海外からの入金を PayPal で行う方法

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Photo by Magda Ehlers on Pexels.com
フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 PayPal を書きます。

海外から報酬を受け取るときどうしてますか。

銀行振込だと面倒な上、手数料かかりますよね。

そんな時よく使われるのがPayPalです。

しかし、初めてPayPalを使う時、設定の仕方、特に海外からの入金対応がよくわからず困ったことがあります。

海外からの入金まわりの解決策をまとめました。

海外からの報酬を PayPal で入金する方法

ふつうのPayPalは、モノを注文して代金を払うことはできますが、

反対に送金されたお金を受け取ることはできません。

なぜかというと、PayPalは個人アカウントを持っただけだと決済を受け付けることはできないからです。

ビジネスアカウントを取得していない場合、入金されても引き出すことができず、「保留」とされてしまいます。

eコマースなどでモノを販売したり、アフィリエイトの収入を得るなど、海外から送金を受け取る場合はビジネスアカウントを取得する必要があります

海外からの入金でPayPalが選ばれる理由

クリエイターが海外からの報酬を受け取るとき、相手側からよく提案されるのが決済サービス『Paypal』(ペイパル)です。

銀行振込ではなく、Paypalを使うメリットは

  • 相手側にとって送金手数料がかからないこと。
  • 一回限りの取引の決済が簡単にできること。

簡単に送金ができる点が喜ばれています。

普通、銀行経由で決済する場合、以下のような情報を取引先に送る必要があります。

Beneficiary details  
1. Beneficiary bank location  
2. Payment currency  
3. Search by full bank code/SWIFT address  
4. Bank name
5. Beneficiary account number / IBAN  
6. Beneficiary name  
7. Beneficiary address  

この情報をもとに銀行で振込手続きが行われます。

この手続きが減るだけでも取引先の負担が軽減されるのです。

デメリット

送金側にメリットがあるサービスですが、たまに海外取引が発生するような個人事業主にとってはメリットというよりデメリットの方が多いかもしれません。

どういうデメリットがあるかというと、

  • 取引は決済手数料がかかる。
  • 海外の取引は決済手数料に加えて為替手数料や通貨換算手数料がかかる。数字は相手の国によってまちまち。
  • 合計5万円未満の場合は、250円の引き出し手数料

銀行口座とは逆で、手数料は支払われる側が負担します。

なので、大きな額の取引だと結構負担があってキツイというのが実感です。

とはいえ、銀行振込よりも手間がかからない点を割り引くと、PayPalを選択し、ビジネスアカウントを取得せざるを得ないと思います。

ビジネスアカウントを取得する手順

ビジネスアカウントを取得するには、PayPal側の審査を受ける必要があります。

手続きに必要なものは本人確認情報です。

作業を始める間に必要資料を用意しましょう。

・住所、電話番号、名前、メール、銀行口座等の個人情報

・本人確認書類(本人顔写真付きのもの:運転免許証、マイナンバーカード)の画像ファイル

PayPalアカウントを取得する

はじめてPayPalのアカウントを取得する人は、初期画面からビジネスアカウントをクリックして新規登録に進みます。

メールが届くので確認します。

すでにPayPalアカウントを取得している人は

ビジネスアカウントを取得のリンクから本人確認手続きを行います。

本人確認手続き

トップページに「本人確認手続き」というリンクがあるのでクリックします。

手続きの選択肢は二つあります。一つは銀行口座を設定するか、本人確認書類をアップロードするかです。

本人確認書類は、運転免許証やマイナンバーカードなど、顔写真の付いた公的書類です。手続きでは同時に「補完書類」の提出も求められます。

こちらは顔写真は不要なので健康保険証で代用できます。

あらかじめ写真に撮ってファイル化したものをPCに取り込んでおきます。

アカウント管理者情報を記入して

本人確認書類を枠内からアップロードします。

次に補完書類をアップロードします。

これで手続きは終わり。

一週間ほど審査期間の余裕を見ます。

するとしばらくして、登録したアドレス宛てに暗証番号が送信されてきます。

暗証番号を入力するとビジネスアカウントが使えるようになります。

まとめ

私は以前この仕組みを知らず、アカウントを持たずに海外からの送金を受け取りました。結局どうにもならず、返金して再度銀行振込することになり相当消耗しました。

このような無用のトラブルに出会わないよう、ビジネスアカウントは取っておきましょう。

PayPal海外入金に関するよくある質問

PayPalに銀行口座を登録できない
PayPalで口座振替・本人確認に利用できる銀行は
・みずほ銀行
・三井住友銀行
・三菱UFJ銀行
・ゆうちょ銀行
・りそな銀行・埼玉りそな銀行
以上の5行のみです。
銀行口座の登録方法(個人)|サポート| PayPal JP

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