動画編集でほしい記録媒体の容量とは

フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。

動画編集を始めるうちにわき上がってくるのが、ストレージ容量ってどのくらいにすれば良いんだ?という疑問です。

動画ファイルは記録媒体、つまりストレージ容量を食います。そのため記録媒体の容量がどの程度必要なのか不安になります。

この記事では、記録媒体の容量について考えます。

結論から言うと、初心者のうちは、2TBのハードディスクもあれば余裕です。

動画編集のストレージ構成は

動画ファイルは、データサイズが大きくなります。

30分の動画はどれぐらいのファイル容量になる? 簡単に動画ファイル容量を計算する方法 | 動画サイト運営ノウハウブログ by ソーシャルキャスト

動画ファイルは時間や一秒間のデータ量であるビットレート(bps)により大きさが変わります。

  • 720p HD/30fpsでは、60MB
  • 1080p HD/30fpsでは、130MB(デフォルト)
  • 1080p HD/60fpsでは、175MB
  • 4Kでは、350MB

iPhoneで撮影した動画データは1分間でおよそこれだけの量になります。

YouTubeに投稿する通常の画質で10分撮影すると1.3GBになります。

次に編集です。編集後の動画データは圧縮されるので素材ほどの容量か必要ありませんが、それでも10分で570MB1)1080p=1920×1080、30fps、MP4の大きさです。

つまり1本の動画に必要な容量はおよそ1.9GBになるわけです。

そこでオススメするのが、システムドライブとして内蔵SSDを使い、外付けに大容量のHDDを用意するというパターンです。

SSDの難点は、容量の小ささと価格の高さでした。

しかし最近状況は大きく変化しています。1TBタイプのSSDを見てみると2018年10月時点では3万円台後半だったものが、2019年10月時点では1万円前後まで安くなっています。

Samsung SSD 1TB 860QVO 2.5インチ内蔵型

120~240GBタイプですと2~4千円で手に入れることができます。

編集ソフトは煩雑に読み書きする用途で威力を発揮します。つまり、編集ソフトの入ったシステムドライブに使うことで威力を発揮するのです。

私のオススメHDDはウェスタンデジタルの赤ラベルです。NAS用で回転数が5400に抑えられている分頑強で、壊れにくいところが評価ポイントです。

WD HDD 内蔵ハードディスク 3.5インチ 2TB WD Red NAS用

バックアップや保存用に使うHDD

次にHDDの使い方を見てみましょう。現在2TBのHDDは約5千円程度で手に入ります。

HDDは容量当たりの価格を見ると売れ筋の容量帯なら1GBあたり3円。SSDの18円と比べると圧倒的に安いメリットがあります。

しかし、読み書き速度で比較するとSSDの5分の一と振るいません。

こうしたことから適材適所の配置を考えるのがベストな選択といえます。

例えば2TBのHDDを外付けにすると、先ほど例に出した10分間の動画素材と完成動画(1.9GB)が千本以上保存できる計算になります。

バックアップやアーカイブデータは頻繁に触ることがないデータです。

必要な時だけSSDにコピーし、必要ないときはパソコンから取り外して保管するのがベストな使い方といえます。

編集が終わった後も使ったデータを残したままでは、すぐに容量が一杯になります。

毎回整理整頓に心がけ、作業環境はクリーンに整えることも作業効率化の秘訣なのです。

SSDを作業用外部ストレージにする

最近急速にSSDが安くなったことから、可能性が広がり始めたのがSSDを外付けにして様々なデバイスに使い回せるようにしようというやり方です。

例えばデータの共有をPCだけでなく、携帯用PCやスマホ、タブレットでも行いたいという需要が増えています。

  • サイズがコンパクトで、収納や持ち運びに便利
  • 電源ケーブルが不要なので、配線周りがスッキリ

編集途中のプロジェクトファイルを外付けのストレージに入れ、異なる場所で編集するという働き方も当然出てきます。

また、コンパクトサイズなので置き場所にも困りません。

そうした用途向けに携帯用ストレージをSSDにすることで作業効率を上げるという方法です。

現在はまだ価格がこなれていないので普及が始まるのはまだ先だと思いますが視野に入れておきたい使い方です。

まとめ

データの管理については、ネットワーク経由で接続するNASというしくみがあります。

NASはWebブラウザーやアプリで家の外からもアクセスできます。googleドライブのようなクラウドストレージを自宅の中に置くようなものと言えます。

ぱっと見は、外付けHDDのような形をしていますが、れっきとしたパソコンの仲間です。

ネットワークにつなぐことで他のパソコンのデータを保存したりすることができるので、メーカーの中にはテレビの録画データを保存する機能を付けて売ったりしています。

初期費用のほかは少額のランニングコストで運用できる点はクラウドストレージの契約と比較すると安い上、NAS上のファイルを誰かに送るためのurlも発行できることから、保存した動画ファイルを共有することも可能です。

Disk Station Manager(DSM)でNASをメディアサーバー化し外からスマホで動画・音楽をストリーミング再生する方法まとめ – GIGAZINE

References   [ + ]

1. 1080p=1920×1080、30fps、MP4