
動画は投稿することで大勢の人に見てもらうことができます。動画の素材として作ったアニメーションやタイトルなど、アイデアが詰まったプロジェクトファイルはそのままでは公開できません。
テンプレートとして公開することで人の役に立つことができるかもしれない。
デジタルデータを販売したいけどどうやれば良いんだろう。そんなお悩みをお持ちの方もいると思います。
この記事では動画プリセットなどをアップロードしたいという質問にお答えします。
目次
noteでプロジェクトファイルを公開する方法

結論から言うと「note」 [1]文章、写真、イラスト、音楽、映像などの作品配信サイト。 を使うことです。「note」は簡単に作成したコンテンツを販売できます。しかも操作も簡単なので悩んでいる暇があったら登録すべきです。
noteにはもともと有料記事を販売・購入する機能があります。
この機能を使えば記事の付録としてアップロードしたデジタルコンテンツをダウンロード販売することができます。
さらに今年、 PDFやドキュメント、デザインデータなどのあらゆるファイルをアップロードできるようになりました。
アップロードできるファイルはというと次のようなもの・・・・
【noteカイゼン】ファイルをアップロードできるようになりました|note公式|note
・マンガや技術書のPDF
・よく使う資料のプレゼンテーション用のテンプレートファイル
・高画質な写真や写真現像ソフトのプリセット
・業務効率化するためのExcel、Wordなどのドキュメントファイル
・SketchファイルやPhotoshopのブラシなどのデザインデータ
テキストや画像、音楽だけでなく、動画ファイルやをLightroomなどのプリセット(設定ファイル)なども含まれます。
つまり希望のファイルを自由にアップロード販売することができるのです。
すごくないですか。
使うのは無料で使える 作品配信サイト「note」。ブログとしても使える文章、写真、イラスト、音楽、映像などの作品配信サイトです。
利用方法

noteのアカウントを取得し、記事を書きます。
エディタにアップロードしたいファイルをドラッグアンドドロップしてください。

すると、記事の中の指定した場所にファイルが貼り付けられます。

指定したファイルを有料販売したい場合は、記事の中に画面の中央に黄色く囲んだように、有料販売の位置指定をすることで管理ができます。

方法はnote右上にある[公開設定]をクリックして現れた別枠にある[有料エリア指定]を使って貼り付けた位置より上の位置に境界線を設定するだけです。
・1日にアップロードできるファイルは10回までとなります
・1日にアップロードできるファイルは10回までとなります ・1ファイルにつき50MBまでアップロードできます
・1ファイルにつき50MBまでアップロードできます
noteの利用は無制限ではありませんが、ライトなユーザーには十分な仕様です。
素材も含めて公開したい場合は要注意
主にデフォルトで入っているシェイプツールやテキストのみで作られたプロジェクトファイルは1M程度の重さで、簡単に公開できます。
画像や映像素材を使う場合は素材も含めて公開しないと ファイルの確認が行えなくなり、メディアオフラインになる状況になってしまいます 。
After Effectsのプロジェクトファイルを貼り付ける場合は、あらかじめ After Effects 側であちこちに散らばったファイルを一つのフォルダにまとめる「ファイルの収集」を行いまとめておく必要があります。
[After Effects] メディアがオフラインになった時の対処法 | Curioscene (キュリオシーン) – 映像ハック、チュートリアル
[After Effects] アーカイブやプロジェクトを他人に渡す時に便利な依存関係(Dependencies) | Curioscene (キュリオシーン) – 映像ハック、チュートリアル
今回のファイルアップロード機能は他のブログサービスには見られないもので、クリエイターにとってはチャンスといえそうです。
noteで音楽を販売する方法
noteでは自分が作曲した音楽もアップロードすることで販売ができます。
売り上げは月ごとに登録した銀行口座に振り込まれます。
音楽ファイルのダウンロード販売機能はすでに実装されていて、自作を公開している人もいます。
まとめ
noteなら自分だけのオリジナルコンテンツを作成して販売できるのが魅力です。
無料で公開するのもいいですが、少額でもいいから課金販売することをお勧めします。売れないときは売ることのむつかしさを、売れた場合は有料で販売する事の責任感を感じることができます。
現在はブログしか使っていないという方は、noteを使ってみる価値は十分あると思います。
有益な情報を提供し続けること、発信を続けることが信頼につながるのです。
References
↑1 | 文章、写真、イラスト、音楽、映像などの作品配信サイト。 |
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