動画の再生数が伸びない。おすすめにも載らない…。そんなとき、見落としがちなポイントが「サムネイル画像」です。
TikTokで編集した動画をそのままアップすると、自動的に選ばれた地味な場面がカバー(サムネイル)になってしまうことがあります。
「もっとインパクトある場面をサムネイルにしたい!」と思っても、あきらめる必要はありません。
初心者の9割が知らないのが、実は、TikTokのサムネイル画像は後から変更できるということ。この記事ではサムネイル対策について解説します。
TikTok サムネイルは後から変更OK!おすすめ画面で目立つ画像にする方法
TikTokを見ているとプロが作った派手な動画に紛れて並ぶサムネが地味な動画の多いこと。
こうした動画のほとんどが初心者が作ったと思われるテロップもインパクトもない動画です。
なぜTikTokのサムネイルは地味になりがちなのか?
TikTokでは、動画投稿時に特別な操作をしないとランダムなフレームがカバー画像として設定されてしまいます。
これは、ユーザーの視聴行動(視聴完了率やエンゲージメント)を重視するTikTokのアルゴリズムによるもので、YouTubeのようにサムネイルだけで評価が決まるわけではありません。
とはいえ、魅力的なサムネイルはクリック率や印象に大きな影響を与えるため、設定しておいて損はありません。
「いいね」やフォローを狙うにはまず見てもらうことが第一歩。他の動画に埋もれない工夫が必要です。
サムネイル画像を変更する方法(投稿後)
TikTokでは投稿後でも条件を満たせばサムネイル画像を編集できます。サムネイルを変更する理由は三つあります。
- 目立つ動画にするため:他の動画に埋もれない
- 視聴者の興味を引く:興味を持たせてクリックを促す
- ブランドイメージ統一:配色やスタイルを整えることで統一感を出せる
上記の理由に当てはまったらチャレンジしてみましょう。
【変更手順】
1. TikTokアプリを開き、自分のプロフィール画面を表示
2. サムネイルを変更したい動画を選択
3. 右下の 「…(三点リーダー)」 をタップ
4. 表示されたメニューから 「投稿を編集」 をタップ
5. 「カバーを編集」 をタップし、サムネイルにしたいフレームを選択
6. 必要に応じてタイトルやテキストも調整
7. 「保存」 をタップして完了!
注意点
- サムネイルの変更は投稿から7日以内に限られます
- 1日に1回まで変更可能です

サムネイルの素材は静止画だけでなく動画も可能ですか。動画の尺はどれくらいが適切ですか。
TikTokのサムネイル素材は動画の一場面(=動画内のフレーム)から選ぶ形式です。
YouTubeショート動画はスマホからアップロードした際のみサムネイルをつけることができますが、原理は同じです。別途制作した静止画や動画をアップロードして、サムネイルにすることはできません。
✅ TikTokのサムネイルは「動画の静止フレーム」を使う
TikTokでは投稿動画の中から任意のフレームを静止画として選び、サムネイル(カバー画像)に設定できます。つまり、
- 動画の途中に魅力的なカットを入れておくことで、
- その場面をサムネイルに設定可能です。
GIFや動画形式の「動くサムネイル」は非対応です(YouTubeのプレミアムアカウント向け機能などとは異なります)。
✅ カバー動画のように「動き」で印象付けたいなら?
TikTokは「動画そのものがサムネイルに近い働き」をしているため、冒頭数秒にインパクトのある映像を入れることが重要です。
多くのユーザーがサムネイルではなく、「数秒再生してからスワイプする」ため、実際の再生開始直後が最重要ポイントと考えられます。
✅ 動画の長さ(尺)はサムネイルに関係ある?
サムネイル自体は動画の長さに関係なく設定可能ですが、以下の理由から短めの動画(15〜30秒程度)を基本にするのが無難です。
- 最後まで見てもらいやすくなる
- 視聴完了率が高まり、TikTokのAI評価が上がる
- カバー用に良いシーンを選びやすい
項目 | 回答 |
---|---|
サムネイルに動画は使える? | ❌ 動画自体は使えず、動画の中の静止フレームのみ使用可能 |
静止画アップロードは? | ❌ 不可(YouTubeとは異なり、画像を自由にアップできない) |
適切な動画尺は? | ⏱️ 15〜30秒が理想的(視聴完了率を意識) |
インパクトを出すコツ | 🎬 動画の冒頭数秒に強いシーンを入れることで、実質的なサムネ効果が狙える |
効果的なカバー画像(サムネイル)を意識した撮影・編集のコツ
✅ カバー画像を意識した「撮影」のコツ3選
1. 最初の3秒以内にインパクトのある画を入れる
TikTokでは、投稿動画の中から「カバー(サムネイル)」を選ぶ仕様なので、動画の冒頭に視覚的に目を引く画を入れておくことが重要です。
- 主役がカメラ目線で止まる瞬間
- ド派手なリアクション
- 商品をズームアップで見せるカット
- 謎を感じさせる構図(例:顔が隠れている・後ろ姿など)
→ 「なんだこれ?」と思わせる1コマを冒頭に配置するのがコツ。
2. テロップやアイキャッチ文字を画面中央に置かない
サムネイルに使えるのは動画中のフレームなので、最初から「画面中央に映えるレイアウトを置き、テロップやアイキャッチ文字は周囲に配置」というイメージで撮影しておくと、そのままサムネにも映える。
- 画面の上下1/3にタイトル風テロップを配置
- 中央には人物・アイテムなど視線を集める主役を配置
- テロップが見切れないように「セーフティゾーン」を守る
3. 静止画っぽい1シーンを用意する
動きの激しい動画ばかりだと、サムネに使いたい瞬間がブレている場合があります。意識的に静止画に見えるカットを1枚撮るのがおすすめ。
- 止まったポーズを3秒ほどキープ
- スマホの画面タップなどで「ピント合わせ」する
✅ カバー画像を意識した「編集」のコツ3選
1. 冒頭3秒をゆっくり見せる
動画の冒頭部分をほんの少しだけゆっくりにしたり、1秒間の静止にすることで、インパクトのあるカバー画像を選びやすくなります。
- 例:「ドーン!」と出てくる瞬間を少し溜めてから再生
- リズムは崩さず、テンポ感に注意
2. 「カバー画像用のカット」を意識して入れる
TikTokではカバー画像は「動画内の好きなフレーム」から選ぶ仕様になっています。でも 途中やラストの場面は選びにくい(スクロールが面倒だったり、視認しにくかったり)ので、「サムネにしたいカット」があれば、をあらかじめ冒頭に置いておくと便利です。
動画の中盤や最後に使う予定のカットでも、一時的にカバー画像用に冒頭にコピーしておくのもOK。あくまで見せる順番の話なので編集時は自由に配置できます。
3. テロップ入りバージョンを別に作っておく
TikTokではカバー画像にテロップも映り込むため、「この動画は何なのか」が伝わるキャッチコピーつきの場面を入れておくと効果的。
- 例:「この裏ワザ、知ってた?」
- 「3秒で分かる●●のコツ」など強めの引き文言
🎯まとめ:TikTokカバー画像を制する者が、クリック率を制す!
コツ | 内容 |
---|---|
撮影時の工夫 | 冒頭で止めの絵、視線誘導、ブレ防止 |
編集時の工夫 | 冒頭静止、文字入れ、インパクト演出 |
表示意識 | サムネは自動選択なので「狙ったカット」を用意する |
TikTokではアルゴリズム重視とはいえ、視聴の入口であるサムネイルも重要な役割を担います。
投稿後でも、条件を満たせば変更できるので、バズらせたい動画はサムネイルまでしっかり作り込みましょう!
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。目立つ TikTok サムネイルを書きます。