動画制作がうまくいかない時、よくある原因の一つが録音です。
音声マンの視点から書かれた、動画のクオリティを上げる秘伝書をご紹介します。
録音のトラブル 解決「録音ハンドブック」
動画制作をする人はどうしても映像に関心が向きがちです。
持てるパワーやリソースの八割方を映像に費やしてしまいがちです。
高性能なカメラやレンズ、編集設備や演出と、知識や技術の習得も映像に傾きがちです。
ところがそんな映像の専門家にかぎって、マイクの指向性などの知識や使い方に疎い人が目立ちます。
目で見て分からない、技術の世界だからといってしまえば身も蓋もありません。
ちょっと勉強すれば映像のクオリティを格段に上げてくれるのが音の世界です。
快適な音が手に入れば動画制作が数倍楽しくなるはず。
壁にぶち当たる前に一読をお勧めしたい本です。
粛々と音質を上げていく(録音ハンドブックすごくよかったのでおすすめ) pic.twitter.com/aPb4yOYEqF
— 下島健太 (@shimojik) November 5, 2020
すげぇ本が届いた!!
— ハルカ (@mharuka1) October 28, 2020
録音ハンドブック
今まで分からなかった、知りたかったことが、パラパラッとめくっただけで100点の答案用紙みたいに、ぜんぶ模範解答が書いてある。
草生えるwどころか、ひれ伏したい。
勉強します。 pic.twitter.com/fIuX0N6Cif
音づくりの秘密
本書の評価のポイントは、実戦で働いてきた音声担当者が、その体験談をもとに音作りの工夫をまとめた所にあります。その場その場で最適解が異なる録音の現場では、機材や録音技術を生身の人間が経験で身につける職人の世界です。言語化されることの少ない職人の知恵と工夫がこの本に凝縮されています。
妥協の許されない音の世界にも、最低限これだけ押さえて置けば失敗しないという合格ラインは存在します。そうした合格ラインを知らないでいると苦労します。初心者向けに撮影の勘所を解説してくれます。
桜風 涼さん
1965年生 慶応義塾大学卒 日本児童文芸家協会会員 映像・録音M Aの会社・株式会社ナベックスを経営。録音技師。童話アニメーションでソネット・クリエーターガレージの最優秀賞。 劇場映画「ベースボールキッズ」で2003年文部科学省選定作品。テレビ番組、Vシネなどで活躍中。著書に、EDIUS Pro 3 マスターブック(ソフトバンククリエイティブ)、 Premiere6テクニックバイブル(ソフトバンク)、LightWave3D テクニックバイブル(ソフトバンク)など多数。
まとめ
カッコイイ映像が撮影できても、音がうまく録れていないと評価はがた落ちです。
放送局で働いている時は優秀な音声マンに助けられました。
独立して一人で撮影編集していると、音声マンのありがたさが見にしみてわかります。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 録音のトラブル を書きます。