カメラの設定をミスしてしまったなど、せっかく撮影した動画が暗い仕上がりになってしまうことはよくあります。
そんなときに行いたいのが、彩度や明度の調整です。
目次
iPhoneで暗い動画を明るくする方法
iPhoneの場合は、デフォルトで備わってる「写真」アプリで動画の明るさを調整できます。
「写真」アプリで編集したい動画を選択したら、画面右上の「編集」をタップ
下部に編集タブが表示されるので、ダイヤルのようなアイコンをタップします。
調整メニュー一覧の中から「明るさ」を選択してください。
目盛りが表示されるので、スライドさせて好みの画質に仕上げましょう。
調整できたら、画面右下のチェックマークアイコンをタップして保存します。
オリジナル動画に戻すには
加工した動画をオリジナルの状態に戻したいときは、「元に戻す」をタップしてください。
PCを使って暗い動画を明るくする方法
Windows 10に標準で搭載されている画像、動画再生用ソフトの「フォト」を使うことで明るさの調整はできませんが、フィルターを使って、明るく見やすい色合いに変更することができます。
まず画面上部の「編集と作成」をクリックして「テキスト入りビデオの作成」へと進みます。
編集画面に移動するので、下部メニューの「フィルター」をクリックしましょう。
画面左側にフィルターの一覧が出てくるので、「アイス」や「真珠」などといったフィルターを選択してください。
DaVinci Resolve18を使う方法
無料ソフトDaVinci Resolve18を使うことで動画の明るさを補正することができます。
写真の知識がない人でも、DaVinci Resolveを使うとある程度リカバリーできます。
DaVinci Resolveには他の編集ソフトにはない高度な色補正・加工機能があります。
扱いには知識と慣れが必要ですが、明暗の調整は初心者でも可能です。
詳しくは別記事にまとめましたのでよければ参考にしてください。
初心者が動画を 色補正 ( カラーコレクション ) する方法DaVinci Resolve17 | ぶいろぐ
調整のポイントは三つあります。
- ホワイトバランスをとる
- レベルを上げる
- 明暗のメリハリをつける
ホワイトバランスとはざっくり言うと、白を白として認識すること。
白い部分を中心に画面の暗さを調整することでバランスのとれた色味を守りながら補正することができます。
補正の基本は画面が暗い場合は情報量が少ないこと。明るい場合は情報量が多いことから起きます。
画面は様々な要素で成り立っているので、必要な部分のレベルを上げ下げすることで明暗をバランスよく調節します。
メリハリをつけるとは、白い部分は白く、黒い部分は黒く際立たせることです。こうすることで人間の見た目にちょうどいい塩梅の明暗に仕上げることができます。
まとめ
暗い動画を明るくするといっても、補正できない場合があります。
それは暗すぎて見えない部分や、明るすぎて色が飛んでしまっている部分です。
白トビ、黒つぶれと言われる現象で、補正するための情報がない場合のことを言います。
補正不可能なので改めて撮り直したほうが正解です。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 暗い動画を明るくする を書きます。