【動画編集歴20年が語る】プロが絶対やらない 動画編集5つのNG

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 プロが絶対やらない 動画編集5つのNG を書きます。

最近ほんと、編集してる時間より目薬探してる時間の方が長い気がするんだけど(笑)、今日はそんな疲れた目でもついつい「書きたくなる」テーマ。

『プロがやらない動画編集のNG集』について、ゆるっと本音で語らせてください。

正直、最初のうちは誰でもやりがちなんだけど、これやってると「なんか素人感あるな…」って、プロの現場だとすぐバレます。

で、視聴者にも伝わっちゃう。映像のクオリティって、そういう“見えない空気”にも出るんだよね。

ということで、実体験から「これはやらんよね〜」っていう編集NG、5つにまとめてみました。

プロが絶対やらない 動画編集5つのNG

1. BGMを音割れギリギリまでぶち上げる

うん、気持ちはわかる。

BGMがノってるとテンション上がるし、盛り上げたい気持ちもある。

でもね、BGMが主役になると、視聴者は“疲れる”んだよね。

とくにYouTubeとか、ナレーションメインの動画でBGMがガンガンだと、何言ってるか入ってこないのよ。

しかも、スマホで観る人ってイヤホンしてること多いじゃん?

その状態でBGMがドーンってきたら…そりゃ離脱するわけですよ。

プロは音量の“重ね方”をめちゃくちゃ気にします。

ナレーションとBGMの音域がぶつからないように、EQ(イコライザー)でちゃんと処理したり、環境に合わせて音圧調整してます。地味だけど、超大事。

2. テロップのフォントが“お祭り状態”

たまに見かけるのが、1本の動画の中に3種類以上のフォント使ってるやつ。

明朝体にゴシック、丸ゴに筆文字……いや、テーマどこ行った?ってなるやつ。

たしかに、フォントって楽しい。

使ってるだけで「映像やってる感」出るし、目立たせたくなる。

でも、映像の世界では“フォント=空気感”なんだよね。

たとえば「高級感」を出したいときにポップなフォントは使わないし、逆にバラエティ風にしたいのに明朝体だと“先生の授業”みたいになっちゃう。

プロは、基本1~2種類で統一感を出す

あえて崩す時は、ちゃんと「意味」がある

なんとなくじゃなくて、「このフォントは“笑い”を狙ってます」っていう意図があるのよ。

3. カットが“パッパパッパ”速すぎ問題

「テンポ重視!」って言って、0.5秒とか1秒で切り替わる映像、最近めちゃくちゃ多い。

でもね、テンポ早い=編集うまい、ではないんよ。

人の“理解速度”って限界があるから、情報を詰めすぎると、逆に何も入ってこなくなる

たとえば、料理動画とかで食材名とレシピが秒速で出て消えるやつ、見てて焦らない?

しかも“目が追いつかない+読む前に消える”っていう二重苦。

プロは“テンポ”より“伝えるリズム”を意識してる。

画面の余韻、言葉の間、視線の動き——そこまで計算してカットするから、観てて気持ちいいし、理解しやすい。

「気づいたら最後まで観ちゃってた」っていう動画って、実は“ゆっくりしてる”んだよね。

4. 色調補正が“インスタフィルター”

編集初心者あるあるなんだけど、LUT(色味プリセット)に頼りすぎる問題ね。

たしかにLUT使うと、いきなり映画風になった気がしてテンション上がる。

でも、そのまま当てただけだと色が破綻すること多いんだよね。

特に顔が紫になってたり、空が緑っぽくなってたり…うん、やばい。

プロは、LUTを使っても微調整が命

肌のトーンを保ちつつ、背景の色をコントロールする。

あと、ジャンルや媒体に合った色に仕上げるのも大切。

インスタ用のオシャレ動画と、企業VPじゃ求められるトーンが全然違うしね。

LUTは「味付け」くらいに思って、“素材そのものを活かす”っていう考え方がプロっぽさにつながります。

5. 効果音・SEを「とりあえず全部に入れる」

「ジャン!」とか「ポワーン」とか、「効果音つけとけば盛り上がるでしょ?」ってやつ。

いや、気持ちはめっちゃわかる。俺も昔やってた(笑)

でも、すべてのアクションにSE入れちゃうと、逆にウザくなるんよ。

たとえるなら、全部の料理にマヨネーズかけるみたいな感覚。

プロは、“音を引く勇気”を持ってます。

あえて無音にすることで緊張感を出したり、

間を作ることで、音のインパクトを際立たせたり

あと、素材の質にもこだわる。

無料サイトのSEばかり使ってると「聞いたことあるなこれ…」ってバレるので、有料ライブラリも検討したいところ

まとめ:編集って「引き算」が上手い人がプロ

正直、僕も最初は「盛れば盛るほどすごい」と思ってた。

でも、今は真逆。

“必要なものだけを丁寧に残す”っていう考え方に変わってから、編集の質がグッと上がった。

動画編集って、料理に似てると思ってて。

調味料いっぱいかけると最初はインパクトあるけど、飽きる。

でも素材を引き立てる味付けができたとき、「あ、プロだな」って思われるんだよね。

これを読んでくれてるあなたが、もし編集をもっと上手くなりたいと思ってるなら、

「引き算の編集」、今日からちょっと意識してみてください。

きっと、仕上がりが変わるから。

以上、「プロがやらない動画編集の5つのNG」でした!

目、乾いたな〜ってときは…目薬の話もまた今度しましょう(笑)

それじゃ、また。