編集ソフトのプロジェクトを開いたら、カットの映像が非表示のメディアオフラインになっていて困ったことありませんか。
素材の場所を変更したり、名前を変えたりするとおきます。いわゆるファイルの迷子状態です。
これって結構ショッキング。
せっかく撮影した映像が使えなくなったらどうしようと思ったりします。
でも安心ください。
メディアオフラインが起きてしまった場合の対処法をまとめました。
メディアオフライン発生
こんな画面に出くわしたことはありませんか。DaVinch Resolveを起動してみたら、取り込んだはずの編集素材が見当たらず、メディアオフラインのアラームだけが掲載されているというケース。
実は、取り込んだ素材を別の場所に移動してしまったり、素材の入ったフォルダーの名前を書き換えた時におきる現象です。
ワードやエクセルのファイルは、名前を変えたり、場所を移動してもちゃんとソフトは起動します。
ところがDaVinch Resolveは潔癖というか、官僚的というか知りませんが、素材に少しでも変更を加えると受け付けてくれません。
ではどうするかというと・・・
変更した素材を自分で見つけ、再度DaVinch Resolveにひもづけるしかありません。
でもどうやって。
そこが、プロを相手に作られたソフトの持つ意地悪さ。「ちゃんと書いてあるから自分で探せ」という訳です。
解決策
DaVinch Resolve上でエラーが発生している編集素材の情報を正しいものに書き換えれば解決します。
メディアオフラインとなったクリップ上で右クリックします。出てきたメニューで「選択したクリップを再リンク」を選択します。
もしくは、
- 編集ページのメディアプールに表示されている素材サムネイル画像を右クリック
- [ソースフォルダを変更]をクリック
変更後のフォルダー、タイトルを変えたファイルを探します。
- [ソースフォルダを変更]の[ブラウズ]をクリック
- 自分のパソコンのフォルダーが表示されるので探り出す
このケースでは、素材を入れたフォルダを「2020.05.01.blog」から「2020.05.01.oiuy1」に書き換えたためエラーが起きました。素材の入ったフォルダを改めて指定します。
これで完了。編集画面に戻ります。
編集画面に戻ってもエラー表示が出たままの場合は、サムネイルをクリックします。
まとめ
片付けが下手な自分には自業自得のしっぺ返しかもしれません。
対応策は素材の置き場所や保存のルールを決めておき、そのときの気分でファイルをいじらないことしかなさそうです。
また、完パケ編集まで終わったプロジェクトは、プロジェクトアーカイブに書き出しておくことをお勧めします。
アーカイブ化されたファイル一式は環境を移動しても読み込んでくれるからです。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 メディアオフライン を書きます。