今話題のメタバースの世界で、新しい“実写映像”作品が生まれているのをご存知でしょうか?
自分の分身を3D空間の中で自由に動かす新しい視点から広がる表現の世界を紹介します。
メタバース で生まれつつある新しい“実写映像”に注目
メタバースの空間でコミュニケーションする際に必須のツールがアバターです。
アバターとはゲームやネットの中で登場する自分自身の「分身」を表すキャラクターのこと。
華やかなキャラクターたちをキャプチャーした素材を編集することで誰でも二次創作することができます。
シャイニングスターの曲に合わせてVRChatワールドのみを使ってMV風の動画を撮ってみました! 特に動画の方にエフェクトを入れることもなくこんな綺麗な動画が作れるVRChatは本当にすごい
メタバースの空間やアバターたちが素材になるなら、現実世界と同じようなクリエィティブな作品やドキュメンタリー作品も作れるはず。
新しい表現を目指して作品を発表する映像制作者が登場しています。
0b4k3
0b4k3(おばけ)さん。「VRChat」を拠点にディレクターとして活躍し、バーチャルクラブ「GHOSTCLUB」を運営するクリエイターです。
VRChat毎週月曜日22:00~怖いが好きで怖いモノ知らず。恐怖に小慣れた連中が、ゾッと身の毛のよだつ怪談からアハハと笑える不可思議至極な話まで。たっぷり一時間半の夜の集いでございます。RChat」を拠点に怪奇動画を発信し続けるサークルです。
渡邊課(コンセントの全天球映像作家チーム)
実写VR映像制作を専門に活動するチーム「渡邊課」さんの作品。
360度の映像体験ができるのもメタバースの特徴の1つ。
360度カメラで撮影すれば、メタバースのコンテンツとしても使える360度作品を作ることができます。
こちらは物件紹介などに360度撮影動画を提供しようという企業のプロモーション。
エンタメ、ビジネスシーンでのVRの利用など実写VRの使用用利用がすでに始まっています。
360度動画の編集ソフト
360度動画の編集は最新の編集ソフトに実装中。Premiere ProやDaVinci Resolveで可能です。
360度写真・動画を編集できるスマホアプリ
VeeR Editor(AndroidおよびiOS)
V360(AndroidおよびiOS)
Collect(Android)
THETA+(AndroidおよびiOS)
かんたん360 for RICOH THETA(AndroidおよびiOS)
Insta360 シリーズアプリ(AndroidおよびiOS)
PC用360 / VRビデオ編集ソフトウェア
Adobe Premiere Pro
DaVinci Resolve17
Final Cut Pro X
PowerDirector
Filmoraなど
まとめ
メタバースの世界を体感するには普通のスマホやPCでは力不足。
最近は低価格でかつ追加機材も必要なしにメタバースが経験できる環境も整ってきました。
私がお勧めするのはメタ(旧フェイスブック社)が発売したOculus Quest2です。
これ1つでアバターの世界にはまれるVRChatや、360度動画が楽しめます。
視野が広いので劇場版アニメなどをAmazonで見ると自宅に居ながらにして映画館気分も味わえます。
VRChat内で撮影されたドキュメンタリー作品 からヒントを得て様々なコンテンツが生まれてきそうな予感がします。今後の映像作品の舞台となり得るメタバースの世界に注目です!