【Pr】 ワークスペースを元に戻す 方法Premiere Pro

ワークスペースを元に戻す
フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 動画【キーワード】を書きます。

自分なりに使いやすく配置したPremiere Proで操作パネル。

うっかりレイアウトを削除して慌てたことってありませんか。

元に戻す方法がわからくて初めからセッティングし直す初心者も多いのではないでしょうか。

ワークスペースを使いこなせるようになるだけで、動画編集の効率が爆上がりします。

簡単な解決方法をおしえます。

元のワークスペースに戻す 方法

ワークスペースとはPremiere Proを起動すると現れる編集画面のこと。

カスタマイズできるのを知らない人が(私も含めて)結構います。

ワークスペースとは、編集に必要な素材や道具などを画面上に並べてくれる「作業机」のようなものです。

初心者が戸惑うのは、ワークスペースのレイアウトが一つではないこと。

なので作業のたびにテンプレートを切り替えることが多く、結構時間をロスしました。

普通ソフトの画面はホーム画面のように基本となるレイアウトが決まっていますが、Premiere Proのワークスペースは自由に見た目を変えることができます。

そのため、間違ってレイアウトを変えたり、パネルと呼ばれるツールブロックを消してしまって元に戻れなくなることがあります。

よくあるCtrl+Zのようなショートカットキーも使えないので結構迷います。

ワークスペースの操作方法を学び余計な手間を省きましょう。

ワークスペースの保存

Premiere Proのワークスペースとは「作業机」のようなものです。

作業の目的によって作業机のデザインは使いやすいものにした方が効率的です。

なので、Premiere Proには様々なワークスペースの雛形が用意されています。

[ウィンドウ][ワークスペース]をクリックして、14通りのワークスペースから選ぶだけ。

ワークスペースは使いたい[パネル]を追加したり削除したりすることができます。

レイアウトも自由に変えることができます。

こうして作った自分が使いやすいワークスペースは[新規ワークスペースとして保存]をクリックすることで保存できます。

ワークスペースの保存先は

adobeのソフトはそのまま保存すると特定のフォルダに保存されてしまいます。

C:/Users/<ユーザ名>/Documents/Adobe/Premiere Pro/8.0/Profile-<ユーザ名>/Layouts

保存フォルダは深いところにあって扱いにくいので用途に応じて変更しましょう。

ワークスペースの[パネル]を消してしまったりして困ったら[ワークスペース]に戻ることを覚えましょう。

[ワークスペース]を初期状態にもどす

[ワークスペース]のレイアウトを戻せなくなって困ったら、まず覚えておきたいのが初期状態にもどすこと。

途中の作業は消えてしまいますが、はじめからやり直す方が早い場合に選択します。

[ワークスペース]を開きます。

一覧表には14通りのワークスペースデザインが並んでいるので、その中からそれまで使っていたものを選びクリックします。

すると、ワークスペースが表示されます。

[ワークスペース][保存したレイアウトにリセット]で元に戻す

自分がよく使うワークスペースを保存して使っている場合は、そのワークスペースに戻ることができます。

メニューバーの[ウィンドウ][ワークスペース][保存したレイアウトにリセット]をクリックします。

レイアウトリセット方法

ワークスペースの整理術

ワークスペースを効率的に使うには、自分がよく使うツールだけ表示するのがコツです。

音声を使わない動画を編集するのに[音声パネル]が表示されたままだったり、素材を選択し終わった編集に[素材パネル]が見えたままというのでは、限られた編集画面が狭くなります。

そのため、使わないパネルは削除したり、使いやすい位置や大きさに変えた方が効率的です。

いらないパネルをワークスペースから削除する

不要なパネルは右クリックもしくは、パネル名の横の[≡]をクリックしてメニューを開きます。

[パネルを閉じる]をクリックするとパネルを消去する事ができます。

面倒な人は、不要なパネルをマウスで長押ししながらPremiere Proの画面外に持っていくとパネルが分離して消すことができます。

ワークスペース内でパネルの位置を移動、サイズ変更させる

[パネル]を自分好みのレイアウトにしたいときは、マウスでパネルを並び替えることができます。

例えば画像のタイムライン部分を左上に配置したいときは、移動させたいパネルをクリックしたまま、移動させたい場所にドラッグします。

すると移動させたい場所の画面の中に枠ができます。

枠には上下左右の目印となる枠ができます。

マウスで移動したい枠を指定すると色が変わります。

そこでドロップとその位置にパネルが移動します。

注意したいのは、誤って移動した場合Ctrl+Zのショートカットキーでは元に戻らないこと。

Ctrl+Zを使うと編集中の素材をデリートしてしまうため注意が必要です。

サイズの変更は、パネルの上下左右を選択しマウスで任意の場所まで引っ張ればサイズ変更できます。

[パネル]を独立させる

[パネル]をPremiere Proの[ワークスペース]から切り離して独立させることもできます。

この作業は[ドッキング解除]と呼ばれます。

[ドッキング解除]するには、上記のパネル移動の応用でできます。

マウスで移動先を[ワークスペース]の外側に持っていくと、パネルがワークスペースから分離します。

ドッキングの解除方法はパネル名の横の[≡]をクリックして[パネルのドッキングを解除]を選択しても可能です。

これでドッキング削除により、パネルは浮かんだ状態になりました。

元に戻したい時は、パネルの名前の部分をクリックしたままドッキングさせたい場所にドラッグ&ドロップします。

ワークスペースにパネルを追加する

ワークスペースに追加したいパネルがあれば、メニューから[ウィンドウ][追加したいパネルの名前にチェックを入れる]をクリックするとワークスペースに追加することができます。

ワークスペースおすすめ設定

ワークスペースのデザインは作業内容次第で人様々なので、これがベストというものはありません。

しかし、経験則から最低限必要なツールや配置は決まっています。

プログラムモニター

編集に欠かせないツールです。大体画面上の右寄りに置かれていることが多いです。

タイムライン

時間軸に沿ってクリップを並べたり、編集ツールでカットやエフェクトを加えることができるツールです。料理に例えると調理台のような位置付けです。

画面下右寄りに配置され、カットや文字などのツールが左、音声の編集につかうオーディオメーターが右端についている場合が多いです。

エフェクト

タイムラインに並んだ素材に対してかけることのできるエフェクトが並んでいるパネルです。道具入れといった機能を持つもので、[エッセンシャルグラフィックス][Lumetriカラー]などが入っています。

エフェクトの中身は[ウィンドウ]から追加削除ができます。なので、使わないものは削除して見た目をシンプルにすることも可能です。

レイアウトは画面どこにおいても問題ありませんが、一般的には上部画面右に置かれていることが多いようです。

初心者はよく似た名前の[エフェクトコントロール]と混同しないよう注意しましょう。

エフェクトコントロール

エフェクトの数値を操作するパネルです。ここでは素材の位置や不透明度なども操作できます。

一般的には画面左上に配置されていることが多いようです。

人によっては[エフェクト]と[エフェクトコントロール]を同じパネル内に置いて切り替える場合もあるなど使い方は自由です。

まとめ

  • Premiere Proでは自分の使いやすいようにワークスペースのレイアウトを変えることができます
  • レイアウトを変えるにはマウスでドラッグ&ドロップするだけ
  • 元にもどしたくなったら[保存したレイアウトにリセット]を選択します

Premiere Proの操作パネルは非表示にすることができます。消したり移動させたしたくない時は非表示する方法もあります。誤ってパネルを移動させてしまったり、非表示にしてしまって困ったら参考にしてください。

自分なりの編集環境を作って作業効率アップにつなげましょう。

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