【初心者必見】 DaVinci Resolve 20のキーフレーム&カーブエディターの使い方をやさしく解説

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 DaVinci Resolve 20に搭載された新機能「キーフレームエディター」と「カーブエディター」について、初心者さんにもわかりやすく解説していきます!

アニメーションやエフェクトをもっと思い通りに、しかもスムーズにコントロールしたい…そんな願いを叶えてくれるのがキーフレーム&カーブエディターという2つのツールです。

インターフェースが一新!独立した専用パネルとして登場しました!

【初心者向け】DaVinci Resolve 20動画編集がもっと楽しくなる!

キーフレームエディターってなに?

まず「キーフレーム」って聞くと、なんだか専門的で難しそうに聞こえるかもしれません。でも、ざっくり言えば「変化のタイミングを記録するしるし」みたいなもの。

たとえば、映像の中で「ここから文字が少しずつ大きくなる」とか「ここで画面がズームインする」といった動きの起点と終点を設定するツールがキーフレームです。

DaVinci Resolve 20では何が変わったの?

これまでよりも、キーフレームを操作する画面(キーフレームエディター)がタイムラインと独立してパネル化されたので、見やすく、扱いやすくなったんです!

カーブエディターってなに?

次に紹介するのが「カーブエディター」。

これは、さっきのキーフレームの間の動きをグラフのようなカーブで調整できるツールなんです。

たとえば、ズームインする動きに「ぐいっ」と加速をつけたり、「ふわっ」となめらかに止めたりすることができます。

これを「補間(ほかん)」と呼ぶのですが、DaVinci Resolve 20では、このカーブエディターがより視覚的に、直感的に使えるように進化しました。

実際の使い方をやさしく解説!

では、ここからは実際の手順を、やさしくご紹介します!

1. キーフレームエディターを開いてみよう

1. DaVinci Resolveの編集ページを開きます

2. 画面左上の「キーフレーム」タブをクリック!

3. タイムラインの下にキーフレームエディターのパネルが表示されます

ここでは、動画や音声のトラックごとにキーフレームを打つことができます。

2. キーフレームを打ってみよう

1. アニメーションを付けたいクリップを選択

2. たとえば「スケール」や「位置」など、変化をつけたいパラメーターにマウスを合わせます

3. ●アイコンをクリックすると、そのフレームにキーフレームが追加されます!

🔰 ポイント:1つ目が「スタートの位置」、2つ目が「ゴールの位置」。この2つを打つと、間は自動で変化してくれます。

3. カーブエディターで動きをなめらかに!

1. キーフレームエディターの左上にあるカーブのアイコンをクリック

2. 色のついたカーブ線が現れます!これはパラメーターの変化のグラフです

線の上にある「コントロールポイント」(小さな点)を動かすことで、動きのスピードやなめらかさを自由自在に変更できます。

また、ハンドル(棒のようなパーツ)を操作することで、曲線の角度も調整できます。

🔧 裏技:カーブエディターの「複数表示機能」を使えば、他の動きとのバランスもチェックできて便利ですよ!

より便利に使う小ワザ!

必要なトラックだけ表示する:オプションメニュー(三点ドット)から「キーフレームを持つパラメーターのみ表示」がおすすめ!

キーフレームエディターのパネルサイズ:ドラッグして広げられるから、作業しやすい大きさに変えてOK!

不要なキーフレームを削除:対象の●を選んでDeleteキーで簡単に削除できます

まとめ:思い通りの動きが誰でも作れる!

DaVinci Resolve 20のキーフレームエディターとカーブエディターは、動画に“命”を吹き込む魔法のツールです。

しかも今回のアップデートで、初心者でも扱いやすく、作業スペースも広々。

細かい動きの調整や、なめらかなアニメーション作りがとても簡単になりました。

「難しそう…」と思っていたあなたも、今日からぜひチャレンジしてみてくださいね!

最後に:おすすめの活用シーン

  • タイトルやテロップをふわっと表示させたい
  • 映像を自然にズームイン・ズームアウトしたい
  • 動きに緩急をつけてプロっぽく仕上げたい

そんな時には、キーフレーム+カーブエディターの組み合わせが最強です!

この記事が、あなたの動画編集ライフをもっと楽しくする手助けになればうれしいです。