もう外付けSSDは不要!! UGREEN NASync DXP480T で動画制作が変わる!メリット・デメリットを徹底解説

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 UGREEN NASync DXP480T で動画制作が変わる!を書きます。

SSDの限界、感じていませんか?

大量の動画データを使う動画編集。PC編集で欠かせないのが外部記憶でバイス外付けSSDです。

動画編集をしていると、外付けSSDの容量不足や転送速度の限界に悩まされることがありますよね。そんな中、注目を集めているのが「NAS(ネットワーク接続型ストレージ)」を使った編集ワークフローです。

今回は、UGREENから登場したオールフラッシュNAS「NASync DXP480T Plus」を、初心者にもわかりやすく解説します。

📝 記事本文:動画制作を爆速化するUGREEN NASync DXP480Tのメリットとデメリットを解説

🔍 UGREEN DXP480Tとは?

UGREEN NASync DXP480Tは、最大4基のM.2 NVMe SSDを搭載できる超高速NASです。四つのSSD用M.2 NVMeスロットの最大メモリー容量は32TBです。(8TBのM.2 NVMeが4枚刺せます)Mac miniサイズのコンパクトな筐体に、10GbE対応のLANポートやThunderboltポートを備え、動画編集に特化した設計がされています。

主なスペック

項目内容
ストレージM.2 NVMe SSD ×4(最大32TB)
接続10GbE LAN、Thunderbolt、USB-A、HDMI
サイズMac mini相当のコンパクト設計
対応アプリDaVinci Resolve、Lightroomなど

✅ メリット:動画編集に最適な理由

  1. 超高速転送でストレスフリー
    • 10GbE対応で、10GBのファイルも数秒で転送可能。
    • SSDと同等、もしくはそれ以上の編集体験が可能。
  2. 作業と保管を分離できる
    • 編集用(DXP480T)とバックアップ用(例:DXP4800 Plus)を分けて運用可能。
    • 編集後は自動でバックアップ、作業ドライブをすぐに空けられる。
  3. 省スペース&静音設計
    • デスク下に収まるサイズ感。
    • アルミ筐体+静音ファンで熱と音をしっかり制御。
  4. 初心者でも簡単セットアップ
    • UGREENアプリで数クリックで初期設定完了。
    • ネットワーク接続もわかりやすくガイドされる。

⚠️ デメリット:導入前に知っておきたいこと

初期投資がやや高め

  • NAS本体+SSD×4の費用がかかる。
  • ただし長期的にはSSDの買い替え頻度が減るためコスパは良好。

ネットワーク環境に依存

  • 10GbE対応ルーターやLANケーブルが必要。
  • Wi-Fi接続では本来の速度が出ないため注意。

UGREEN DXP480Tはネットワークルーター親機と子機のどちらに接続すべきですか。

UGREEN DXP480TのようなNAS(ネットワーク接続型ストレージ)は、
できるだけネットワークの中心(親機=ルーター本体)に有線で接続するのがベストです。子機を挟むとWi-Fi接続になるため速度が落ちたりアクセスが不安定になることがあります。

Thunderbolt接続は外部ストレージ用

  • 本体とPCは基本的にLAN接続。ThunderboltはHDDなどの接続用。

この機種には、Thunderbolt(サンダーボルト)端子LAN端子(ネット接続用)の両方がついていますが、それぞれの役割が違うので注意が必要です。
Thunderboltを使ってNASync本体にストレージを追加できますが、PCと直結して高速にデータ転送するタイプのNASとは違います。Thunderbolt端子は外付けHDD/SSDの追加用(拡張目的)として想定されています。端子があるからといって、「Macに直接つないで超高速コピーできる」と思い込まないように注意!

🎬 編集ワークフローの変化

UGREEN DXP480Tを導入すると、以下のようなワークフローが実現できます:

  1. プロジェクトファイルはPCに、素材はNASに保存
  2. DaVinci ResolveやLightroomで直接NAS上の素材を編集
  3. 編集後は自動でバックアップNASに同期
  4. 作業が終わったらNASから素材を削除して容量確保

これにより、SSDの容量不足やファイル整理の手間から解放されます。

💻UGREEN DXP480Tは「あとから増設・交換OKなNAS」

UGREEN NASync DXP480T は、自分でM.2 NVMe SSD(メモリのような超高速ストレージ)を差し込んで使うNASです。

「最初から大容量は高くてムリ…」

そんな方でも、小さな容量から始めて、後から大きなSSDに交換できます。

🪙まずは予算内で小容量M.2 SSDを用意

  • 最初は 500GB〜1TB程度 のM.2 NVMe SSD(PCIe Gen3以上推奨)を使えばOK
  • 安価なモデルなら1万円前後から手に入ります
  • とりあえずOSインストールや軽いファイル保存に使えます

💡あとからできること:大容量SSDへの「交換」または「増設」

UGREEN DXP480Tには、M.2スロットが2つあります。

  • 増設:2枚目のM.2 SSDをあとから追加
  • 交換:小容量SSDを抜いて、大容量に差し替え

つまり…

❌「最初から全部そろえなきゃダメ」ではなく、

⭕「少ない容量でスタート → 余裕ができたら拡張」が可能!

🛠初心者でもできる増設・交換の流れ(ざっくり解説)

① DXP480Tの電源をオフにして、カバーを開ける

  • 本体の背面ネジを外すと、内部にアクセスできます

② M.2 SSDスロットを確認

  • スロットは2つあり、片方または両方に取り付けできます

③ 新しいM.2 SSDを差し込む

  • 斜めに差し込んで、ネジで固定
  • 放熱シート(付属品)を貼って冷却も忘れずに

④ 起動後、ストレージを認識させる

  • UGREEN独自のNAS OS(UGOS Pro)上でフォーマットやRAID設定ができます

📌増設のポイント

項目内容
推奨タイプM.2 NVMe(PCIe 3.0以上)
容量500GB〜2TB以上まで拡張可能
スロット数2つ(RAID構成も可能)
交換・増設どちらもユーザー自身で可能

✅まとめ:初心者にやさしいストレージ拡張スタイル

  • 最初は低容量SSDでOK
  • 将来的に大容量SSDを増設・交換できる設計
  • 分割で投資できるからコスパが良い!

💡UGREEN DXP480Tは、最初は「低コスト」、後から「大容量」へステップアップできるNASです。

「今は予算がないけど、将来ガッツリ使いたい!」という人にぴったりのモデルですよ。

SDのようなスピード感と、NASならではの柔軟性を両立したこの製品は、まさに「編集の未来」を体現しています。

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