TikTokって、ちょっと不思議な世界ですよね。
1分に満たないショート動画に、ものすごい熱量が詰まってたりする。
でも、ただ面白いだけじゃ伸びない。「演出」「テンポ」「音選び」「企画力」——全部求められる。
その答えのひとつが 「AI」です。
しかも、「編集を楽にする」って話じゃないんです。
AIが“バズらせる力”を持っているんです。
- TikTokでバズる動画、作れる人と作れない人の差は?
- プロのTikTokディレクターたちはどうやって量産してるのか?
今回は、TikTokやショート動画の現場で実際に使われている「本当は秘密にしたいAIツール5選」を、初心者でもわかりやすく紹介します!
AIを武器にする!TikTokディレクターが本当は教えたくない必須5ツール
第1位:Kling AI|静止画から“喋る人間”が爆誕
たとえば、TikTokで「喋る猫」「喋る赤ちゃん」「喋る昭和のアイドル」みたいな動画、見たことありません?
あれ、全部AIで作れます。しかもスマホでもできます。
▶ こんなシーンで使える
- ゲーム実況の冒頭で“キャラが喋る”演出に
- 知識系のアカウントで“キャラクター解説員”を登場させる
- 実写が苦手な人でも、顔出しせずに“自分の分身”を作れる
使い方はシンプル。
- DALL·Eなどでキャラ画像を作る
- Kling AIにアップロード
- 音声を入れれば、自動で口パク!
見た目もかなりリアル。
でも“ちょっと不自然な感じ”が逆にウケるんですよ、TikTokって。
第2位:CapCut(AIカット編集)|編集初心者の救世主
TikTok運営元のByteDanceが作った、公式エディターとも言える存在がCapCut。
最近のアップデートでAI機能がめちゃくちゃ増えていて、
「AIジャンプカット」「AI文字起こし」「AI自動BGM調整」など、まるで人間ディレクターみたいな動き方します。
▶ こんなシーンで使える
- 喋りすぎたトークをAIがテンポ良く自動カット
- 撮りっぱなしの動画から“使える部分”だけを抽出
- 声のトーンに合わせてBGMの音量を調整(←地味に神)
これ、地味なようで超大事。
たとえば初心者あるあるで「BGMがうるさすぎて聞き取れない」っていうの、
CapCutのAI音量調整をONにするだけで、一発で解決します。
第3位:ChatGPT(企画&台本作成)
ぶっちゃけ、動画って撮る前に7割決まってるんですよ。
台本とか構成がグダグダだと、どんなに映像が良くても伸びない。
そんなときの相棒がChatGPT。
▶ こんなシーンで使える
- 「TikTokでバズる切り口を10個考えて」と依頼
- 「30秒でわかる!睡眠のコツ」という企画の台本を作ってもらう
- 「この動画、どう編集すれば面白くなりそう?」と相談できる
しかも、プロンプト次第でめちゃくちゃ鋭い視点をくれます。
たとえば:「TikTokで30秒以内に睡眠改善のTipsを伝える構成を考えて。導入は意外性を出して」って打てば…
→
「寝る前にスマホを見てる人、実は睡眠の質が3倍悪化してるって知ってました?」
から入る構成を提案してくれる。これだけで“引き”が生まれます。
第4位:ElevenLabs(ナレーション音声)
「自分の声に自信がない…」って人、多いと思います。
でも安心してください。
AIが、あなたの代わりにナレーションしてくれます。
▶ こんなシーンで使える
- 雑学系動画に“プロ声優風”の声をつける
- キャラ動画に合わせて声のバリエーションを変える
- 海外風の英語ナレーションをつけて、グローバル視聴も狙える
しかも、ElevenLabsのスゴイところは「リアルすぎる」こと。
イントネーションや感情の入れ方がめちゃくちゃ自然。
動画に“品”が出るんですよね、こういうナレーションがあるだけで。
第5位:Runway ML(AI動画生成)
最後に紹介するのが、最先端すぎて「えっ?未来?」ってなるツール、Runway ML。
文字から映像を生成したり、既存の動画を別スタイルに変えたりできます。
▶ こんなシーンで使える
- 1枚のイラストから“冒頭アニメ風オープニング”を作る
- 海外の街並み風の背景を追加して、旅行っぽく見せる
- ビジュアル重視の動画で、AIアート風の演出を挿入する
もちろん重い処理もあるし、ちょっと学習コストは高め。でも、競合がまだ少ない今だからこそ、「世界観で差をつけたい人」には武器になります。
結論:「AIに頼る」のではなく「AIを演出として使う」
AIツールって、楽するための道具…だけじゃないんですよ。
“企画”にも、“演出”にも、“編集テンポ”にも使える万能な武器です。
動画って、テンポ・音・表情・間・世界観……すべてが「演出」。
そこにAIを活用すれば、初心者でもプロ級の完成度が出せるようになります。
あとがき:技術より、世界観が人を惹きつける
フォロワーが1万人の人と、100万人の人。
違いは「才能」でも「顔面偏差値」でもありません。
むしろ、“世界観”があるかどうかなんです。
そして世界観を作るには、演出力。
演出力は、AIが手伝ってくれます。
まずは今回紹介した5つのツール、どれか一つだけでも使ってみてください。
きっと、**「あ、動画ってここまで変わるんだ」**って体感できるはずです。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 TikTok ディレクターが本当は教えたくない必須5ツールを書きます。