DaVinci Resolveを使って簡単な図形を作りたいと思いませんか?
映像合成に機能を絞った「Fusion」ページを使うことで丸や四角、星形などの基本図形が描けます。さらにキーフレームを使うことでアニメーションもできます。
その使い方を動画で紹介します。
基本的な図形(四角形・円・矢印)を作成する方法
DaVinci ResolveのFusionページで、四角形や円、矢印などの基本的な図形を作成する方法について、初心者向けに解説します。
この手順を参考にして、映像に図形を追加し、視覚的な要素を強化しましょう。
1. プロジェクト設定
まず、プロジェクト設定を行います。右下の「歯車アイコン」をクリックしてプロジェクト設定を開き、以下の設定を確認・変更します。
• タイムライン解像度: フルHD
• フレームレート: 30fps
設定が終わったらプロジェクト設定を閉じ、メディアプールから新しいタイムラインを作成します。
2. Fusionコンポジションを作成
次に、Fusionページで作業できるように、エフェクトライブラリから「Fusionコンポジション」をタイムラインにドラッグします。デフォルトの5秒間の長さのままでOKです。
3. Fusionページで図形を作成
Fusionページに移動し、図形を作成するための基本的なノードを配置していきます。
四角形を作る方法
1. バックグラウンドノードをノードエリアにドラッグし、表示します。
2. バックグラウンドノードにレクタングルマスクノードを接続すると、四角形が作成されます。
3. 図形の大きさや位置は、モニター上で調整したり、インスペクタの「Width」と「Height」で数値を指定したりできます。
図形の色の変更
バックグラウンドノードの「カラー」設定で図形の色を変更可能です。例えば黄色を選ぶと、四角形が黄色に変わります。
レクタングルのパラメータ
• Level: 図形の透明度を調整
• Soft Edge: 境界をぼかす
• Border Width: 境界線の太さを調整
• Solid: 塗りつぶしの有無を切り替え。オフにすると枠線のみ表示されます。
図形の角の丸み
「Corner Radius」で角の丸みを変更可能です。また、Angleを調整すると図形が回転します。
エリプスマスクノードで円を作成
1. バックグラウンドノードにエリプスマスクノードを接続します。
2. これで円形の図形が作成され、サイズや色などを同様に調整できます。
4. 線や矢印の作成
線を描く方法
1. スプラインマスクノードを使用すると、曲線や直線を描けます。
2. ボーダーウィルスなどのパラメータで線の太さを調整可能です。
矢印を作成する方法
1. バックグラウンドノードとレクタングルノードを使い、矢印の軸部分を作成します。
2. ポリゴンノードを使用して、三角形の「矢印の先端」を描き、バックグラウンドノードとマージノードで合成すると、矢印の形になります。
3. トランスフォームノードで矢印のサイズや角度も簡単に変更可能です。
5. シェイプツールを使用して図形を作成する方法(バージョン17以降)
DaVinci Resolve 17以降では、シェイプツールが追加され、より簡単に図形を作成できるようになりました。
• Sエリプスノード: 円を描画するためのツール
• Sレクタングルノード: 四角形を描画
• Sスター: 星型の図形を描画可能
• Sポリゴンノード: 多角形を作成(スライダーで頂点数を調整)
これらのシェイプツールを使用する場合は、必ず「Sレンダーノード」に接続して図形を表示します。シェイプノードはトランスフォームノードやSマージノードと一緒に使うことで、位置調整や合成が可能です。
チュートリアル動画 5選
基本図形の描き方 | Fusionモーショングラフィックス入門
FUSIONでシェイプアニメーション四角の作り方
四角の作り方解説です 簡単なものならAfter Effectsじゃなくても無料で作れます!
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 基本的な図形 を書きます。