リズムに合わせて映像を切り替える。
ミユージックビデオやスポーツ中継など複数のカメラを使って撮影した映像をスイッチングして見せる編集方法です。
マルチカメラ編集は、Davinci Resolve17のマルチカム編集で簡単に作ることができます。
マルチカメラ編集とは
用意するものはフルハイビジョンサイズ(1920×1080)の静止画。
デュレーション(尺)は少し長めの10秒とします。これをDavinci Resolveに読み込みます。
![](https://i0.wp.com/oiuy.net/wp-content/uploads/2021/01/001-1.png?resize=640%2C376&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/oiuy.net/wp-content/uploads/2021/01/002.png?resize=640%2C362&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/oiuy.net/wp-content/uploads/2021/01/003.png?resize=640%2C592&ssl=1)
すると個別のファイルは消え去り、統合されたマルチカム(multicam)ファイルが出来ます。
![](https://i0.wp.com/oiuy.net/wp-content/uploads/2021/01/004.png?resize=640%2C312&ssl=1)
サムネイルをクリックすると統合されたファイルが確認できます。
![](https://i0.wp.com/oiuy.net/wp-content/uploads/2021/01/005.png?resize=640%2C283&ssl=1)
サムネイルの上で右クリックをすると表示される[マルチカムのビデオアングルを切り替え]を選択するとアイコンの表示を任意のカットに変えることができます。
![](https://i0.wp.com/oiuy.net/wp-content/uploads/2021/01/007.png?resize=640%2C263&ssl=1)
Angleを1から2に変更したところ、アイコンの表示が変わったことがわかります。
このマルチカムファイルはぱっと見一つの画像にしか見えませんが、実は複数の映像が一本になっています。
![](https://i0.wp.com/oiuy.net/wp-content/uploads/2021/01/006.png?resize=637%2C640&ssl=1)
タイムラインに乗せても、表示は一本のままです。どうやって操作するかというと、[ソース]を[マルチカム]に切り替えて行います。
![](https://i0.wp.com/oiuy.net/wp-content/uploads/2021/01/008.png?resize=640%2C299&ssl=1)
カーソルをプレビューモニターの上に持って行き、使いたいカットを選択して再びタイムライン上に持って行ってクリップをカットしてみましょう。
![](https://i0.wp.com/oiuy.net/wp-content/uploads/2021/01/010.png?resize=640%2C502&ssl=1)
すると隠れていたカットに切り替わります。
同じ要領で好みのカットを選んでいくと、すべての画像が一本のタイムライン上に表示されました。
![](https://i0.wp.com/oiuy.net/wp-content/uploads/2021/01/011.png?resize=640%2C538&ssl=1)
1画面で見れるは16カメが最大。一つ一つ画像を挿入していけばだれにでも出来る作業ですがマルチカメラの編集はこちらの方が早いです。
![](https://i0.wp.com/image.moshimo.com/af-img/2343/000000037686.png?resize=468%2C120)
まとめ
音声がシンクロしてさえすれば数フレーム単位で編集も可能。複数のクリップを束ねて映像だけスイッチングする作業。本来はマルチカメラ映像を使ってする編集ですが、原理を応用すれば静止画コンテンツにも十分使える技です。
独立して稼げる動画クリエイターを目指すなら映像制作と実務案件を通して学べるスクールがあります
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 マルチカメラ編集 を書きます。