Kling AI で静止画に“声”を与える快感、知っていますか?
今日は、静止画が喋り出す瞬間の魔法をお伝えしたいんです。
たとえば、動画の主人公として使いたいキャラがいて、「こいつに語らせたい!」と思ったとき、
「でも自分で口パクなんて作れない…」と思って諦めていませんか?
そんなあなたに朗報。
Kling AIを使えば、絵を動画にして、音声を合わせて、そしてそのキャラが口パクで話す…という、まるでCGや3DCGなしの“擬似キャラ動画”が超簡単に作れてしまうんです。
「それ、ほんとに初心者でもできるの?」と思ったそこのあなた。大丈夫、
😄 僕も最初「え?静止画が喋るの?」って驚いた派。
でもやってみたら、30分で完成しました。
それでは、その流れを、わかりやすく・リアルにお届けします。
🛠 Step 1:主人公キャラを絵で用意しよう(画像生成)
リップシンク機能って聞いただけではわかりにくい人もいるかもしれません。
リップシンクとは簡単に言うと「口パク」です。こんな動画はリップシンク機能を使って作られました。
作るのは簡単です。まず第一歩は「キャラ絵」を準備すること。ここからリアルが始まります。
✔ 方法
- ChatGPTや DALL·E 3、ImageFX 等の画像生成AIを使う
- たとえば「クールな女性刑事…夜の都市を背景に」など具体的に指示
以下は例プロンプト:
A confident and cool Japanese female detective standing in a bustling city at night. She has short, sleek brown hair, sharp eyes, and wears a black police jacket with badge, holding a flashlight with one hand while the other rests on her hip. Bokeh city lights behind. Cinematic vibe.
このプロンプトを使うと、夜のネオン街で微笑まないけど力強い女性刑事像が生成されます。
しかも色調や構図が雰囲気ある「いまにも動き出しそうな1枚絵」になるんです。
📌 補足:無料版だと生成数が制限されるので、試しに数枚やってみてください。Plusプランへの切替を検討するのも◎。
Step 2:静止画に命を!軽く動く動画素材に変換する
生成した絵をアップロードして、Kling AIに動画として“動き”を付けます。
✔ 方法
- 画像をアップロード
- プロンプトでどんな“空気感”や動きが欲しいか指定
例:
The female detective stands in a neon-lit urban nightscape. Her hair sways gently in the wind, camera slowly panning to highlight her badge and uniform. City lights blur behind her, creating a mysterious cinematic motion.
「髪が風になびく」「背景がゆっくりズーム」「カメラパン…」など指示すると、
静止画だったキャラが、まるでドラマのワンシーンみたいに動きます。
しかも生成後は動画としてダウンロードできるので、次のステップに進めます。
Step 3:セリフを用意!合成音声で話す声を作成
さて、ここまでで「動く絵」が準備できました。次に“声”を吹き込む番です。
✔ 方法
- Voicevoxや二次ボイスなどの音声合成AIを使用
- キャラに似合う声を選び、セリフを入力して自動生成
「信号無視運転、まさかの事故未遂!」のようなセリフを数十秒書けば、
✅ 鋭く冷たい声、またはゆるめのナレーション風など選べます。
自分で録音しなくても、意外と自然な喋り声になるので驚きます。
Step 4:動画と音声を結びつけてリップシンク動画を生成
事前に2つの素材を用意する
- 静止画からKling AIで生成した動画(5〜10秒程度、MP4等)
- キャラクターにしゃべらせたい音声ファイル(MP3/WAV 20秒以内など)
🛠 Step 1:Kling AIにログインして「Lip Sync」へ移動
- ブラウザで Kling AI にアクセスし、アカウントにログイン。
- メニューから「Video」項目を選び、続いて「Lip Sync」機能ページに進みます。
📤 Step 2:動画と音声ファイルをアップロード
✅ 動画アップロード
- 画面上部にある “Upload Video” または「Click / Drop」エリアをクリックして、Step2で生成した動画ファイルをアップロード。
- 形式はMP4またはMOV、解像度は720pか1080pが推奨です。動画は10秒以内が安定した処理に適しています。
✅ 音声アップロード
- 同じ画面の「Upload Local Dubbing」セクションから、音声ファイル(MP3/WAV)をアップロード。
- または、“Text to Speech”でセリフを直接入力することも可能(英語・中国語のみ対応)。
⚙️ Step 3:リップシンク設定を細かく調整
- 動画に表示されたキャラクターを選び、どの人物にリップシンクを適用するか指定します(複数キャラがいる場合に便利)。
- 音声アップロード後、「Add Speech」ボタンをクリックすると、その声がキャラに割り当てられます。音の開始位置を微調整も可能です。
- 音声生成時には 声のタイプ(性別・年齢) や 感情(喜び・驚きなど全7種) を選ぶこともでき、より表現力豊かになります。
🚀 Step 4:「Generate」を押してリップシンク動画を生成!
- リップシンク設定が整ったら、画面下部にある 「Generate」ボタンをクリック。
- 処理には数秒〜数分かかることがありますが、口の動きと音声が同期された動画が生成されます。
👁️ Step 5:プレビューで確認&微調整(必要に応じて)
- 完成後に再生して確認。口の動きや表情が自然かチェック。
- 微妙にずれていると感じたら、「Redub」機能で音声やタイミングを再調整。
💾 Step 6:動画をダウンロードして完了!
- 気に入ったら 「Download without watermark」(有料プラン必須)または 「Download with watermark」(無料)を選択。
- ダウンロードボタンを押してファイルを保存。あとはYouTubeやSNSにアップするだけ!
🙋♂️ よくある質問と対応策
質問 | 対応策 |
---|---|
音声と口のズレがある | Redub機能でタイミング調整 |
複数キャラに喋らせたい | キャラクターを個別選択して設定 |
日本語音声でもいける? | Voicevoxなど使って音声生成→アップロードでOK。日本語対応している報告もあり |
動画が長すぎて生成できない | 5〜10秒以内でリップ対象を切り出してください |
🌈 Thank you、これで完成です!
たったこれだけの手順で—
静止画 → 動画化 → 合成音声 → リップ同期動画
が完成します。
編集知識ゼロでも、まるでキャラが喋っているかのようなクオリティの動画が作れます。
🧠 初心者向けおすすめシーン例5つ
場面 | 内容 | 利点 |
---|---|---|
簡単自己紹介動画 | キャラが自己紹介する短尺動画 | 顔出し不要、テンプレ化可 |
商品紹介キャラクター | BGMレス、セリフだけで紹介 | 視覚も音声もAIで完結 |
ニュース風モニター報道 | キャラが解説する動画 | リアルっぽさと伏せ顔のミックス |
教材/学習動画 | PPT+キャラが喋る形式 | ナレーション+口パクで飽きない |
ショートCM風 | 数秒でキャッチコピー+口パク | 動画広告やSNS向け |
⚠ 注意したいポイント(落とし穴)
🎭 キャラが意図と違う感じになること
生成されたキャラが「思ってたのと違う!」とならないように細かくプロンプト指定して修正が必要です。性格や服装、目線、背景を明記すると精度アップ。
⏱ 無料版の生成枚数・時間制限
1日3枚など制限があるため、最初は小刻みに生成してクォリティ確認を。量産したい方はPlus版がおすすめ。
🔊 音声と口パクのズレ
ときどき音声と口の同期がずれることがあります。生成後に確認し、ズレがある場合は別フレーズに変更して再生成するか手動修正が必要です。
✅ まとめ:AIで“喋るキャラ”を自分の手で作れる時代が来た
- キャラ画像をAIで描いて
- それを動画に軽く動かして
- 合成音声を作って
- リップシンクして完成!
この4ステップだけで、顔出しなしのキャラが“喋っている動画”を誰でも作れるようになりました。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 Kling AI で簡単!リップシンク動画を作る方法を書きます。