DaVinci Resolve17で色補正(カラーコレクション&カラーグレーディング)の技を身につけたい。
ということで、手に入れたばかりのBMPCC4Kを使い始めて感じたのは操作パネルのシンプルさです。
簡単といわれていますが、それは高級デジカメと比較してのこと。
初めて触る操作パネルには未知の部分も数多くあります。習熟するには練習を繰り返すのが一番です。
ところが初めて撮影した素材を試写したところ、とんでもないものが映っていてビビりました。
画面のゴミ
この動画。フレームを進めると画面に異物が現れました。
半円状の黒い影のようなものが見えます。
格安交換レンズのゴミでしょうか。
レンズを拭いて違うカットを撮影しても異物は残っています。
明るい場所で絞りをmaxにして撮影してみると、画面中央左に「く」の字の異物が見えます。
「カメラの故障か」
故障だとしたら、指定店などに相談しなければなりませんし、修理の期間や費用の問題が頭をよぎります。
ということで、ネットで問題の解決策を探りました。
「カメラ+ゴミが写る」で検索すると、出てきたのは
カメラのセンターについたゴミが原因のようです。
レンズを外して中を見ると、虹色に輝くセンサーが見えます。
よく目を凝らしてみると、センサーの上にホコリのようなものが載っています。
どうやらこいつが犯人のようです。
レンズ交換の際に小さなホコリなどがカメラに入り、イメージセンサーに付着すると黒い点が写り込んでしまうというわけです。
確認するにはレンズの絞りを調整する必要があるということがわかりました。
- 絞り優先モード・ISO感度低めに設定
- F値を最大・露出補正をプラスに設定
- ピントを無限遠(∞)にして撮影
明るい背景で確認ができたのはこういうことだったのですね。
ではどうやったらこのホコリのようなものを取り除くことができるのでしょうか。
センサーに付着したゴミは、多くの場合、専用の道具があれば自分でも除去することが可能です。
最も基本的なのが、ブロワーを使う方法です。
ブロワーとはふいごのようなもの。
空気の力でゴミを吹き飛ばすわけです。
間違っても口から吐いた息で吹き飛ばしてはいけません。
新たなゴミが入らないよう、カメラを下向きにするのがポイント。
さっそくカメラ店に行ってブロワーを購入して試してみました。
カメラ店の店員さんの話では「エアダスターを使用するのもNG」なのだとか。
エアダスターは強力なので、素人が不用意に使うとセンサーを破損してしまうこともあるそうです。
まとめ
撮影現場でレンズを交換する場合、起きやすいのがゴミの入り込みです。
撮影済みの動画に写りこんだゴミは編集で除去することも不可能ではありませんが、画質が劣化するのでなるべくなら避けたいところ。
日頃からカメラを気遣うことは、より綺麗な動画の制作につなげたいものです。
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