動画制作の引き出しを増やしたければ 他人の作品をひたすら見続けることです。
なぜなら 自分にはない見せ方があることに気がつくからです。
こんなツイートをしました。
動画制作の引き出しを増やしたければ
— フルタニケンジ@動画制作者 (@kenfru3) July 30, 2022
他人の作品をひたすら見続けることです
なぜなら
自分にはない見せ方があることに気がつくからです
引き出しを増やすには
映像視聴を習慣化すること
作った人を見つけ出し
推しになるのも方法です
エンドロールがその手がかりになりますhttps://t.co/1hEenhSFfO
引き出しを増やすにはまず映像の見方を変えること。
具体的にいうと楽しみで見るのではなく、視聴を仕事として習慣化することです。
もちろん楽しくなければ長続きしないので、好きで見続けることが条件です。
映像視聴の姿勢 を娯楽から仕事に変えよう
これはと思った映像作品に出会ったら、誰が作ったのか調べます。
そして、その人の作品を系統を追いながら見続けます。
すると、その作品を作り上げるためにかけられたコストが見えてきます。
いわば、推しになること。
マニアになることでその作品クオリティに達するには何が必要かが見えてくるのです。
私の場合はドキュメンタリーの仕事が多かったので、毎日の仕事が終わり帰宅したあと、録画した動画を見続けました。
浴びるように映像作品を見続けているとそのうち自分の仕事に応用できそうな気づきに出会えます。
気づきとは、自分にはなかった視点やメッセージのこと。
例えていうと大黒柱のような存在感です。
そうした存在感を生み出すことができるのは人間しかいません。
さらに掘り下げるため作った人を見つけ出します。
つまり推しになるのです。
見つけ方はエンドロールがその手がかりになります。
クリエイティブな映像を作りたいならエンドロールのスタッフリストに注目です。
・監督
・アートディレクター
・オフラインエディター
・オンラインエディター(コンポジター)
・モーションデザイナー
キーマンは誰なのかを見つけ出してメモ。
あとは検索して作品を発掘し、分析的に見続けましょう。
映像視聴を習慣化する
映像視聴を習慣化するためには 最先端の映像表現に触れ続けることが手っ取り早いです。
最先端のクリエイターは自分の作品をショーリールにして発信し続けています。
評価の高いクリエイターの作品は流行を敏感に掴んでいます。
定期的に触れ続けられるようにクリエイターのサイトをRSSリーダーに登録し、自分の環境を整えましょう。
- 「LIKI inc.」https://likiinc.com
- 「ALLd.」http://alld.jp
- 「EDP graphic works」 https://edp.jp
- 「Onesal」https://onesal.com
がおすすめです。
デメリットは、映像作品を「好きで見る」から「引き出しを増やすために見る」に変えることになることです。
「あのシーンはこのテクニックを使ったのか」とか
「このカットを作るにはお金がかかる」とか、普通の人のように楽しく見ることができなくなることです。
映像素材を集める
映像制作を続ける上で、不可欠になるのが映像素材です。
映像素材は自前で撮影することもできます。
After Effectsで作ることもできますが、全て自前で揃えることはコスト上不可能です。
時間に余裕がある限り使えそうな素材は目を通し、記憶の中に止めるようにしましょう。
「このシーンにはこのイメージが欲しい」ということが必ずおきます。
そんな時、記憶にとどめておいた映像があると編集の幅が広がる上、時点につながります。
自分のライブラリーとしてすぐ取り出せる場所に留め置くのがベストです。
それができなければ、有料の素材サイトと契約し時間があれば試写をするなどして覚えておくようにしましょう。
私の場合は、有料の素材サイトenvato elementsと契約しました。
筋トレがわりに毎日ショート動画を作ることで素材探しを日課にしています。
撮影する時間もないので使うのはほぼ素材サイトのコンテンツです。
有料素材集のメリットは品揃えと検索利便性に優れていることです。
フリーの動画素材では見つからなかったイメージが豊富で、眺めていると別のシーンに使えそうな素材が見つかるという予期せぬ後利益にも預かれます。
一本の動画を作るため強制的に素材を見る習慣が身につくと編集が楽になるのでおすすめします。
まとめ
動画には様々な要素があります。
- 自分にはない発想や演出に気づかせてくれる動画
- 新しいテクニック解説するために見る動画
- 素材として再利用するための動画
などです。
昔と比べ、ハードの価格が手ごろになったので、その気になれば個人でも小さな映像アーカイブスだって作ることができます。
映像を娯楽から仕事にすることで自分の引き出しを広げましょう。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 映像視聴 を書きます。