
いや〜、ここ最近ほんとに“AIでLOFI動画”を作る人が増えてますね。
YouTubeやSpotifyを開けば、
「夜の雨音 × 都会のネオン × ジャズピアノ」みたいなタイトルがずらり。
そう、LOFI動画って“静かだけどドラマがある世界”なんですよ。
視聴者はただBGMを聴いてるんじゃなくて、
「その世界の空気に浸ってる」んです。
でも、いざ自分で作ってみようとすると、
「どうやってあの雰囲気出すの?」「画像はどこで作るの?」ってなる人、多いと思います。
大丈夫です。
今回は、画像1枚から世界観あるLOFI動画を一貫して生成する流れを、
初心者でもわかるように、編集者目線でじっくり解説していきます。
🎧 最適モデルはこれだ。画像からLOFI動画を一貫生成する方法
ステップ①:まずは“世界観のベース”を作る
LOFI動画のすべては、1枚の静止画から始まります。
この1枚が、作品全体の「色」「温度」「リズム」を決める。
たとえば、
「雨の夜の都会、窓辺のカフェ、少し寂しげだけど安心できる雰囲気」
こんなテーマを決めて、生成AIで画像を作るのが第一歩です。
でも、「自分にはセンスがない」と思ってるあなたへ
ここでよく聞くんですよ。
「デザインセンスがない」
「色合わせがムズイ」
「そもそも絵が描けない!」
うんうん、わかります。
僕も昔は“構図とか光の当たり方”なんて全然ピンときませんでした。
そんな時は――先人の知恵を借用しましょう。
といっても、「違法コピー」は絶対ダメ。
でも、“名作を観察して学ぶ”のは、むしろクリエイティブの基本です。
名作を模倣して学ぶ

「模倣」というと聞こえが悪いですが、要は“観察と再構築”です。
構図、照明、色調、空気感。
好きな作品をじっくり見て、「なぜ落ち着くのか?」「どこに光があるのか?」を考える。
たとえば、
- スタジオジブリの“光と影のバランス”
- 新海誠作品の“雨粒と反射の表現”
- Pinterestで見かけた“レトロ喫茶の照明”
こういう名作から学ぶんです。
そこから「自分のLOFI世界」を再構築していく。
で、その“模倣と創造”を助けてくれるのが、
今やおなじみのMidjourney(ミッドジャーニー)です。
Midjourneyで世界観を描く
Midjourneyは、まるで“頭の中の映像監督”みたいなAIです。
プロンプトで「こんな感じの世界」と伝えるだけで、
まるで映画のワンシーンのような画像を出してくれる。
たとえばこんな感じ:
a cozy rainy night city view from window, warm lighting, soft focus, cinematic, lo-fi mood
これだけで、
「窓の外に雨が降る夜」「やわらかい光の部屋」「しっとりした空気」――
そんな一枚が数十秒で出てくる。
さらに、参照画像を指定して「この構図で別アングル」なんて指定も可能。
模倣を通じて学びながら、自分なりの解釈で作品を作ることができる。


お気に入りの画像があるんです。この画像の雰囲気のた画像は作れませんか?
そんな時は参照したい世界観を持つ画像をモデルにしよう。

「Midjourney Fast」を搭載したAIアグリゲーションサービス「EaseMate AI」に元画像をアップロードして「この画像の世界観。同じアングルの都会の夜景。」とプロンプトに書くと別のイメージが形になります。
こうしてつくったプロンプトでもMidjourneyは見事に世界観を反映させて画像を生成してくれます。

ステップ②:画像を“動かす”
さて、静止画ができたら、次は“命を吹き込む”工程です。

ここで活躍するのが、Adobe Fireflyの「Image-to-Video」機能。
使い方は簡単。
- Midjourneyで作った画像をアップロード
- プロンプトに「ヘッドライトやネオンが瞬く」「そよ風に木々が揺れる」などの動きを指示
- 数十秒後、自然なカメラモーション付きの動画が完成
この時点で、静止画が“呼吸する世界”に変わります。
💡ポイント:
LOFIの魅力は“静けさ”にあるので、
動きは最小限。「ズーム」「パン」「ゆるいティルト」程度がベストです。
Adobe Fireflyの場合、生成AIで作った画像はアップロードできません。取り扱い注意の塩対応です。そんな時はPhotoshopなどで色味やサイズを変えて保存したものをアップロードしましょう。
ステップ③:音をのせる
映像が完成したら、次は音の世界観づくり。
これが一番楽しいところ。
LOFIの音作りはシンプルだけど奥が深い。
おすすめ構成:
- BPM:70〜90(ゆったりめ)
- 楽器構成:ドラム、ベース、ピアノ、環境音(雨、街のざわめきなど)
- エフェクト:軽いレコードノイズ、ハイカットで柔らかく
音源を自作するのも良いですが、AI音楽生成ツール(Mubert、sonoなど)を使えば、
数分で雰囲気あるLOFIビートが作れます。
ステップ④:編集ソフトで“世界を完成”させる
動画編集は、Premiere Pro、DaVinci Resolve、CapCutなど何でもOK。
ポイントは、
- ループ再生できる構成にする(動画の頭と終わりが自然に繋がる)
- 明るさ・彩度を微調整して夜の静けさを出す
- タイトルやテキストは最小限に(余白が世界観を深める)
たとえば左下に小さく
Rainy Night Lo-fi – Study with me
と入れるだけで一気に“完成されたチャンネル感”が出ます。
実例:「雨の夜の喫茶店」LOFI動画構成
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| テーマ | 夜の喫茶店、外は雨、窓に反射するネオン |
| 動き | 雨粒が流れ、カメラがゆっくりズームアウト |
| 音 | ジャズピアノ+雨音+アナログノイズ |
| ループ | 10秒程度で自然に繋がる構成 |
| トーン | 暖色系+わずかな粒状ノイズで映画的な質感 |
このパターンだけでも、LOFIチャンネルの基礎が作れます。
あとはテーマを「夜→朝」「都会→田舎」「雨→雪」と変えるだけで、
シリーズ展開も可能です。
💡おまけ:制作を効率化したい人に「EaseMate AI」
さて、ここまでの流れでお気づきかもしれません。
Midjourney、Firefly、GPT、音楽AI……と、ツールが多い!
そこでおすすめしたいのが、
AIアグリゲーションサービス「EaseMate AI」。
これは、いろんなAIをまとめて試せるAI集約型ツールです。
たとえば:
- 「Midjourney Fast」で高速画像生成
- 「Firefly」で動画化
- 「GPT-5」でBGM構成の相談
- 「Veo3」で別構図の映像化
この全部を、契約なし・ログイン不要で体験できるんです。
「Midjourney試してみたいけど有料契約が…」という人にはまさに神ツール。
一度アクセスしてみると、「AI制作ってこんなに簡単だったの!?」と驚くはず。
👉 EaseMate AI公式サイトはこちら
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まとめ:AIが広げる“世界観の再現力”
LOFI動画づくりは、結局“空気をどう作るか”なんですよね。
静かな夜の街、雨音、ぬくもりの灯り――
それを感じさせるには、技術よりも感覚と構成。
でも、その感覚をAIが支えてくれる時代が来ています。
- Midjourneyで「世界を描く」
- Fireflyで「時間を与える」
- 音AIで「感情を響かせる」
- EaseMate AIで「全部をまとめて効率化」
これが、今のLOFI動画制作の最適ルート。
「描けない」「センスがない」なんて関係ありません。
名作を観察し、世界を学び、AIと一緒に作る。
あなたの“静かな世界”は、きっともうすぐ形になります。













こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。画像から LOFI動画 を生成する方法を書きます。