外出先での動画編集が楽になる携帯用爆速 M.2 SSD を自作する方法

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 M.2 SSD を書きます。

外出先で動画編集する時、M1内蔵Macbookは超便利です。

心配なのは大容量の記憶媒体が必要になることです。

HDDを外付けすると容量は解決しますが書き出す際の速度が遅くなります。

なので、外出先での作業には高速の外部記憶媒体が不可欠です。

最近注目なのが、高速SSDを外付けメディアとして使うことです。

高速SSDはパソコンのパーツとして売られています。

パソコンのプロでなくても仕組みがわかれば初心者でも3分あれば組み立てられます。

M.2 SSDを使った外付けメディアの作り方をご紹介します。

M.2 SSDを外付けケースに入れて使う方法

PC内部に取り付けて使う最新SSD。「M.2(エムドットツー)」と呼ばれています。

M.2(エムドットツー)とはノートパソコンなど小型PC向けに開発された規格の一つです。

そして、この規格をもとに作られた記憶媒体が、私たちがよく目にするSSDカード「M.2 SSD」です。

SSDカードの特徴は小さいサイズである事。

めちゃくちゃ高速(最大転送速度40Gbps)なことから最新の電子機器に搭載され普及が拡大しています。

一昔前は起動するまで時間がかかったPCが、今では瞬時に起動するようになったのもこの技術のおかげです。

どれだけ速いかというと。読み取り速度は最大5,000MB/s。

HDDの読込速度は新品で大体100~120MB/s。

SATA規格のSSDの読込速度は500~550MB/s。

HDDやSSDと比較してもM.2がダントツなことがわかります。

主にパソコンのメモリーとして使われるM.2 SSDはケースに入れることで、超速の携帯用SSDとして流用することができます。

既製品の携帯用SSDと比較してもコスパは負けません。

商品として販売されている1TBのSSDの価格はGEN2.つまり第2世代でも1TBで2万7千円程度します。

M.2 SSDの本体価格は、500GBのNVMe接続で5~7千円程度、1TBでも1万4千円程度で購入できます。

大量の動画素材を扱う編集用には、余裕を持てる1TB以上の容量を備えたM.2 SSDを選ぶのがおすすめです。

別売のケースの価格は2~4千円程度で手に入るので、2万円あれば超高速の1TB外付けSSDを簡単に作成することができます。

M.2 SSDを選ぶときの注意点

M.2 SSDのデメリットは、タイプや形式がいろいろあって、簡単に商品が選べないこと。

メモリーとケースの組み合わせも、組み合わせを間違えると「規格が一致しないため動作しない」ことがあります。

なので、M.2 SSDを自作の外付けメモリーにする場合は、三つの点に注意しましょう。

  • M.2 SSDには様々なタイプがある
  • 端子形状が大きく三種類ある
  • 用途によってSSDそのものの大きさが異なる

以上です。

M.2 SSDには様々なタイプがある

初めての人は迷うのが当たり前です。

一般的なM.2 SSDのタイプはSATAタイプとNVMeタイプの二つがあります。

爆速なのがNVMeタイプ。並の速度がSATAタイプです。

■SATAタイプ
SATA3.0接続のSSDとなり、転送速度の理論値はSATA6Gbpsで約600MB/sとなります。
■NVMeタイプ
PCI-Express接続を用いており、SSD側に搭載されているNVMeコントローラによって高速なデータ転送が可能なSSDです。
転送速度は世代(Gen)とレーン数により異なるのですが、安価な1500MB/sぐらいの物から約4500MB/sを超えるような高速デバイスもあります。
■AHCIタイプ
PCI-Express接続で、PC側のAHCIホストコントローラを介して動作するSSDになります。
上記2種に比べると若干数が少なく見ることは少ないですが、互換性の無い別規格ですのでご注意ください。

M.2とは…? M.2 SSDについてのストレージ向け解説 – 株式会社センチュリー

SATAタイプとNVMeタイプの速度を比較すると下記のようになります。

SSD(2.5)SATAとは、

NVMe接続はめちゃくちゃ高速(最大転送速度40Gbps)です。

端子形状が大きく三種類ある

難しいのはSATAタイプには旧世代と新世代の二つがあり、接続する端子が違います。

なので、M.2 SSDのケースはそれぞれに対応できるよう、端子の形状にあわせて三種類が流通しています。

M.2の端子形状はA~Mまで存在し、それぞれ端子の間の切り欠きの位置が異なります。
(表裏を間違えると勘違いしやすいのでご注意ください)
主にストレージで使われる端子はB KeyとM Key、B&M Keyの3種類です。

M.2とは…? M.2 SSDについてのストレージ向け解説 – 株式会社センチュリー

この端子に刺さるM.2 SSDは決まっているため、異なる組み合わせを選んでしまった場合使えないことがあるので要注意です。

M.2 SSDを購入した後でケースを選ぶことになりますが、端子の種類を間違えないようにしましょう。

用途によってSSDの大きさが違う

M.2 SSDの中にはノートパソコンのような小型の筐体用に作られた製品があります。

ケースの大きさと接続する端子さえ間違えなければ十分実用に耐えます。

ノートPC動画編集に最適な自作SSD

動画や大量の画像など、大容量のデータを頻繁に扱うときの目安は速度と容量です。

速度を重視する場合は「NVMe」の「PCIe 4.0(Gen4) x4」に対応したM.2 SSDが目安になります。

ここで「PCIe 4.0(Gen4)」という用語が出てきました。

PCIeとはざっくりいうとパソコン側の規格のことで、数が多いほど世代が新しくなります。

数が多いほど高性能になります。現在普及しているのは3.0(Gen3)ですがこれでも十分すぎるほど速いです。

気になるのはお値段ですが、価格差はSATAもNVMeもほとんど変わりません。

500GBで五千円、1TBで一万円のゾーンです。

どのメーカーを選んでも初心者的には体感の違いは大差ありません。

ケースの選び方

ケースは少し注意して選びましょう。ポイントと注意点は以下の4つです。

  1. NVMe専用、SATA専用、両用の3タイプがある
  2. 工具が必要な場合がある
  3. 両面実装が使えないケースがある
  4. 古いSATA接続M.2 SSDは避ける

ケースによってはメモリーをねじ止めする製品もあります。

両面実装とは、M.2 SSDの基盤の両面にメモリーが積まれている商品のことです。

両面にメモリーが積まれただけ厚くなるため、ケースによってはメモリーが入らない場合があります。

古いSATA接続M.2 SSDは端子の切り欠きの位置が現在普及しているケースと異なるB Keyとなります。

商品の数が少ないので選択に苦労します。なのでM Key、B&M Keyを選ぶようにしましょう。

おすすめのケースをご案内します。

Anker PowerExpand M.2 SSD ケース

Anker PowerExpand M.2 SSD ケース (SSD別売り) NVMe SATA M key B&M key 2TB USB-C USB 3.1 Gen2 10Gbps 2230 2242 2260 2280 SSD対応 外付けケース

メリット

デメリット

  • NVMe、SATA両方に対応
  • SSDのサイズを選ばない
  • 付属のケーブルがしっかりしている
  • ドライバーなしでフタの開閉ができる
  • 両面実装基板には非対応
  • やや厚みがある
  • SSDの装着にドライバーが必要

UGREEN M.2 SSD 外付けケース M.2 SSD ケース

UGREEN M.2 SSD 外付けケース M.2 SSD ケース NVME/PCIE専用 USB-C 3.1 Gen2接続 Thunderbolt 3互換 UASP対応 10Gbps高速転送 M.2 2230 2242 2260 2280(M-Key M&B Key)に適用 工具不要 ハードディスクケース 【USB Cケーブル付属】

メリット

デメリット

  • NVMe専用
  • ドライバー設定は不要
  • SSDのサイズを選ばない
  • 留め具で固定できる
  • コスパがいい
  • 長時間使っていると熱い
  • やや厚みがある

トランセンド USB3.1 [M.2 SATA SSD 専用] 外付けケース

最近はNVMe・SATA両用か、NVMe専用がほとんどなので、SATA専用は貴重。

メリット

デメリット

  • SATA専用は貴重
  • 両面実装のM.2 SSD装着可
  • 薄くて重さもわずか41g
  • ケースに戻してネジどめするだけ
  • 転送速度はやや遅い
  • USB-CのUSB 3.1 Gen 1規格に対応

まとめ

最新の高速SSDを外付けメディアとして使うことで作業を爆速にすることができます。

そのためらは正しい商品知識を身につけることが必要です。

  • M.2 SSDには様々なタイプがある
  • 端子形状が大きく三種類ある
  • SSDそのものの大きさが用途によって異なる

以上の点を踏まえ、SSDを選びましょう。

選んだSSDには最適のケースがあるので合わせて購入。

組み立てることで割安の高速外付けSSDが手に入ります。

最強のノートPCに接続すれば出先の喫茶店で4K動画の書き出しも自由自在にできるようになります。