襖や障子を開け閉めするようにアニメーションする「ワイプエフェクト」。
作り方は【Ae】横にスライドするアニメーションAfter Effectsでご紹介しました。
その応用編です。
ページをめくるようにシェイプの一点をアニメーションさせます。
ただし、長方形のように即席と行くわけにはいかず、少し手間がかかります。
パスの頂点がスライドする シェイプアニメーション の作り方
Ctrl+Nで作った新規コンポジションの上に長方形を描きます。
[長方形ツール]をダブルクリックすると画角いっぱいの長方形が描けます。パスに変換するために作成された長方形パスをベジェパスに変換します。
ベジェパスは[長方形パス]を右クリックし[ベジェパスに変換]をクリックします。
これでパスの頂点を調整できる様になります。
パスの頂点をペンツールを使って移動します。
キーフレームを打って開始点と終了点を設定します。
終了点をベジェパスにできないときは、終了点でいったんパスをリセットしてやり直すとうまくいきます。
一枚目が出来上がったら、そのレイヤーをCtrl+Dでシェイプを複製して色を変えてずらしていきます。
この作業を繰り返して多重にレイヤーが切り替わるアニメーションが出来上がります。
最終画面を透過させる
シェイプが横切り終えて下の文字が現れる場面で使うのが【アルファ反転マット】です。
図形の[トラックマット]を右クリックして開き、[アルファ反転マット・シェイプレイヤー2]を選択するもの。
詳しい作り方は【Ae】横にスライドするアニメーションAfter Effects | ぶいろぐをご覧ください。
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