動画の横線ノイズはインターレース除去で解決

インターレース除去
フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。

撮影した素材を編集していると、気になるのが映像に横線っぽいノイズが入ることがあります。

画面縞、ちらつき、ガタガタ、カクカク・・・ネットで検索ワードがなかなかイメージできず、答えにたどり着くのに手間取りました。

動画の横線ノイズとは

例えば上記の動画の49秒あたりのカット。

意識して見ないと気付かない人もいるかもしれませんが、動きの激しい場面では結構目立ちます。

拡大するとこんな感じ。

映像技術に詳しい人に聞いたところ、それは「インターレース」の問題だと言われました。

インターレースっていったい何?から説明を聞くことになりました。インターレースとは画像をテレビやディスプレイなどの映像出力機器に表示する走査方式の名称。カメラの撮影モードを見ると「AVCHD24M(FX)60i」とあります。60iのiがインターレースの証で、こいつが原因なのだとか。

放送局で働いてましたが、技術的な用語はまったく学んでいなかったため学び直しです。下記の記事にも同じようなことが書いてあります。

インタレース解除方法 – Adobe Support Community – 10143828

[1]詳しい説明ですが、読めば読むほど意味不明です。症状が解決しさえすればそれでいいのですが、技術に明るい人ほど説明が長くなります。

要は、動画を構成するコマの動きがインターレースという方式のままではずれて見えるということらしく、編集ソフトで解決できることがわかりました。

そこで実際に修正してみました。

Adobe premiere Proの対応方法

対象のクリップを選択して(複数選択可)、メニューの[クリップ]→[ビデオオプション]→[フィールドオプション]を選択します。

[フィールドオプション]ウィンドウで[常にインターレースを解除]を選択し、「OK」をクリックします。

以上です。

続いてDavinch Resolveで検証します。

Davinch Resolveの対応方法

結論から先に言うと「できるけどできない」です。

Davinch Resolveを有料版にアップグレードする必要があるからです。手順は次の通りです。

Davinch Resolveの場合は該当するカットを選択肢、[デインターレース]という項目にチェックを入れると解除できることになっています。

再生してみるとウォーターマークが表示されました。ウォーターマークは有料版にしないと消せません。つまり無料版では解決できないことがわかりました。

この動画はDavinch Resolveでつくってしまいましたが、致命的な問題ではないのでそのまま公開するつもりです。

Davinch Resolveで作った動画をPremiereで再エンコードしてみた

Davinch Resolveで書き出したインターレースの縞模様付き動画から縞を取ろうと、Premiereのインターレース除去機能を使ってみました。

要するに二度手間をかけてインターレースの縞模様を取ろうという企てです。

結論から言うとまずまずです。

書き出した動画のインターレースが気になる人はこの手を使うと、有料版Davinch Resolveにしなくても済みます。

Premiereでインターレース除去する手順

Davinch Resolveで書き出したインターレース付きのファイルを読み込ませ、タイムラインに乗せる。

タイムライン上の動画ファイルを選択したまま[クリップ][ビデオオプション][フィールドオプション]を選択。

[常にインターレースを解除]を選択します。

あとはこのまま書き出すだけ。これで厭な縞模様がもやっとした画像に変わります。画室は気になるほど変化しません。

インターレースは解除すべきか

インターレースを解除しないと画面が縞模様になります。しかし、「保持した方が確実に綺麗です」という人もいます。

インターレース解除機能を持った動画再生ソフトを使うことできれいに見えるというのです。動画はエンコードする事自体が映像の劣化をさせる行為なのでインターレースも解除すると画質が落ちるといわれます。

要はお好み次第ということがわかりました。

Teranex Standards Converters – コンバージョン | Blackmagic Design

まとめ

簡単にまとめると、エンコード後もなるべく綺麗な映像を保ちたい方は保持。リサイズして見たり、劣化を全く気にせず気軽に見たい方は解除。が正解のようです

Frames 1.1 – フラッシュバックジャパン

映像屋のざれごと: FCPX10.0.7でインターレース除去できない!?

References

1 詳しい説明ですが、読めば読むほど意味不明です。症状が解決しさえすればそれでいいのですが、技術に明るい人ほど説明が長くなります。




ABOUTこの記事をかいた人

元テレビ番組制作者。再就職→窓際→WEBコンテンツ制作で復活。64歳にして動画制作に自分の価値を見いだしました。目指すのは地域に根ざした"伝える系"の動画制作です。スキルアップと感謝の気持ちを持ちながら楽しく生きていきます。編集のお手伝いも始める予定です。