の背景を簡単に削除したり、背景に色を付けたりすることが可能です。
また、背景をぼかすことでプロフェッショナルな映像表現もできます。操作に慣れるまで注意が必要な点もありますが、基本的なステップを理解することで初心者でも簡単に背景処理が行えます。
用途に合わせて背景削除やエフェクト機能を使い分け、編集の幅を広げてみてください。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 CapCut を書きます。