フォーマットが決まった動画を毎回作り直すのは大変です。そんな時は動画を雛形にしてしまうと楽です。
CapCutデスクトップ版には初めての方にも簡単にできるようなオリジナルのテンプレート機能が用意されています。この記事ではテンプレートの作り方を解説します。
CapCut オリジナルのテンプレートを作る方法
CapCutデスクトップ版でテンプレートを作る手順
1. 新規プロジェクトを作成する
• CapCutデスクトップ版を開き、「新しいプロジェクト」を選択します。
• テンプレートのベースとなる動画や写真をタイムラインにドラッグ&ドロップしてください。
2. メディアを配置する
• タイムラインに入れた動画や画像を適切な順番で並べ、編集を開始します。
• 必要に応じて複数のクリップをつなげたり、画像を追加したりすることで、テンプレート全体の流れを決めましょう。
3. エフェクトやテキストの追加
• 左側の「エフェクト」メニューからお好みのフィルターやエフェクトを選択し、タイムライン上の各クリップに適用します。
• テンプレートのスタイルに合わせたテキストを挿入する場合は、左メニューの「テキスト」ボタンをクリックします。
• フォントや色、サイズを調整して、タイトルやキャプション、その他のテキストを追加します。
4. アニメーションやトランジションの適用
• スムーズな動画のつながりを作るために、各クリップ間にトランジションを追加します。トランジションは「トランジション」メニューから選び、クリップ間にドラッグ&ドロップするだけで簡単に適用できます。
• また、個々のクリップにアニメーションを追加することで、動きのあるテンプレートが作成できます。
5. 調整レイヤーで色味を統一する
• 色の調整は、テンプレート全体に統一感を持たせるのに重要です。
• 「カラー」メニューから明るさやコントラスト、色温度を調整し、テンプレートのスタイルに合った色味にしましょう。
6. オーディオを追加する
• テンプレートに音楽や効果音を追加したい場合は、「オーディオ」メニューから音楽ファイルを選択し、タイムラインに配置します。
• 音楽は著作権に注意し、フリーの音源や購入した音源を使用するようにしましょう。
7. テンプレートとして保存する
• 編集が完了したら、テンプレートとして保存します。
• 「エクスポート」を選択し、保存する際にわかりやすい名前を付けてテンプレートとして管理できるようにします。
ポイントと注意点
• ファイル管理をしっかり:テンプレートに使う動画や画像、音楽ファイルは、後から見返せるように整理して保存しておきましょう。
• テキストの編集が簡単なテンプレートにする:後から使いやすいように、テキストやエフェクトは自由に編集できるようにシンプルに構成しておくと便利です。
• ブランドカラーやフォントの統一:独自のブランドカラーやフォントがある場合、それを使って統一感を持たせると、オリジナリティが際立ちます。
これで、CapCutデスクトップ版を使って、誰でも簡単にオリジナルテンプレートを作成できます。独自のテンプレートを作っておくと、後々の編集がスムーズに行えます。
作成したテンプレートを使うことで、同じデザインやスタイルを維持しながら新しい動画を簡単に作成することができます。ここでは、CapCutデスクトップ版で保存したテンプレートを使って、効率的に新しい動画を作成する方法をご紹介します。
CapCutでテンプレートを使用する手順
1. プロジェクトを新規作成する
• CapCutを開き、「新しいプロジェクト」を選択します。
• 先ほど保存したテンプレートを使いたいプロジェクトで、新しい動画を作成します。
2. テンプレートを呼び出す
• 左メニューまたはプロジェクト内の「メディア」メニューから、以前作成したテンプレートをインポートします。
• テンプレートのファイルをタイムラインに配置すると、テンプレートの構成やデザインが反映されます。
3. クリップの差し替え
• テンプレートの映像や画像クリップを新しい素材と差し替えていきます。
• 差し替えたいクリップを選択し、ドラッグ&ドロップで新しいクリップを上書きすることで、テンプレートのレイアウトを保ちながら動画の内容を変更できます。
4. テキストやエフェクトを編集
• テキストやエフェクトも自由に変更可能です。例えば日付やタイトルを新しい内容に更新し、ブランドカラーやフォントを統一してカスタマイズします。
• 「テキスト」メニューで文字を編集し、新しい内容に書き換えましょう。
5. カラーやエフェクトを微調整
• テンプレートに保存されている色味やエフェクトも、プロジェクトに合わせて微調整できます。
• 「カラー」や「エフェクト」の設定を選択し、プロジェクトに最適な雰囲気に整えましょう。
6. 音楽や効果音を入れ替える
• テンプレートに音楽が含まれている場合も、簡単に差し替えができます。
• 新しい音楽や効果音をプロジェクトに合わせて挿入し、動画のテーマに合った音楽を使いましょう。
7. エクスポートして完成
• 編集が完了したら、「エクスポート」ボタンをクリックして動画を保存します。
• 保存したテンプレートを使って同じスタイルの動画を何度でも簡単に作成できるので、次回以降も短時間で動画制作が可能です。
テンプレートの活用ポイント
• 定期的な投稿に便利:ブランドやコンテンツの統一感を保ちながら、定期的に投稿するシリーズ動画などに最適です。
• 効率的な編集:テンプレートを利用することで毎回一から編集する手間が省け、時間を大幅に節約できます。
• クリエイティブなカスタマイズ:テンプレートを基にして細かく調整しながら、新しいエフェクトやスタイルを試すことも可能です。
まとめ
CapCutデスクトップ版でテンプレートをうまく活用することで、より効率的に一貫したデザインを持つ動画を作成できるようになります。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 3D CapCut を書きます。