手持ち撮影した動画がブレていて困ったことありませんか。
最近のスマホには強力な手振れ防止機能が加わっています。
それでも手ブレは極力抑えたいものです。
そこで使いこなしたいのが編集ソフトのスタビライズ機能です。
AIが画像を解析して揺れを補正してくれます。
ワープスタビライザー の使い方
最速の方法はたったツーステップで補正できます。
手ブレを補正したいクリップをタイムラインの上に載せます。
[エフェクト]の[ワープスタビライザー]をマウスでクリック。補正したいクリップの上にドラッグ&ドロップします。
するとPremiere Proが「バックグラウンドで分析中」と考え始めます。
「スタビライズしています」という表示が消えると手ぶれ補正が完了です。
試写してみて問題があるようなら、高度な補正を行います。
補正処理に時間がかかる場合の時短法
ワープスタビライザーはメモリを多く使います。
他の作業も並行してできますが他の作業に支障が出るかもしれません。
非力なPCでスムーズに補正するには、補正をしたい部分だけクリップをカットして切り抜いたクリップのみにスタビライザーを適用します。
高度な補正法
ワープスタビライザーにはさらに高度な機能が加わっています。
[ワープスタビライザー]をエフェクトコントロールパネルで開くと細かな設定画面が見えます。この中に
- 「結果」
- 「滑らかさ」
- 「保管方法」
- 「スケール維持」
という四つの項目があります。
この項目を調整することでさらに細かく画面のブレを調整することができます。
結果には「滑らかにモーション」と「モーションなし」の項目があります。
可能な限りブレをなくしたい場合は「モーションなし」を選択します。
ブレの感じを残しながらいい感じに動きをつけたい場合は「滑らかにモーション」を選択した上で、「滑らかさ」の項目を開き、数値を調整します。
ブレを抑えたければ「滑らかさ」の数値は大きくします。
ブレ大きくしたい時は数値をゼロに近づけます。
「補完方法」とはブレの補正と引き換えに損なわれる動画の損失をできるだけ抑えるための手口です。
編集でブレを抑えるには、ブレに合わせて画面全体を動かすことであたかも揺れていないように見せかけることができます。
しかし、こうすると画面の境界線が見切れてしまいます。
この「画面の見切れ」問題を解決するのが「補完方法」と「スケールの維持」です。
もっと詳しく調整したい人はこちらの記事が参考になります。
Premiere Proで手ぶれ補正するやり方【ワープスタビライザーの使い方を解説】 | Btuber:独学で動画制作を習得する
まとめ
スタビライズ機能は編集ソフトにより様々です。
DaVinci Resolveでは「エディット」ページと「カラー」ページから行うことができます。
手ブレ補正 スタビライズ の使い方DaVinci Resolve17 | ぶいろぐ
After Effectsでは補正したいクリップを選択し、エフェクトメニューから[トラッカー]を表示して行います、
【Ae】 ワープスタビライザー機能を使った手ブレ補正 のやり方After Effects | ぶいろぐ
ソフトによって操作方法が違いますが、原理は同じなので習熟しましょう。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 ワープスタビライザー を書きます。