テキストプラスを マクロ で使い回す方法DaVinci Resolve18

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 マクロ を書きます。

【テキスト】と【テキスト+(プラス)】の違ってなんだよくわからない人いませんか。

DaVinci Resolve18には【字幕】も含めて3つのテロップ機能があるので初めての人は何を使ったらいいか迷います。

これから動画編集をマジで学びたいなら【テキスト+(プラス)】を選びましょう。

【テキスト+(プラス)】はAdobeのAfter Effectsとよく似たコンセプトで作られているため、様々な効果をつけることができます。

初心者はテキストプラスを使うのが正解

【テキスト+】で作ったテロップに効果を加えるには、インスペクタを使います。

縁取りを加えて、着色し、ドロップシャドウをつけるなど、インスペクタの機能を習熟することで民放バラエティ風のテロップを作ることもできます。

【テキスト+】の凄いところは、DaVinci Resolveでエフェクト編集に当たる[Fusion]ページでも細かく調整ができること。

例えるなら、AdobeのPremiere Proで編集中にAfter Effects的な編集をPremiere Proの中だけでするようなものです。

先ほど作った自分好みのテロップを、[Fusion]ページの機能の1つ[マクロ]を使うことでテンプレートにすることができます。

【テキスト+】をマクロを使って保存する方法

[エデイット]ページでのタイムラインに【テキスト+】を置き、デザインを完成させます。

テロップのクリップを右クリックし[Fusionページで開く]を選択します。

[Fusion]ページが開き、ノードマップが表示されます。

[ノード]をマウスで全選択し、右クリック[Macro][CreateMacro]を選択します。

するとややこしそうな英語の一覧表が表示されます。

この一覧表は、テンプレートにした時、ユーザーが選択できる機能を制御するもので、必要な部分だけチェックを入れるものです。

おそらく初心者には一番心理的な壁になるものですが、初めはシンプルなものから試すことで慣れましょう。

[テキスト]欄の中から[Text]、[Layout]、[Shading]は全てチェックを入れます。

効果のかかり具合は、編集中でもインスペクタの調整項目を触ることでプレビューすることができます。

設定が終わったらセーブします。

すると保存先を聞かれるので[Effects]の[Title]を選択しましょう。自分が使いやすい場所でもOKです。

[MacroTools1]と書かれた表示をダブルクリックして、わかりやすい名前に変更します。

[Macintosh][Libraly][Application Support][Blackmagic Design][Davinci Resolve][Fusion][Templates][Edit][Titles]

このあとDaVinci Resolveを再起動すると[Effects]の[Title]に先ほど作ったテンプレートが出来上がっているはずです。

あとはこのテンプレートをタイムライン上にドラッグ&ドロップすることで使えるようになります。

インスペクタを開くと、設定した項目だけが表示される自由に調整できます。

まとめ

最初は難しく感じるかもしれませんがマクロ設定を一度作ってみることでDavinci Resolveの基本構造が理解できるのでお勧めです。

あとあと人の作ったテンプレートなどを自分流にカスタマイズして保存するなど応用が利くようになると自分のスキルも広がります。