
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。
大勢の人が働く放送局は一つ間違えると致命的なクラスターになってしまいます。そのため収録を延期したり、リモートワークできる人は在宅勤務になったりで、働く人の数は三分の二近くに減りました。
紙とペンがあればできるような仕事ではない。
そう思っていたら限られた条件の中で情報を伝え続けるイギリスBBCの取り組みが配信されてきました。
BBCニュース – パンデミックを報道するには 感染を防ぎながら https://t.co/HEgiMsGh0U pic.twitter.com/2zHcbJ7KfO
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) April 3, 2020
信頼できるニュースは暮らしの必需品になる。
取材先を自宅の周辺に絞り、自宅をスタジオや編集室に変え、遠く離れたスタッフと連絡を取り合い仕事をする。
キャスターもスタジオを離れてものを伝える。
取材相手とスタッフの安全が何より優先される。
これまでは実験的に行われてきた放送の新しい取り組みが、本業の中に組み込まれていることが実感できます。
テクノロジーを使いこなすのは人間の知恵と工夫と情熱だ。
ピンチがチャンスに転じる瞬間とはこのことなのだと実感します。