
CMOS、RAW、像面位相差AF、ローパスフィルター、偽色、階調・・・出るわ出るわ。
画像処理の世界は専門用語のオンパレード。
カメラの仕組みをマスターするには、光学という物理の世界に足を踏む必要がありますよね。
でも難しいことはわからない。そんなお悩みをがあるけれどとりあえず仕組みが知りたい人は入門書を読むのが早道です。
「なんとなくだった知識がスッキリわかる」初心者向けの光学入門書を紹介します。
いまさら人には聞けない” 大人の光学入門”
- 専門用語の意味を手っ取り早く知りたい勉強家
- 動画の編集から色加工の基本を基礎まで、ざっくり学びたい人
- レンズ選びに困っているカメラ愛好家
この本は、光学の専門家が中学生でもわかるようにカメラとレンズのしくみをわかりやすく解説した光学の入門書です。
写真が上手な人からよく聞く「光を読む」という言葉。
でも、自分に見える視界のどこから、どう光を読めばよいのか……?デジタルカメラマガジンの人気連載「いまさら人には聞けない大人の光学入門」
著者である安藤博士と、愛らしいキャラクターマサオ君が、授業形式で素朴な疑問を解決してきました。
本書では、連載の内容を分かりやすく再構成し、イラストをオールカラー化。光を数えられるの?
●どうして色が見えるの?
●レンズはどうして像を作れるの?
●レンズと普通のガラスはどう違うの?
●ピントが合うってどういうこと?
●フィルムカメラとデジタルカメラはどう違うの?
●カメラはどうやって色を見分けているの?
●画像の正体はなに?
●画像処理って何が起こっているの?
などなど、いまさら人には聞けない素朴な疑問の答えが分かります!
光学の基本用語がざっくりわかる
私も撮影に手を染め始めたころ、中高級カメラによくあるRAW形式。
この形式がイマイチよくわかりませんでした。
撮影した動画を再生すると、画面全体の色が平坦で「眠い」画像になりのも不思議でした。
- なぜ「眠く」見えるのか。
- 眠い画像は「現像する」ことではっきり見えるようになるのはなぜか。
放送局では、撮影も編集も自分ではやらず、その道のプロに頼むことが当たり前だったので、編集ソフトもカメラの
操作も学びませんでした。
放送局を離れ、自分で撮影から編集まで全てのことを自分でしなければならない立場になってもっと良い動画を作るには知識や技術の向上が欠かせないことがわかりました。
まとめ
本書では学校で習う「光の三原則」から始まって、最新の画像処理技術まで高額の専門家がわかりやすく語ります。
最初から丁寧に読むことでRAWがどういう過程で生まれたのか、現像とは何かがよくかかりました。
実は、デジタル信号をどう処理するかという基本を抑えないとスッキリ腹落ちしません。
「デジタル情報の階調化」という抽象的な内容も、イラストを使って説明することで理屈がなんとなくわかるようになりました。
独立して稼げる動画クリエイターを目指すなら映像制作と実務案件を通して学べるスクールがあります