豊富なテンプレートや機能が手軽に使える動画編集ツール、CapCut。無料版でほとんどの機能が使えるうえ、スマホ版、PC版、Webツール版と三つのプラットフォームから選べるため、多くのユーザーに利用されています。
CapCutはテンプレートも豊富で使いやすい動画編集アプリですが、矢印や図形を自由に描けないのが意外な弱点。
- 「強調したい部分を矢印で示したい」
- 「注目させたい箇所に丸や四角で囲いたい」
そんな時に限って、CapCutには「図形ツール」がありません。
ここではCanvaを使って図形や矢印などを作画し、活用する方法を紹介します。
CapCutで図形を描けない理由と現状の対応策
CapCutには、PowerPointのような「図形」ボタンが存在しません。
そのため、直接動画上に矢印・丸・四角を描くことができません。
したがってかなりのユーザーが苦労しながら編集を行っています。
- 「⚪️(全角丸)」や「■」などの記号をテキスト機能で代用
- ステッカー機能で「矢印風」の画像を探す
- Canvaや他の画像作成ツールを併用する ←最もおすすめ
趣味で動画編集をするならまだしも。業務として動画編集を続けるのであれば時短に繋がる方法を選ぶのが懸命です。
Canvaを使ってCapCutに矢印や図形を入れる方法【初心者OK】
無料デザインツールの**Canva(キャンバ)を使えば、
簡単に「矢印」「図形」「吹き出し」などの素材を作成できます。
以下は手順の流れです。
Step1. Canvaで図形を作成
- Canvaで新しいデザイン(動画用サイズ推奨)を開く
- 左側の「素材」から「矢印」「図形」「吹き出し」などを選択
- 背景を透明にして、図形だけの画像を作成
- 「PNG形式+背景透過」でダウンロード
Step2. CapCutにインポートして使う
- CapCutを開き、「新しいプロジェクト」を作成
- Canvaで作った矢印・図形画像をインポート
- タイムラインに追加し、サイズや位置を調整
- 必要に応じてフェードイン/アウトやアニメーション効果を追加
CapCut初心者でも失敗しないポイント
- Canvaで画像を作るときは背景を必ず「透明」に設定
- 図形の色は動画に合わせて見やすい色を選ぶ
- 「エフェクト」や「アニメーション」を組み合わせるとより自然な仕上がりに
応用:複数の図形を組み合わせてオリジナル演出
Canvaでは複数の図形を重ねてカスタマイズも可能。
たとえば:
- 丸で囲って→矢印で指す→「テキスト」で補足
- フレーム風の四角を使って、人物や商品を強調
こういった演出は、YouTubeやTikTokでも視聴者の理解を助ける重要な要素です。
まとめ|CapCutでは図形ツールは使えないけれど裏技はある!
CapCutは便利な編集ツールですが、図形や矢印などを直接描く機能はありません。
ですが、Canvaなどの無料ツールを使えば、自由自在に図形を使った編集が可能になります。
初心者の方でも、
- Canvaで作成 → CapCutに取り込み というシンプルな流れで、図形を使ったわかりやすい動画演出が実現できます。
スマホ1台でもOK!
CanvaアプリとCapCutアプリの連携だけで、編集の幅がグッと広がります。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 CapCut 図形や矢印を使う方法を書きます。