手軽に画像を出し入れできる magical Animation Tool for Davinci Resolveを使ってみた

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 magical Animation Tool for Davinci Resolve を書きます。

Davinci Resolveでアニメーションを作るのは結構面倒ですよね。

位置や動きをいちいち設定しなくてはならないからです。

作りこんだオブジェクトなら仕方がないですが、たかだかチャンネル登録案内まで手間をかけたくありません。

そこで登場したのが簡易なアニメーションプラグインです。

手軽に画像を出し入れできるDavinci Resolveのツール「 magical Animation Tool for Davinci Resolve 」を使ってみました。

magical Animation Tool for Davinci Resolve とは

ローワーサードが左から右に現れ消えていきます。

このようなアニメーションを画面上自由自在に作ることができるということで、早速導入しました。

magical Animation Tool for Davinci Resolve

このプラグインを作ったのはイギリスで数多くのDaVinci Resolveプラグインを作り続けているYouTuber MrAlexTechさんです。

今年4月に公開したプラグイン「 magical Animation Tool for Davinci Resolve」は、見ての通り、使いたい画像を動画上の任意の場所にワンタッチで出し入れするツールです。

動き始めと動き終わり。つまり入って出るとか、拡大してから縮小して消えるといった限定したアニメーションしかできませんが、Fusionなどを使わずに手軽に操作できるのがポイントです。

操作方法

操作方法は簡単です。

タイムライン上にアニメーションさせたい画像を置いて、そのクリップに[MagicAnimation]というプラグインをドラッグ&ドロップするだけ。

あとはインスペクタの数値を調整するだけです。

この動画は、インスペクタの[ビデオ]で一とサイズを決めたあと、エフェクトのページの[Zoom Control]にある[Zoom Enable]にチェックを入れただけ。

カットの長さにあたる範囲で画像が自然と現れ消えていく一連の動作が完了しました。

この他に縮小した画像を画面の任意の場所に移動させる機能や、不透明な効果をつける機能などがインスペクタの数値を触ることで作り出すことができます。

名前のスーパーや、小見出し、登録お願い告知など決まった動きをする汎用的なアニメーションがワンタッチで作れます。

インストール方法

MrAlexTechさんの動画を開きます。

(6) FREE Animation Tool for Davinci Resolve 17 – Animate (almost) ANYTHING in SECONDS – YouTube

概要欄にダウンロード先が掲載されているのでリンクをたどると購入ページが現れます。

コーヒー代として課金するか、無料でダウンロードするかを判断して進みダウンロードした圧縮ファイルを解凍します。

上記のようなフォルダが解凍されるので確認し、DaVinci Reso;ve17を起動します。

なお、このプラグインは17専用ということなので気を付けてください。

DaVinci Resolve17を起動したらいずれかのプロジェクトを立ち上げて、[Fusion]ページを開きます。

エフェクトライブラリーから[Twmplates][Effects]を表示させます。

回答したフォルダにある[MagicAnimation]ファイルを直接この欄にドラッグ&ドロップすると、DaVinci Resolve17に登録されます。

※間違えて[エディット]ページからエフェクトを出そうとしてもうまくいかないので気を付けましょう。

いったんDaVinciを再起動すると導入は完了です。

[エディット]ページのエフェクトコントロールにも[MagicAnimation]が費用辞されていることがわかります。

あとは、アニメーションさせたい画像をタイムライン上に置き、そのクリップに[MagicAnimation]をドラッグ&ドロップするだけです。

ドラッグandとドロップされたクリップは自動的にエフェクトがアクティブに変化して調整が可能になります。

動きの設定をするには、シークバーをクリップの先頭に合わせ、パラメーターの値を調整します。

パラメーターは個性的な仕様になっています。Whipコントロールの上段にあるWhip Scalefは横移動。Whip Angleは斜め移動ですが数値をへんこうするとわかりますが円運動します。

したがって垂直に落ちてくる動きを付けたい場合は水平に加え、Whip Angleを-90にすることになります。

レスポンスの鈍さも気になります。数字を変更しても反応が遅いので慣れるまで時間がかかるかもしれません。

尚、入力を修正したい場合はインスペクタの右上にある渦巻きマークでリセットするしかないようです。

まとめ

このプラグイン。簡易なモーショングラフィックツールという位置づけでしょう。

テキストの出し入れは備え付けのトランジションツールが使えるので、わざわざこのツールを使う必要はありません。

jpeg、pngなどの画像を効果的にアニメーションさせたい時便利なツールだと思います。

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