離れていても一緒に動画を作れる!その鍵は「クラウド同期」
「スマホで編集していた動画を、家のパソコンで続きをやりたい」
「友達にアフレコだけ手伝ってほしい」
そんなときに大活躍するのが、CapCutのクラウド同期機能と「スペース機能」です。
CapCutはスマホ版・デスクトップ版・Web版があり、うまく使えば場所を選ばずプロジェクトの受け渡しや共同編集が可能です。ただし、2024年8月からは無料ストレージが廃止され、メンバー数の制限も2人までになるなど、大きな仕様変更も。
この記事では、スマホ版とPC版(デスクトップ/ブラウザ)の違いや同期手順、注意点、そして最新のストレージ制限についてもわかりやすく解説します。
【完全ガイド】CapCutスマホ版とPC版を同期する方法
【基本】スマホ版とデスクトップ版を同期する方法
CapCutでプロジェクトを別端末と共有するには「クラウド」を経由する必要があります。手順は以下の通り。
📲スマホからPCにプロジェクトを渡す手順
- スマホ版CapCutでプロジェクトを開く
- 右上の「…」から「クラウドにバックアップ」をタップ
- バックアップ先として「〇〇’s Space(スペース)」を選択
- PC版CapCutを開き、ログイン後に「クラウド」タブから該当プロジェクトを確認し、ダウンロード
- 通常の編集と同じように作業可能
🖥️PCからスマホへ渡す手順も同様
- PCでクラウドにアップロード → スマホでクラウドにアクセス → ダウンロード → 編集可能
このクラウド共有により、端末を超えた編集が可能になります。
【違いと注意点】スマホ版・デスクトップ版・Web版の相性
CapCutは現在、以下の3種類が存在します:
種類 | 特徴 |
---|---|
スマホ版 | iOS・Android用アプリ、タップ操作に特化 |
デスクトップ版 | Windows/Mac用の高機能版、タイムライン操作がしやすい |
Web版 | ブラウザ上で動作。軽量だが一部機能制限あり |
⚠️同期や共有の際の注意点
- Web版とスマホ版は同期非対応:プロジェクトをスマホからWeb版に渡すと「デスクトップ版で開いてください」と表示され、開けません。
- Web版からスマホ版にも同期できない:逆も同じく非対応。Web版は閲覧のみで、編集はできない場合があります。
- 素材のリンク切れに注意:クラウドに保存されたプロジェクトは、動画・画像・音声などの素材も含まれます。ただし、元ファイルがスマホのストレージ内限定だった場合など、リンクが切れてしまうことがあります。事前に「すべての素材がクラウドにあるか」を確認しましょう。
【スペース機能で友達とコラボ】アフレコや分担作業も簡単!
CapCutのスペース機能を使えば、離れた場所の仲間ともプロジェクトをリアルタイムで共有できます。
共同編集の流れ(スマホ版)
- プロジェクトをクラウドにアップロード
- 「雲マーク」→「スペースの設定」→「メンバーを招待」
- 招待リンクを送信
- 相手はリンクからCapCutにログインし、「参加」を選択
- 同じプロジェクトを編集・アフレコ可能!
🎤 アフレコ追加は、「オーディオ」→「アフレコ」で録音可能。録音内容はプロジェクトに即時反映されます。
【超重要】2024年8月からの変更点
CapCutは2024年8月5日から、クラウドストレージと共有機能に以下のような制限を設けました:
項目 | 無料プランでの制限 |
---|---|
ストレージ容量 | 0GB(実質、クラウド利用は不可) |
メンバー招待人数 | 最大2人(自分+1人のみ) |
編集可能な状態 | プロジェクトの閲覧・ダウンロードのみ可能。変更は不可 |
💸 有料プランの一例(※米ドル価格、1ドル=150円換算):
- 10GB:$1.49/月(約223円)
- 100GB:$2.49/月(約373円)
- 1000GB:$7.49/月(約1,123円)
共同作業を継続したい場合、必ず有料プランの導入を検討してください。
【まとめ】同期は便利!でも仕様には要注意
CapCutを使えば、スマホとPC間の同期やチームでのコラボ編集も可能です。ただし、バージョン間の相性や、2024年の仕様変更により注意点が多くなりました。
- スマホ↔PCはクラウド経由で同期可能
- Web版はあくまで補助的な位置づけ(編集制限あり)
- 無料プランではほぼ同期不可能(保存はできても編集不可)
💡最初は戸惑うかもしれませんが、一度流れを理解すれば「リモートで一緒に動画を作る」という夢がグッと現実的になります。ぜひ挑戦してみてください!
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 CapCut を書きます。