動画の編集って、始める前が一番大変じゃないですか?
映像素材は山ほどある。
でも…「どこから手をつければいいか分からない」問題。
僕も昔、30分の長尺映像を編集する案件で、頭の中がパンパンになって「もう無理!」「全部ボツにしたい!」ってなりました。マジで。
そのとき救ってくれたのが、“付箋”です。
いや、正確には「テレビマン直伝の付箋編集法」。
プロのテレビ制作者が、何十年も使っている超アナログなテクニック。
これがもう、びっくりするくらい整理できるんです。
【動画編集が爆速に?】テレビ制作者も使う“ 付箋編集法 ”がヤバいほど頭スッキリする件
付箋編集法ってなに?【正式名称:ペタペタ構成法】
これ、テレビの現場では「ペタペタ」って呼ばれてます。
使うのは、ただのポストイット(名刺サイズ)。
そこに映像の見出しと内容を書いて、ホワイトボードや壁にペタペタ貼るだけ。
例えば:
- 「街の全景|二子玉川を俯瞰」
- 「主人公A|働く姿に密着」
- 「インタビュー|イベントの裏話」
みたいな感じで、1カット=1枚の付箋にする。
それを「なんとなくの流れ」で並べていくと、
あら不思議、構成が“見える化”されていくんですよ。
なんでわざわざ紙でやるの?編集ソフトでいいじゃん?
いや〜分かりますよ。そのツッコミ。
でもね、編集ソフトだと…
- 全体を俯瞰できない
- 並べ替えが手間
- 頭の中が混乱しやすい
っていう欠点があるんです。
紙とペンと付箋というアナログな方法に戻すことで、
頭の中がスッキリ整理されるんですよ。
特に長尺動画(5分以上)は、パソコンの画面だけで把握しようとすると詰みます。
実際どうやるの?手順まとめ
用意するもの
- 名刺サイズのポストイット(75×127mm)
- 油性ペン(見出しが大事)
- スチレンボード or 壁
書き方のルール
- 1枚に1カット
- 上段:見出し、下段:要約
- 1m離れても読める大きさで書く
使い方の流れ
- 撮影素材をざっくり見返す
- カットごとに内容を要約して書く
- テーマごとに色を変えてもOK(例:Bロールは黄色、インタビューは青)
- 時系列 or メッセージ性で並べ替える
- 付箋紙に書かれた情報は、このあと着手するナレーション原稿や構成台本の元になる
インタビューやストーリーの核となる映像が「Aロール」と呼ばれるのに対して、それ以外の補足的な映像素材(風景、建物など)のことをBロールと言います。
メリットとデメリット
長い番組になると使うカットも増えますが、大変なのは組み合わせの数が爆発的に増えていくのです。そうなると編集者一人だけでは全体像を把握しきれません。番組関係者に見せて一緒に考えてもらった方が早い上に新たな切り口や演出の知恵も見つかります。
メリット
- 全体構成を俯瞰できる
- 複数人で意見共有しやすい
- 映像の意味や流れを再認識できる
- カットの“役割”がハッキリする
デメリット
- アナログなので場所を取る
- ちょっと手間に感じる(慣れれば爆速)
- 「時代遅れじゃない?」と感じる人も…
だけど、本当に編集がうまくなる人って、こういう地味な作業をちゃんとやってるんですよ。地力がつく。
初心者がやりがちな失敗あるある
さっそく始めてみようと思い立った人に一言アドバイス。新人ディレクターがよくやる失敗例を三つ挙げておきます。うまくいかなかったら読み返してください。
- 付箋に情報を詰め込みすぎる → 文字が読めない!
- 最初から順番通りに並べようとする → 思考が固まる
- 映像を見ずに付箋を先に書く → 映像と構成がズレる
失敗しても大丈夫。はがして、貼り直せばいいんです。
これがペタペタ構成法の強み!
まとめ デジタル編集の強い味方は、アナログだった!
YouTubeでも企業案件でも、構成力って編集の要なんです。
それを支えるのが、この“付箋”という地味だけど超実用的な道具。
「いや〜、ほんとね、これ便利なんですよ!」
一見面倒なようで、実は最短ルート。
「自分の頭を“外に出す”」という作業が、
あなたの動画をレベルアップさせてくれます。

テレビ局員が必要に迫られて生み出した暮らしの知恵。アナログだけど最強の方法は本にも書いてあります。
「編集でグチャグチャになる前に、1回“紙”に戻ってみてください!」
「この作業があるだけで、マジで編集時間半分になります(体感)」
「ペタペタ、ぜひみんなもやってみて!」
結論:デジタル編集の強い味方は、アナログだった!
一見面倒なようで、実は最短ルート。
「自分の頭を“外に出す”」という作業が、
あなたの動画をレベルアップさせてくれます。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 テレビ制作者も使う“ 付箋編集法 ”を書きます。