「動画編集の技術を身に着けたい」そんな人がぶち当たるのが学習方法です。独学で進むか。スクールに通うか方法は三つあります。
- オンラインサークルなどに参加して相談する
- ブログ記事を書く人に質問する
- スクールに直接問い合わせる
相談すると手間がかかるし、めんどくさいと思っている方が多いですが、それは大きな誤解です。
趣味程度の編集技術ならば、フリーの編集ソフトを数時間触っているだけでカット編集程度ならできるようになります。でもそれから先に踏み出そうとすると時間がかかります。
迷うのなら、マンツーマンが早いですよ。
相談するのが一番早道なのは、動画編集はジャンルやテーマが広すぎるので、学ぶべきことがどこにあるのか探すだけで時間がかかるからです。
独学で動画編集を学ぶ時に一番困るのは、わからないことがあっても質問にすぐに答えてもらえる環境にないことです。人に学べばわからないことは質問した瞬間に答えが返ってくるのです。
つまり、相談相手がそばにいたほうが最強。ゴールに早く正確に到着できるのです。
「動画編集」で何を目指すのか
ひとくちに映像編集といってもCGアニメもあればドキュメンタリー編集では求められる能力は違います。お金になるような動画編集の技術を身に付けるには、それこそ数年はかかります。
アマチュアのままで行くか、プロを目指すのか。まずは自分が何をしたいのか決めましょう。
- 動画編集がやりたい
- 動画編集のスキルが必要
- プレイヤーは無理だがサポーターはできそう
①の場合は、自分が楽しむ動画編集です。
TikTokや一般的なYouTube投稿などがあたります。
自撮りした動画にテロップをつけて作るようなもので、自分で好きなように撮って編集するレベルなので、できばえも自分の満足次第です。
わからないところが出てくれば、好きなだけ時間をかけて学ぶことが許されます。
- 行き詰る→ググる→編集する→さらに分からない点は人に聞く→編集する→進化する
とこんな具合です。
動画編集の原動力は「自分のやる気と好奇心」ですので、時間の許す限り続けていくとある程度の水準まで上り詰めることができます。
“義務”が要素に加わると独学は難しくなる
「しなければならない」という要素が加わるのが②です。
仕事として身に付けなければならないといった要素です。仕事として技術や能力を身に着けなければならないので当然「やりたくない」という気分も出てきます。
こうなると好きだけでは長続きしません。
独学では特にそうです。くじけそうになった時支えてくれる人もいないので誘惑にも負けやすくなります。
こうした心理状態を乗り越えるのがコーチの存在です。スクールであっても個人であってもかまいません。とにかく人に見てもらえる環境づくりをすることが②のスキルを上げる鍵なのです。
全く違う視点もあります。③は人のために自分のスキルを提供するというものです。YouTuberから委託を受けて編集を行う場合などがあたります。
RPGゲームでプレイヤーのために武器や防具を売る商人のようなものですが、急増する動画投稿の参入者に比べ人手が足りないことから注目を浴びています。
このレベルになると、好きで編集を学ぶというより、生活のために技術を身に着けるという度合いが高くなります。時間をかけてのんびり学ぶわけにはいかなくなってきます。
時間節約にはスクールが早道
編集でお金を稼ぐことが目的ならば、独学は非効率です。冒頭にも述べたようにわからないことが発生した時、探す時間がムダにかかるのです。
その点、家庭教師やスクールのような人がそばにいると格段に能率は上がります。プロは教えることでメシを食っているので、最短で効率的な学びの術を持っています。
さらに最新情報にも通じているため、常に新しい情報を返してくれます。新旧、真偽入り混じったネット上の情報と比較すれば一目瞭然です。
「動画編集」でもスクールは高いのでは
これも誤解です。身に着けたスキルで稼ぐことを考えてみましょう。
一般的なYouTubeの動画編集代行はだいたい5,000円/本が最低ラインの相場観です。
このあたりの動画はカット編集と音楽テロップ入れ程度が求められる仕事です。
尺数は10分程度。慣れた編集マンならば半日仕事です。月20日と仮定して年間120万円という計算を考えると、スクールへの投資は回収可能と思います。
編集には時間がかかるので請負作業になってしまうという不安を持つ人もいます。編集は続けるにしたがってスキルが積みあがっていく仕事です。
必要に迫られて身に着けたアニメーション技術がそのまま消えずに自分の能力として加算されていくことを忘れてはいけません。
技術は単価に加算されていくことはプログラミングなどの世界と同じで自分を高く売り出すことができるのです。
仕事の受注方法について・・・
仕事の受注はクラウドワークスとかランサーズにあたると山のようにあります。ただし、仕事の発注者も価格が目当てなのでコンビニバイトの方が稼ぎがいいケースも見かけます。筋が比較的いいのはTwitterです。「#動画編集者 募集」などで検索すると発注内容も含め比較的納得できる案件もあります。
おすすめの「動画編集」学習方法
大きく分けて三つあります。
- リアルスクールで動画編集を学びたい方
- 個人レッスンで動画編集を学びたい方
- TechAcademy:オンライン完結で動画編集を学びたい方
デジタルハリウッド
6ヶ月で未経験から動画クリエイターになる!【デジタルハリウッド STUDIO by LIG】首都圏近郊にお住まいの方ならばリアルスクールがおススメです。卒業後の仕事探しの相談窓口もあります。
ストアカ
日本最大級の”まなび”のマーケット【ストアカ】リアルスクールに通う時間が取れないという方は個人レッスンがおススメです。動画撮影やスマホアプリでの編集など多彩な講師による少人数レクチャーです。
Udemy
Adobe Premiere Pro 完全版初心者のための講座が充実したオンラインスクールです。編集ソフトPremiereが学べる講座の所要時間は約8時間。Youtubeでもコンテツ配信する現役クリエーターがステップバイステップで完成度の高い動画制作方法を教えてくれます。
テックアカデミー
テックアカデミーの【動画編集コース】地方在住ならば、オンライン完結のTechAcademy。短期間でAdobe Premiere Pro CCを使って動画編集を学ぶプログラムがコスパの点で選択肢に入ります。
アドバンスクールオンライン【期間限定】
「オリジナル通信講座セット」が学べます。生徒になることで(Adobe Creative Cloud 学生・教職員個人向けライセンス付き)』がアドバンスクールオンラインで学割価格で購入できます。限定割引中
女性に人気のスクールとは
SNS発信の時代、最近増えているのが動画に親しむ女性たちです。動画の道に進もうと考えている女性も増えています。
記事にまとめましたが、一歩先に進みたいと考える女性の悩みは動画学習のハードルが高いこと。映画制作の理論とか、カメラやパソコンなどのメカが大好きな男性と比べ、女性はどちらかというとデザイン志向。イラストやデザインを学ぶ感覚で動画が学べればいいわけです。
そんな女性向けのスクール(オフライン&オンライン)も現れているので検討してみてはいかがでしょうか。
SHElikes(シーライクス)|女性向けWEB系スクールの無料体験レッスン・申込
まとめ
YouTube動画編集を中心に活躍する編集者から評判が高いのが、YouTuberりゅうけんさんの動画編集で知られる動画編集者「生ハム帝国」さんです。
彼が主催するMovie HacksはYouTube用の編集に特化したオンラインセミナーで、高い評判を集めています。
仕事の見つけ方や稼ぐ方法は学べませんが、仕事を受注する際の単価の上げ方など、実践的な知識を得ることができるので即戦力を期待したい人にはお勧めです。
ゼロから学ぶという人は、初心者用に書かれたガイドブックを一冊読んでみて、自分が学びたい分野をピックアップすることから始めましょう。
将来もこの世界で生きていこうと思ったら主体的に動ける能力が必要です。手掛かりを探り当て、学んでいくのは山登りと同じ。
あくまで学びの主役はあなた自身であることを忘れないでください
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 スクールvs独学 を書きます。