動画編集に欠かせないのが編集データを格納する記録メディアです。
編集用には速度の速いSSD、データの保存用にはコスパのいい外付け3.5インチHDDがあれば大丈夫です。
撮影用にはどうかというと使えるなら使った方がいいです。
ポータブルSSDが一つあると世界を見る目が変わります。
使える ポータブルSSD SanDisk ポータブルSSD
撮影によく使うカメラには記録媒体であるマイクロSSDが付いています。ところがたまにマイクロSDが壊れることがあります。
カメラに内蔵されたメモリに録画してマイクロSDにコピーしているため、撮影データは守られていますがそれでも不安は残ります。
データバックアップ用に使える商品はないか。後輩のテレビ制作者に相談したところ勧められたのがこの商品「SanDisk ポータブルSSD」です。

正直ポータブルSSDなんて、内蔵されているチップは同じなのでどの商品でもいいかなと思っていたのですが、手渡されたSSDを見て驚きました。

「小さく」「軽い」。そして取っ手がついているのです。
普通よく見る外付けSSDは細長い箱型で角張っています。ところがこのSSDは持ち手がついているため探しやすく、手になじみます。
SanDisk ポータブルSSDの容量は500GB。大きさは縦9.6cm、横4.9cm、厚さ0.8cm。重量は41g。普通の3.5インチHDDの重さが600g近くあることを考えると十分の一の重さです。
この記事を書いてしばらくして、BrackMagicのシネマカメラBMPCC4Kを使うことになりました。

このカメラはRAW動画を撮ることができます。ところがデータが巨大になるため普通のメモリーでは追いつきません。
メモリーの代わりにSSDを使ったところ大幅にメモリー代を節約することができました。
なぜSanDisk ポータブルSSD なのか
撮影現場は条件が厳して場所もあります。バックアップ用のメディアは堅牢で軽いものがベストです。
後輩のテレビ制作者は撮影時のデータバックアップ用によく使うといいます。
プロのカメラマンは撮影終了後、データを試写しながらバックアップをとるのが常識です。したがって、移動する機会が多い撮影現場では、スリムでコンパクトなSSDが重宝されています。

SanDisk ポータブルSSDの魅力は性能もさることながら取り回しのいいデザインにあります。筐体の外装は滑りにくく放熱に適したディンプル加工がされています。
ロケ用品が詰め込まれたバッグの中でも取り扱いがしやすいように取っ手がついているのはわかりやすく便利です。
ポータブルSSDのメリットは大きく二つあります。まず第一に速度が爆速なこと。第二に取り回しが楽なことです。軽くてポータブル。落としても壊れない耐久性です。
普通に撮影した素材ならばSDカード一枚に収まることが多いので、ポータブルSSDは容量ありすぎといってもいいでしょう。
むしろ、こうした大容量のメディアがあると保管場所に悩む必要がなくなります。こうした不安が消えるという心理的な効果の方が大きいのです。

MacBook Air M1とDaVinci Resolve編集の実際
SanDisk ポータブルSSDはユーザーの間でも話題になっています。
メディアの管理のしやすさはどうなのでしょう。メディアストレージとして使う外部SSDの相性、パフォーマンスをSanDisk SSDを使ってレビュー。
使ってわかる安心感
こちらはDTM(デスクトップミュージック)のユーザー評。
私の場合は撮影・編集用に500MBもあればOKです。
これまでは内蔵用のSSDをクレードルに刺してパソコンに使いで使っていましたが、防塵防水でコンパクト。とても軽くてしかも早い。たちまち虜になりました。
価格は500GBで8,980円(Amazon価格)。数年前は128GBで一万円していたはずですから安くなったものです。
私はビジネスユーザーではないので普及品の550MBにしましたが、一秒間に1050MBの超特急SSDも出ています。
さらに高速になった新商品がエクストリームポータブルSSDです。こちらの速度は1050MB/秒。容量は500GB、1TB、2TBの三種類です。
4K以上の編集などが目的だったら選びたい商品です。
転送速度が気になる人はチェックしてみてはいかがでしょうか。

まとめ
- 撮影現場でデータのバックアップ用
- 外出先でノートPCを使った編集用
動画制作でポータブルSSDの使い道は大きく二つにわかれます。ロケ先でのバックアップと編集時の使い勝手です。ともあれSSDはかなりの種類が出回っているので、どれを選んでも大差がないのは事実です。その中で私が選んだのは携帯時の取り回しのしやすさでした。
この商品は軽量でコンパクトなSSDを探している人にはお勧めすることができます。ぜひ一度手に取って選んでみてください。

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 SanDisk SSD を書きます。