久しぶりにアキバのパーツ店を散策しました。
6TBのハードディスクが一万円を切った価格で売られています。
編集データがゴチャゴチャしてきたので、一念発起してドライブを整理しました。
ドライブ整理に大いに役立ったのがフリーソフト CrystalDiskinfo です。
記憶媒体の健康度をチェック CrystalDiskinfo
CrystalDiskinfo とは、HDD・SSD・USBメモリなどの記憶媒体の状態が確認できるソフトです。
フリーのソフトでパソコンに常駐しないので気楽に使うことができます。
こうしたソフトはどちらかというとゲーマーや自作マニアに重宝されるもので、一般ユーザーにはほとんど無用のソフト。
だからあまり知られていませんが、最近ある分野でよく使われることがわかりました。
それはメルカリです。
型落ちしたハードディスクを売り払おうとメルカリを探すと、かなりの商品にCrystalDiskinfo の画像が添付されています。
よく見ると信頼保証書の代わりのように使われています。
考えてみれば、一旦据え付けられたハードディスクはいくら酷使しても見た目は新品と変わりません。
間違えて故障寸前の中古品を掴まされたとしても区別がつかないのです。
その区別をつけてくれるのがCrystalDiskinfo でした。
CrystalDiskinfo の画像を添付するだけで、商品としてのハードディスクの状態がわかるので消費者としては安心です。
売る側としても、CrystalDiskinfo の表示によっては強気の価格設定ができるかもしれません。
使い方
インストールは簡単です。
CrystalDiskInfo – Crystal Dew World [ja]
公式サイトのをクリックし、インストーラーをダウンロードして解凍します。
起動はその都度Windowsの了解を取る手間がかかりますが、その分安心です。
起動するとすぐにパソコンに接続されている記憶媒体が読み込まれ、情報を見ることができます。
パソコンに複数の記憶媒体が接続されているときは、調べたいドライブを選択します。
健康状態に問題がなければ[正常]と表示されます。
[正常]のアイコンを押すとさらに詳しい状態を見ることができます。偽商品の鑑定にも使える
出品するだけでなく、購入した商品の鑑定にも使えます。
よく使われるのは格安のメモリーカードなどの鑑定です。
通販サイトなどを見ると有名ブランドのメモリーカードがありえないような低価格で出品されているケースをよくみます。
あまりに価格が安い場合は、一応コピー品や不当表示品と疑ったほうがいいです。
コピー品とはブランド名を偽った商品で、中には不良品が混じっていたりします。不当表示品とは速度や容量がでたらめな商品です。
メモリーカードは外見から品質を見極めることが困難なので、自衛策として鑑定ソフトがあると安心です。
まとめ
一家に一台といったら言い過ぎかもしれませんが、知っていると安心のソフトの一つと言えそうです。