【初心者向け】 暗すぎる動画 を明るくする方法

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 暗すぎる動画 を明るくする を書きます。

「カメラで撮った動画が暗いので明るくしたい」というお悩みをよく聞きます。

動画が暗いのはカメラの場合は露光不足。つまりカメラの感度が低すぎたり、シャッタースピードが速すぎたり、絞りが強すぎたりするのが原因です。

最近のカメラやスマホでは撮影時点である程度明るさの補正はできますが、それでも見た目が暗く感じることもよくあります。

そんな時は、撮影した動画ファイルをいったん編集ソフトに入力して明るさを調整すればある程度解決します。

暗すぎる動画 を明るくする方法

編集ソフトは有料・無料含め数多くのソフトが流通しています。

定番ソフトであるAdobe Premiere Pro(有料)が使えるのであれば解決しますが、

明るさを調整機能を持たない編集ソフトもあるのでソフト選びが面倒だったりします。

私が使っているDaVinci Resolve18は無料版でも明るさの調節ができるので、編集ソフト選びに迷ったらお試しください。

DaVince Resolve18で動画を明るくする方法【無料】

DaVince Resolve18は無料のソフトですが、プロの編集者も使うほど機能が揃ったソフトです。

機能が揃いすぎているため、初心者にはどこから手をつけたらいいかわからなくなりますが、画面の明暗を変える程度なら「カーブ」を使うことで解決します。

  • DaVince Resolve18に動画ファイルを読み込ませます
  • 明るくしたい場面を切り取り、クリップをタイムラインに乗せます
  • [カラー]を選択します
  • 補正したいクリップをクリックします(クリップが赤枠で囲われます)
  • 「カーブ」のアイコンをクリックします
  • カーブパネルの斜め線をドラッグして上下に移動すると画面が明暗に変化します
  • ーブを上に引っ張ることで動画クリップが明るくなりました

Clipchampを使う方法【無料、Windows】

ClipchampはWindowsのブラウザ上で使える無料編集ツールです。

 無料アカウントにサインアップするだけで、すぐにビデオの編集や動画の明るさの補正ができます。

  • タイムラインでビデオをクリックすると、緑色に強調表示されます
  • 画面の右側に表示されたプロパティパネルの [色の調整] タブをクリックします
  • スライダーを左右に移動するとビデオの明るさを変更できます。
  • Clipchampではビデオの露出、彩度、温度、コントラスト、不透明度の変更も可能です
  • 変更ができたら動画を書き出すことで完了です。

Premiere Proで動画を明るくする方法【有料】

  • Premiere Proに動画ファイルを読み込ませます
  • 明るくしたい場面を切り取り、クリップをタイムラインに乗せます
  • [エフェクト]パネルから[ビデオエフェクト]を選択し、クリップに[カラー補正][輝度&コントラスト]エフェクトを適用します
  • クリップを選択したまま[エフェクトコントロール]パネルを開きます。
  • 明るくしたい場合は[輝度&コントラスト]の[明るさ]と[コントラスト]の数値を上げます。

数値は撮影条件によって異なるのでいろいろ試してみてください。

画質の悪い動画を綺麗にする方法【有料】

傷だらけの古いフィルム動画や、ノイズなどの劣化の激しいビデオ動画にお悩みの場合は、AI技術を使うことで画質を上げることができます。

素材を読み込んだAIが劣化したデータを補完する仕組みを使ったサービスです。

この仕組みを使うことで、傷の補正や、輪郭線の修正、色味の補完ができるので見た目の印象はガラリと変えることができます。

デメリットは一コマごとに画像を読み込み修正することから、時間がかかることです。

詳細は別記事にまとめました。

視聴しているモニターやテレビの輝度を変える【無料】

動画の画質には問題がなく、試聴する環境に問題がある場合は次の点を見直しましょう。

  • 部屋を暗くする
  • モニターやテレビの輝度を高めに調節する
  • モニターやテレビの画面モードを変更する

などです。

Zoomの明るさを調整する方法【無料】

Zoomで自分の顔が暗く見えることがあります。

十分な光量がなかったり、背景が明るすぎたりするのが原因で、照明を追加したりすることで解決できます。

高価な機材を使わずに補正したい場合は、パソコン版Zoomを使うことで明るさの調整をすることができます。

設定方法は次のとおりです。

  1. Zoomデスクトップクライアントを起動します。
  2. 「設定」(歯車のアイコン)をクリックします。
  3. 「ビデオ」を選択します。
  4. 「低照度に対して調整」にチェックを入れます。
  5. 「自動」か「手動」を選択します。「手動」の場合はスライダーで明るさを調整します。

まとめ

動画の品質を左右する重要なポイントが明るさです。

あとから補正もできますが、しっかり撮影したものには敵いません。

経験を積みながらよりよい素材が撮影できるように努力しましょう。

暗い動画を明るくする

よくある質問

動画の品質を上げる早道はありませんか
撮影した動画の品質を上げたいなら、光学の知識は持っておいて損しません。ただし光学は専門用語満載なのでまずは初心者向けの入門書を読むことをお勧めします。

撮影した動画の品質を上げたいなら、初心者向けの入門書を読むことでスキルが身に付きます。

  • イラスト多く、とても丁寧だけど、細かいとこまで書き尽くしてるな〜って詳しさ。
  • カメラ雑誌に連載された内容の単行本化、非常にうまくまとまっている気がします。
  • 光の単位の話と光とレンズの話は難しくて落ちこぼれた。
  • 非技術者であってもある程度技術の話は知るべきなんだろうなと思う。
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