PremiereProのモニター下に表示されるボタン。
意外と知られていないませんが、この配列は自由に追加や並び替えすることができます。
自分がよく使う機能を登録しておくと編集がはかどります。カスタマイズに挑戦してみましょう。
ボタンエディター を使いこなす
モニターの下に並ぶボタンの一列。
編集点を確定したり、再生・早送りや巻き戻しをしたりと・・・よく使いますよね。
ほとんどの人は初期設定のまま使いがちですが、実はアイコンボタンにはもっとたくさんの種類が隠されていること知っていますか?
隠れたボタンの探し方、使いこなし方をお教えします。
隠されたアイコンボタンを探すには、画面右下の「プラスマーク」のアイコンをクリックします。
すると、「ボタンエディター」が起動してアイコン一覧が表示されます。
アイコンはモニターの下に並ぶボタンの一列「ボタンアイコン」にドラッグすることで追加することができます。
配置したボタンはドラッグして左右に移動させることで入れ替えることもできます。なので、自分のよく使うアイコンを使いやすい場所に簡単にレイアウトOKです。
アイコン間が狭く感じる場合は「スペース用の空白のアイコン」をボタンの間に並べることでお好みの広さに調節も可能です。
使わないアイコンを削除したくなったら場合は、不要なボタンをマウスでパネルの外にスワイプすることで簡単に削除できます。
元のレイアウトに戻したい時は、ボタンエディター内の「ボタンレイアウトをリセット」しましょう。
デフォルトで非表示にされているボタンの中から機能をご紹介します。
イン点、アウト点を消去
イン点・アウト点とは、範囲を開始する点(=イン点)と終了する点(=アウト点)のことです。すでに設定したイン点・アウト点をクリックすることで消去します。
イン点は、キーボードのI(アイ)、アウト点はキーボードのO(オー)でも指定することができます。指定したら、Deleteキーで消去できます。
イン点、アウト点に移動
希望のシーンの開始点となる時間まで移動します。
前後を再生
前後のマーカーに移動
ビデオをインからアウトに再生
ループ再生
動画の一部を繰り返し再生するために必要なボタンです。別記事にまとめました。
VRビデオ表示を入れ替え
グローバルFXミュート
シーケンス全体のエフェクトを一時的にOFFにする機能です。
なぜこれが便利かというと、色補正やエフェクトなどを無視して素早くプレビューしたい時に、再生が重くならずに済むからです。細かい部分は置いておいて、全体の流れや全体像を確認したいときに使っています。
【作業効率アップ】「Premiere Pro」の便利な機能リスト(2019年上半期) – eizo.help
定規、ガイドを表示
プログラムモニターをスナップイン
画面上で正確な位置に合わせる時に重宝します。
プログラムモニターをスナップインを選択すると、様々なクリップが、ガイド及びプログラムモニター上の水平垂直の中心線および画面の境界線にスナップするようになります。
比較表示
プログラムモニターを分割表示にすると、同じクリップ内の別のフレームや、他のクリップとの比較表示が可能になります。
イトウ先生のTips note【Premiere Pro CC 2018】比較表示と自動カラーマッチング – デザログ
スペースキー
レイアウトデザインに使うボタンです。ボタンの間に並べることでお好みの広さに調節します。
チュートリアル
動画で機能の概要を学びたい人は、こちらのチュートリアルが参考になります。
「+」ボタンが表示されない
たまに「+」ボタンが表示されないケースがあります。よくある解決策は、メニューの[ウィンドウ][ワークスペース][保存したレイアウトにリセット]です。
環境設定ファイルの破損などが原因で改善しない場合もあります。そんな時は、おかしいなと思ったら(Mac OS 版 Premiere Pro CC)を参考に「B. 環境設定フォルダーの再作成」を行ってみます。
まとめ
PremiereProのモニター下に表示されるアイコンボタンはこれ以外にも色々なものがあります。
隠されたアイコンボタンを探すには、画面右下の「プラスマーク」のアイコンをクリックし、必要なものをドラッグ&ドロップします。
使いこなすと非常に重宝する機能ではないかと思いますので、ぜひお試しください。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 ボタンエディター を書きます。