DaVinci ResolveでInstagramやTikTokなどのスマホ用縦型動画を作りたいと思ったことはありませんか?
この記事では、DaVinci Resolveで簡単に縦型動画を設定する方法について解説します。
プロジェクトの設定で解像度を変更するだけで、縦型動画を作成することが可能です。
縦型動画 のサイズ設定方法
公式サイトからダウンロードできます。
DaVinci Resolve 19 | Blackmagic Design
DaVinci Resolveでは、縦型動画を作成するための設定方法が3つあります。
1. プロジェクト設定から設定する方法
1. メニューバーの「ファイル」から「プロジェクト設定」を選択し、「マスター設定」に進みます。
2. 「タイムラインフォーマット」にて、通常「1920×1080」などの解像度が表示されていますが、これを「カスタム(Custom)」に設定し、**解像度を横「1080」、縦「1920」**に入れ替えます。
3. これで、横長だったタイムラインが縦長のフレームに変わり、縦型動画の作成が可能になります。
ポイント: 横動画素材の場合、縦型フレームに合わせてトリミングをするか、上下に黒枠をつける方法も検討できます。
2. エディットページから設定する方法
1. エディットページで「プロジェクト設定」を開き、「タイムライン解像度」を「1080×1920」に設定します。
2. 素材を縦動画フレームに合わせるには、タイムラインのクリップを選択し、「インスペクタ」で「ズーム」や「位置(Position)」を調整し、フレーム内に収めます。
ポイント: こちらの方法でも、横型動画の一部をトリミングするか黒枠を残すかを選ぶことができます。
3. カットページから設定する方法
1. カットページのビューア右上にあるドロップダウンメニューから「カスタムオプション」を選択し、「タイムライン設定」パネルを表示します。
2. 「ポートレート1080×1920」を選択して縦型の解像度に設定します。
この設定も、横長動画の素材は一部をトリミングするか黒枠を残して編集することで縦型動画の形式に対応できます。
トリミングとスマートリフレーム機能の活用
縦型フレームに全画面表示させたい場合、横長動画を一部トリミングすることで画面に収めることができます。
DaVinci Resolveではスマートリフレーム機能を使うことで、自動的に人物を中心に配置し、トリミングの手間を省くことが可能です。
詳しくはこちらの記事を参照ください。
ただし、スマートリフレーム機能には以下のような注意点があります:
• 複数人物がいる場合、意図しない人物にフォーカスすることがある。
• カメラの動きが激しい場合、自然な見せ方が難しいことがある。
改善ポイント: スマートリフレーム機能で自動調整をした後、不自然な部分は手動で微調整することで、編集の効率が向上します。
まとめ
DaVinci Resolveを使えば、簡単な設定変更でスマホ向けの縦型動画が作成できます。縦型フレームの設定方法をマスターし、スマートリフレーム機能も活用することで、編集の効率を高めましょう。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 縦型動画 を書きます。