編集で手ブレ補正 する方法 DaVinci Resolve 18

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 編集で手ブレ補正 を書きます。

DJI OSMO POCKETが登場して以来撮影がラクになりました。

街歩きなどカメラを手持ちしてする撮影はもちろん、大ロングなどの景色の撮影にも応用が出来ます。

三脚を持ち歩かなくてもいいことから移動が簡単。

もちろん三脚を付けたカメラにはかないませんが、手持ちでもちょっと静止して撮るだけでもとりあえず使える絵が撮れます。

しかし、防振装置がないカメラで撮影せざるを得ない場合もあります。

ちょっとぶれた程度の絵ならば、DaVinch Resolveで補正ができます。

しかもやり方は簡単です。

スタビライズ でワンタッチ処理

  • 補正したいクリップを選ぶ
  • [スタビライゼーション]をダブルクリックして内容を表示
  • 設定内容を変更せず、[スタビライズ]をクリック
  • 映像解析

注意したいのは、自動処理であるため若干違和感があること。

同じシーンを細かくカット編集した後に、それぞれ手ブレ補正処理を実行すると、状況によって特定のカットだけ妙に動きが目立つこともあります。

スタビライザー機能はカット編集をする前に処理しておいた方がいいかもしれません。

応用編

なお、同じ処理は[カラーワークスペース]でも行うことができます。

方法は次の通りです。

カラーワークスペースを開く
UIの中央にある トラッカー を選ぶ
・・・の真ん中を選ぶ
トラッカーエリアの設定(すべてデフォルト)
 クロップ比率:0.50
 スムース:0.25
 カメラロック:無効
 ズーム:有効
 遠近
スタビライズをクリック
処理を待ちます。(クリップの実時間程度)
映像の手ブレ補正

適用された手ブレ補正を処理前の映像と比較するには、[このツールの スタビライザーをバイパス]を選ぶと無補正状態と比較ができます。

チュートリアル動画

手ブレ補正のチュートリアル動画の中からご紹介します。

手ブレ補正は、撮影した画像を編集ソフトで電子的に揺らすことで補正する仕組みです。

そのため撮影した映像がフレームからはみ出ないようにするため、映像を若干拡大することで画角の中で収まるような仕組みになっています。

画角を拡大するとどうしても画質が劣化するため、画質を重視される方はそのリスクを理解した上で利用しましょう。