今回は「プロが絶対にやらない撮影のNG行動」について、少しリアルに、そしてちょっと感情的に(笑)語っていきます。
撮影現場で「うわ、これは絶対あとで泣くやつだ…」ってなる瞬間、あるんですよ。
特に初心者が最初にやりがちな失敗って、どれも「やってしまいがち」だけど「やったら致命的」なんです。
動画撮影 のNG行動7選
1. 三脚を使わずに手持ちで全部済ませようとする
→NG理由:ブレブレで後悔しかしない
「まあiPhoneの手ぶれ補正あるし、手持ちでええやろ!」
これ、99%あとで後悔します。どんなに最新のスマホでも、人間の手は完璧じゃない。
特にインタビュー動画や商品の紹介動画なんかは、安定感=信頼感に直結します。
✅【プロの対策】
三脚 or スタビライザーを常備!安物でも、固定できる道具があれば画が一気にプロっぽくなります。
2. 照明を使わず、自然光だけで撮影
→NG理由:光は気まぐれ。曇る・逆光・時間でブレる
「晴れてるから今日は光いけるでしょ!」って、甘い!
時間帯や角度で全然変わります。逆光で顔が真っ暗とか、明るさバラバラとか、編集地獄です。
✅【プロの対策】
ソフトボックスやLEDパネルライトなど、「自分で光を作れる道具」は必須。自然光に頼りすぎない!
3. 音を気にせず撮る
→NG理由:ノイズはあとで消せない!
よくあります。「家の中だから大丈夫でしょ?」って思って撮ったら、
冷蔵庫の「ヴ〜〜ン」とか、隣の部屋のテレビの音とか、ガッツリ拾ってる…。
✅【プロの対策】
ピンマイク or 外部マイクを使う+録音環境を整える。
「音は画より大事」と言っても過言じゃありません!
4. ホワイトバランスをオートにしたまま撮影
→NG理由:色がコロコロ変わる。プロっぽくない!
スマホや一眼のオートWBは優秀ですが、「撮影中に色温度が変わる」という恐ろしい罠が…。
✅【プロの対策】
撮影場所の光に合わせてマニュアルで固定。これだけで一気に映像が引き締まります。
5. 撮影前に設定をチェックしない
→NG理由:設定ミス=撮り直し or 大損失
画角がズレてる、フレームレートが24fpsじゃなかった、フォーカスが甘かった…。
撮ってからじゃ遅いんです。
✅【プロの対策】
毎回撮影前にチェックリストを使って設定を確認。慣れてきても油断禁物!
6. 撮影後、すぐに確認しない
→NG理由:編集し始めてから気づく地獄のミス
「ちゃんと撮れてるだろう」と思ってたら、ピントがずっと背景に…。
あるあるですが、精神的ダメージがデカすぎる。
✅【プロの対策】
撮影直後に必ずプレビュー!撮り直しできるうちに修正!
7. 編集で直せばいいや、と思って雑に撮る
→NG理由:直せません。編集は魔法じゃない。
「暗いけど明るくすればいいっしょ!」
「ブレてるけどスタビライザーでなんとかなるっしょ!」
→全部、なりません。編集はあくまで「補完」であって「変換」ではない!
✅【プロの対策】
「編集しやすい素材を撮る」が大前提。雑に撮った映像は、プロでも救えません。
撮影は“下準備”と“気配り”がすべて!
正直、これらのNG行動は「知ってたら防げる」ものばかりです。でも、知らないと痛い失敗になる。
僕自身も昔は何度もやらかしました。撮り直しできない仕事現場で、冷や汗かいたこと、何度もあります…。
撮影は準備と確認が9割です。機材や設定だけじゃなく、「どんな映像を撮りたいか」も頭で描いておくのが大事。
最後に:プロは、細部をサボらない
プロの撮影って、カメラのスペックとか編集テクニック以上に、「丁寧に撮る」ことが最大の武器なんです。
初心者こそ、この「丁寧さ」を意識するだけで、一気に動画が変わります。
「うわ、これ自分やっちゃってた…」という方。
それ、今日から直せばOKです。失敗した分だけ、動画はうまくなります!
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 動画撮影 のNG行動7選を書きます。