今回は、写真に奥行きを加え、立体感のある動画を簡単に作成できるオンラインアプリ「Immersity AI」の使い方をご紹介します。
このツールを使用すると、パララックスアニメーション(擬似的な3D効果)を活用して、写真に動きを加えられます。動画編集スキルや専門知識がなくても利用できるため、3Dコンテンツ制作に興味がある方におすすめです。
Immersity AIで写真から3Dモーション動画を作成する方法
アカウントを作成
まず、Immersity AIの公式サイトにアクセスします。
「Try Now」ボタンをクリックして無料アカウントを作成します。
googleアカウントでログインできます。
無料アカウントでは100クレジットが付与されるため、基本的な機能を試してみましょう。ログイン後、メイン画面に移動します。
写真をアップロード
メイン画面にあるアップロードエリアに、3D化したい画像をドラッグ&ドロップするか、アップロードボタンをクリックしてデバイスから写真を選択します。
すると解析が始まり、しばらくすると3D化された映像が返ってきます。
アニメーションの動きは右のパネルにあるアイコンで変更できます。アイコンには動きのイメージが描かれ、クリックすると画像を動かして効果を確かめることができます。
人物が背景から切り取られるため、輪郭部分の映像が引き延ばされてしまいます。なので、背景が無地に近いものか、解像度の高い写真を使用することで、より鮮明な3D効果が得られます。
画像の3D化
Immersity AIは、画像をアップロードすると同時に自動的に3Dエフェクトを適用し、奥行きを与えた立体的なプレビューを生成します。
このステップで基本的な3D効果が加わり、画像に奥行きと動きがつきます。
価格について
価格はクレジット制です。サブスクではありません。
初回登録時に100クレジット付与されます。エクスポートされた段階でクレジットが消費されます。それまではいくら変換しても課金されないので習熟して気に入った段階で有償版を検討できます。
カスタマイズオプションの調整
プレビュー画面の右側には、以下のカスタマイズオプションが表示されます。これらを使って、3D効果や動きの調整が可能です。
• 3Dモーション:写真に加えられる動きのパターンを選択します。例えば「バーティカル(垂直)」「ホリゾンタル(水平)」「サークル(回転)」「ズーム」などのエフェクトが用意されています。
• スタートポイント:写真の3Dアニメーションの起点を調整します。
• アマウントオブモーション:3D効果の強弱を設定します。
• アニメーションの長さ:無料プランでは最大10秒まで設定可能です。
• フォーカスポイント:注目させたい部分を指定します。
• エッジディレイション:エフェクトの細かな調整が可能です。
各オプションで好みの効果を設定し、写真に合わせた最適な立体感と動きを付与してみましょう。
3D動画のエクスポート
調整が完了したら、画面右上のエクスポートボタンをクリックします。これで、立体感ある3Dモーション動画が完成です。完成した動画は、SNSや広告などに活用できます。
まとめ
今回は、Immersity AIを使った写真の3D化について紹介しました。
静止画に奥行きや動きを加えるだけでなく、AR/VRのコンテンツ制作にも対応しており、簡単にプロフェッショナルな動画を作成できます。興味のある方は、まず無料プランで試してみてください。
フルタ二 元放送局プロデューサー・動画制作者&ブロガー
ご訪問ありがとうございます! 当ブログの管理人で元放送局プロデューサー・動画制作者&ブロガーのフルタニです。
放送局の退職を機会にAdobeやDaVinci、WordPressを独学して個人事業主になりました。動画制作で人生が豊かに変わったことをみんなに知ってもらいたいと一念発起。動画制作を通じた社会貢献と地域支援を他がけています。
●WordPressブログアクセス月10万達成。
当ブログでは、DaVinch ResolveやFilmora、CapCutなどを使った動画の制作方法をかいせつしています。動画を作りたいけど操作が苦手な初心者さんの『困った!!』を解決しています。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。
Immersity AI を書きます。