インタビューを加速する字幕の打ち方

フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。

最近の動画ではインタビューに字幕を載せる傾向が強まっています。スマホを使って動画を見る人が増えていることも一因かもしれません。

混んだ車内でスマホを見るとき音を消して見るのがマナー。したがって画面だけで内容がわかる字幕付き動画が好まれているようです。

そこでこの動画ではDavinch Resolveの字幕機能を使って、”劇場用映画”のように連続して表示される字幕づくりに挑戦しました。

字幕スーパーとは何か

吹き替え映画など外国語の翻訳文などを連続して画面に表示するあの文章です。

短い時間で切り替わるため通常の文字テロップとは別扱い。

なぜなら数がべらぼうに多いからです。使いこなすには別に管理した方が楽です。

作り方をおさらいします。使う編集ソフトはDavinch Resolve16です。

字幕の打ち方【Davinch Resolve】

まず原稿作りから。インタビューの内容を一度文字に起こします。

そのまま字幕化すると、話し言葉の余分な情報も入っててるため不要な部分は削ったり置き換えたりしないと目で見てわかる字幕になりません。

起こした文章を読みながら目で見てわかりやすいように編集します。

この時気をつけるのは文字の数を増やさないこと。なるべく15字程度のかたまりにまとめます。

原稿が出来上がったら、編集ソフトを使って記録していきます。

Davinch Resolve16では字幕用のタイムラインが別に用意されていて、上手く使えば格段に効率的な作業ができます。

画面左に”文字”を含んだエフェクトの項目が並んでいます。

その最下部に字幕と書かれた項目があります。これが字幕専用の文字テロップです。

チェックを選択するとタイムラインの映像の列の上に字幕専用のタイムラインが出現します。

この項目をひとつひとつ、字幕専用のタイムラインにドラッグ&ドロップするだけで連続する字幕テロップを作ることができます。

文字の入力は入力は画面右上の操作パネルで行います。

このパネルではフォントや文字のサイズ、画面上の文字の配置、簡単な動きやシャドウの効果などの操作もできます。

字幕とスーパーとは扱いが違う

ただ一つ注意したいのが、字幕を打ち終わったあと書き出す際[ビデオに焼き付け]を忘れないこと。

この処置を忘れるとせっかく作った字幕が表示されません。

なぜかというと、この字幕は外国映画の吹き替えなどで使われる字幕の仕組みを流用しているからです。

カスタムを選択。

私はYouTubeと共通のフォーマットmp4を選択。

品質は制限を選択。自動にすると書き出しのサイズが10倍近くの大きさになるので注意。

字幕は【ビデオに焼き付け】を選択。そうしないと書き出しても字幕が表示されません。

Davinch Resolve16を使ってわかったのが文字情報の扱いが楽になったこと。

配置やデザインなど様々な文字テロップと、画一的で数が多い字幕とを分けて整理することで編集画面を整理することができました。

独立した文字テロップの扱いは、慣れてくるうちに様々なバリエーションを試すことができます。

例えばAfter Effectsなどを使いこなすことができると表現の幅もさらに広がるはずです。

二つの字幕を使い分ける

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ちなみに私は外の環境で作ったテロップを使う派です。その理由は。

  • レイアウトしやすさ
  • 画面デザインの豊富さ
  • 管理のしやすさ

発言をいちいち字幕にするのは手間がかかります。字幕にミスがないか校正も必要。

手間はかかりますが見た目にはっきりわかるのが見やすくなったこと。インタビューは字幕が必須というのは作業して初めてわかりました。

デザイン加工が楽しめるのも外で作ることの魅力です。例えば文字の背景に半透明の帯をいれたのが冒頭を飾ったタイトルです。

一度作った文字デザインを別の動画でも司会回したいことがあります。

そんな場合も外の環境で作ったものの方が簡単に使えます。使い終わった文字ファイルを動画ごとに整理するのも簡単です。

自分の習慣にあったやり方を発見するのが長続きさせる秘訣です。

まとめ

Blackmagic Design Japanが制作したチュートリアルビデオに、より詳しい解説がありますので参考にしてください。

インタビュー編集は映像の中から音を丁寧に選り分けて、使える音を探し出します。

求められるのは、聞いただけで聞き手が思わず膝を打ちたくなるような言葉。それもそうだよねと心を動かされる言葉。

つまりエモいメッセージが濃縮された言葉が最強です。

「寸鉄人を刺す」と言うたとえがありますが、その意味は小さな刃物で人を殺すこと。動画には欠かせない武器の一つです。




ABOUTこの記事をかいた人

元テレビ番組制作者。再就職→窓際→WEBコンテンツ制作で復活。64歳にして動画制作に自分の価値を見いだしました。目指すのは地域に根ざした"伝える系"の動画制作です。スキルアップと感謝の気持ちを持ちながら楽しく生きていきます。編集のお手伝いも始める予定です。