自分の声だけでなく、編集した動画に友達の声も入れたい時ありませんか。
CapCut では動画のプロジェクトを共有することができます。
共有機能を使うことで、別々のスマホやPCを持つメンバー同士が一つのプロジェクトを編集することができます。
この記事ではCapCut でプロジェクトを共有する方法を紹介します。
スマホ版とデスクトップ版の同期方法
スマホからPCにインストールしたデスクトップ版へプロジェクトを同期する方法は次の流れになります。
※CapCutの同期機能を使うためには、それぞれのCapCutのアプリからサインインする必要があります。
- スマホ版からクラウドへプロジェクトをアップロードする
- クラウドからデスクトップ版へダウンロードする
逆にデスクトップ版で作ったプロジェクトをスマホ版で編集するには
- デスクトップ版からクラウドへアップロードする
- クラウドからスマホ版へダウンロードする
このようにプロジェクトをいったん、クラウドにアップロードするという一手間を介すことで同期できるようになります。
アップロードするにはスペース機能を使います。方法は次の通りです。
送信側の設定
まず、送信側の端末から共有したいプロジェクトをバックアップします。
[プロジェクト]からバックアップしたい動画を指定し、右の[︙]をタップします。するとウィンドウが現れるので[バックアップ]をタップします。
アップロード先のスペースを選んで[アップロード]をタップします。
スペースとは「〇〇’s spase」と名づけられた作業用に設定した「自分のスペース」のことです。スペースはいくつも作ることができます。
以上でプロジェクトをクラウド上のスペースに保存することができました。
受信側の設定
スマホ版を例にとると、起動後[マイページ][編集]をタップします。
画面にある[クラウド]をタップします。
するとクラウド上にアップロードされたプロジェクト一覧が見えるはずです。
CapCut無料版は17GBの容量を付与されています。
送信側からアップロードされたプロジェクトのアイコンをタップすると自動的にダウンロードが始まります。
プロジェクトの中には「CapCutモバイルからダウンロードできないものがあります」と表示される場合があります。
動画素材は容量が大きい場合があるのでスマホの空き容量によってはダウンロードできない場合があるので注意しましょう。
[編集]に戻るとダウンロードしたプロジェクトが追加されているのでアイコンをタップします。すると編集画面が開き、編集ができるようになります。
同期できない
CapCutには、スマホ版とデスクトップ版に加え、ブラウザ上で動作するウェブ版があります。ウェブ版とスマホ版の相性は微妙です。
スマホからウェブ版に同期させようとしてアイコンをタップすると「デスクトップ版から開け」と拒否られる場合があります。
反対に、ウェブ版で作ったプロジェクトをスマホ版で開こうとしても「ウェブでのみダウンロードできます」と表示されたりもします。
ブラウザ版からもアップロードしたプロジェクトを見ることはできますが、クリックするとデスクトップ版を起動するよう促されます。
これは仕様のようで対応策はないため指示に従わざるを得ません。
第三者にプロジェクトを共有する手順
自分のスマホとPCとの間でプロジェクトをやりとりするだけでなく、場合によっては自分以外の第三者と編集データのやりとりをすることがあります。
そんな時はCapCutアカウントを共有した第三者に、プロジェクトのURLを通知することで共有ができます。
スマホ版を例にとると、スマホ版を起動して、共有したいプロジェクトを選び、右の[︙]をタップします。
[バックアップ]することでそのプロジェクトがクラウド上にアップロードされます。 [編集]画面の「雲」のマークをタップします。「〇〇’s spase」が開いて、アップロードした一覧画面が開きます。
画面右上にある[雲]マークをタップし[スペースの設定]を開くと[メンバー]という表示が見つかります。
[メンバー]には「最大5人のメンバーを含めることができます」とあります。右端の[>]をタップしすると[メンバー]ページが開きます。
画面下の[招待]をタップして任意の送信先を選び、プロジェクトを共有したい相手に送ります。
送られた相手側のは届いURLからCapCutにログインし[参加]を選択することで編集操作が共有できるようになります。
[注意]
・無課金の場合バックアップできるプロジェクトの容量は1.0GBまでです。それ以上は課金が必要になります。
・メンバーは自分合わせて5人までです。
・必ず最新版capcutで作業するようにしてください。
まとめ
CapCut では動画のプロジェクトを共有することができます。
共有ができると、作業分担ができるようになるので、編集作業の効率化に役立ちます。
ですがです。
CapCut は端末ごとに異なるバージョンがあるため連携の設定は難しく、組み合わせによっては「謎の利用制限」の壁にぶち当たる場合があります。
重要な編集作業があれば、取り扱いに慣れてから導入するようにしたほうが吉です。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 CapCut を書きます。